イセキトラクターの買取相場|TJV/TJ/TQ/TH/TG/GEAS/サンライト型式別査定




イセキトラクター(井関農機)の買取相場シリーズ(TJV/TJW/TJ/TQ/TH/TG/TB/GEAS/サンライト/NTA/AT)×馬力×年式×アワー×キャビン/4WD×アタッチメント×状態の7軸で決定。イセキは国内大手3社の一角・四国愛媛(松山)発祥の老舗で、国内中古市場と東南アジア/アフリカ輸出市場の双方で底堅い需要があるのが下支え要因。本ページはイセキ公式農林水産省農林水産技術会議FAMIC古物営業法e-Stat環境省の公的情報と業界一般動向にもとづき、シリーズ別査定区分・年式減価・アワー減額・キャビン4WD加算・海外輸出プレミアム・福岡九州出張査定運用を中立整理しました。

結論:イセキトラクター買取相場は「シリーズ×馬力×年式×アワー×キャビン4WD×アタッチメント×状態」の7軸で決まり、15〜30馬力の小型TB/TG/サンライトはベトナム輸出で底値が崩れにくく、35〜55馬力のTQ/TH/NTAは国内中古需要の中心、60〜90馬力のGEAS/AT帯はアフリカ・東南アジア大型農場の指名買いが入り、70〜130馬力のTJV/TJW大型キャビンは輸出プレミアムがつきやすい。査定額を伸ばす基本動作は①シリーズ・型式・馬力・年式・アワーを整理→②キャビン/4WD・アタッチメントを写真化→③エンジン始動・PTO・油圧の動作確認→④2〜3社で相見積の4ステップ。10年経過で-30〜-50%、アワー2,000時間超で-20〜-35%の累積減額がある一方、不動機でも海外輸出・部品取り需要で値が付くのが農機具買取の特徴です。※ 2026年6月時点。具体相場は日次〜週次で変動するため当日価格は出張査定で確認が現実的。

目次

イセキトラクター買取相場【2026年6月時点】

イセキトラクターの買取相場はシリーズ・馬力・年式・アワー・キャビン/4WD・アタッチメント・状態の7軸で決定。イセキは1926年創業・四国愛媛発祥の井関農機で、田植え機・コンバインを含む水田農機の総合メーカー。中古市場では国内代替需要に加え、ベトナム・タイ・カンボジア・フィリピン・ケニア等への輸出需要が下支え。e-Statの統計でもイセキ製は稲作中心地域で高シェアを維持しています。

表1:イセキトラクター 買取相場サマリー(業界一般・状態並・2026年6月時点)
馬力区分(代表シリーズ) 低〜中価格帯 高価格帯
14〜23PS(TB/TB1/サンライト) 5〜15万円 15〜35万円
18〜30PS(TG/TH) 10〜30万円 30〜65万円
25〜40PS(TH/TQ/NTA) 20〜50万円 50〜110万円
35〜55PS(TQ/NTA/AT) 35〜85万円 85〜170万円
50〜80PS(TJ/GEASキャビン) 60〜140万円 140〜280万円
70〜130PS(TJV/TJW/GEAS大型) 110〜250万円 250〜480万円

上記は状態並・アワー1,000〜1,500時間・キャビン4WD有・5〜10年落ちを想定したレンジ。動作良好・アワー少・主要アタッチメント付きで高価格帯、エンジン不調・アワー多・露天保管で低価格帯に寄ります。20年超でも稼働良好なTJ/GEAS大型は輸出指名で中央値以上で動くケースも珍しくありません。詳細はシリーズ別買取相場トラクター買取相場(Pillar)を参照。

シリーズ別買取相場(TJV/TJ/TQ/TH/TG/TB/GEAS/サンライト/NTA/AT)

イセキのラインアップは大型キャビン(TJV/TJW)・中大型(TJ/GEAS)・中型(TQ/NTA/AT)・小〜中型(TH/TG)・小型(TB/サンライト)の5層。世代を超えて型式名が継承されるため買取査定では世代・馬力・キャビン有無を銘板で確認するのが基本動作。イセキ公式のラインアップ表記と銘板を照合すると型式特定が確実です。

表2:イセキ主要シリーズの位置付け・参考買取レンジ(業界一般・状態並・2026年6月時点)
シリーズ カテゴリ 馬力帯 代表モデル 参考レンジ
TJV/TJW 大型キャビン 70〜130PS TJV753/TJV853/TJV975/TJW93 110〜480万円
TJ 中大型 50〜80PS TJ55/TJ65/TJ75 60〜260万円
GEAS(ジアス) 中大型キャビン 50〜90PS NT5・NT4ジアス/AT5・AT4ジアス 70〜310万円
TQ 中型 35〜50PS TQ23/TQ27/TQ33 40〜130万円
NTA/AT 中型 30〜55PS NTA45/AT459/AT45/AT39 30〜140万円
TH 中型 25〜40PS TH223/TH233/TH243 20〜90万円
TG 小〜中型 18〜30PS TG23/TG27/TG31 15〜65万円
TB/TB1 小型 14〜23PS TB17/TB19/TB21 8〜35万円
サンライト 小型乗用 15〜25PS サンライト17/18/23 6〜28万円

大型キャビン帯(TJV/TJW・70〜130PS)/中大型帯(TJ・GEAS・50〜90PS)

TJV/TJWはイセキ大型ラインの主力で、北海道・東北・北関東の大規模水田、九州の大型畑作、中山間地の作業受託に普及。キャビン標準装備・4WD・パワーシフト構成で、輸出市場では東南アジア・アフリカの大型機械化農場から指名買いが入る価格帯。20年経過機でもアワー1,500h以内なら100万円超で取引される事例があります。TJはキャビン仕様/キャノピー仕様が共存し中規模稲作の主力機。GEAS(ジアス)はキャビン付き高機能機として水田管理機能(オートリフト・自動水平制御)を充実させた世代で、AT5/AT4・NT5/NT4世代に細分化。アタッチメント別加算はトラクターアタッチメントを参照。

中型帯(TQ/NTA/AT・30〜55PS)/小〜中型帯(TH/TG・18〜40PS)/小型帯(TB/サンライト・14〜23PS)

TQ・NTA・ATは稲作中心地域での主力サイズ。1反〜1町規模の家族経営から地域営農組合の補助機まで広く活躍し、輸出ではタイ・ベトナム・カンボジア向けコンテナ積みに適合。TH・TGは中山間地・棚田・小規模畑作の主力で、TG23/TG27・TH223/TH233はベトナム輸出で底値が崩れにくい指名型式。TB・サンライトは家庭菜園・自家用田畑・小規模農家向け入門機。農林水産技術会議が推進するスマート農業の文脈でも、中山間地での小型機の役割は再評価が続いています。

馬力×シリーズ×年式の3次元マトリクス

査定額は馬力を基準値としてシリーズ係数(型式の人気・装備差)×年式係数を掛け合わせて概算する手法が業界一般。具体乗数はヤード・業者・輸出ルートで異なりますが、以下マトリクスが参考になります。

表3:馬力×シリーズ別の年式減価マトリクス(業界一般・キャビン4WD想定・状態並)
馬力/シリーズ 新車5年落ち 10年落ち 15年落ち 20年超
15〜25PS(TB/TG/サンライト) 新車比50〜65% 40〜50% 25〜35% 15〜25%
25〜40PS(TH/TQ/NTA) 新車比55〜70% 40〜55% 25〜40% 15〜30%
40〜55PS(TQ/AT/NTA) 新車比60〜70% 45〜55% 30〜45% 20〜35%
50〜80PS(TJ/GEAS) 新車比60〜75% 50〜60% 35〜50% 25〜40%
70〜130PS(TJV/TJW/GEAS大型) 新車比65〜75% 55〜65% 40〜55% 30〜45%

同じ年数でも馬力が大きいほど・キャビン付き上位グレードほど残価率が高く、輸出指名型式(TJV・GEAS・TJ)は20年超でも30〜45%レンジを維持。小型機は10年で40〜50%、20年で15〜25%と減価がやや急。比較対象はクボタヤンマー三菱

年式減価メカニズム(5年/10年/20年)

年式減価は(1)エンジン主要部品の経年劣化、(2)電装系・センサー類の信頼性、(3)油圧系シール類の劣化、(4)タイヤ・ベルトの交換サイクル、(5)排ガス規制適合性の5要因が複合的に効きます。法定耐用年数は7年ですが、イセキ製は適切な整備で10〜20年稼働が前提の設計のため、市場残価率は耐用年数より緩やかに低下します。

表4:年式別の残価率と中古市場での扱い(業界一般・状態並・2026年6月時点)
経過年 残価率目安 中古市場での位置
3年以内 新車比70〜85% 準新車扱い/キャビン無傷・電装良好で高値
5年落ち 55〜75% 国内中古市場の中核帯/代替需要強い
10年落ち 40〜60% 国内中古+輸出が拮抗/状態次第
15年落ち 25〜50% 輸出比率が上昇/部品取り需要も寄与
20年超 15〜45% 輸出指名・部品取りが主/TJ/GEASは中央値に近づく
30年超 10〜30% 輸出または部品取り/鉄スクラップ重量分の底値あり

イセキは排ガス規制対応世代の切替えが2010年代に進み、規制適合機の流通価値が高まる一方、規制非適合の旧型機も輸出先国の規制次第で需要継続するため一律に減価が進むわけではありません。20年超でも輸出ルートで価格が維持されるのが農機買取の特徴で、廃機扱いになる前に査定確認するのが基本動作。減価償却は農機具の減価償却を参照。

アワーメーター段階別の影響

稼働時間はアワーメーターで計測し乗用車の走行距離に相当。アワーは500h/1,000h/2,000h/3,000h+の4段階で減額カーブが変わるのが業界一般動向。

表5:アワーメーター段階別の減額影響(業界一般・状態並)
アワー区分 減額影響 備考
〜500h 減額なし〜-5% 準新車扱い/個人農家の自家用に多い水準
500〜1,000h -5〜-15% 標準帯/国内中古の中核
1,000〜1,500h -10〜-20% 5〜8年使用の標準/許容範囲
1,500〜2,000h -15〜-25% 中古市場の主要帯/要動作確認
2,000〜3,000h -20〜-35% 輸出比率上昇/キャビン状態と要相関
3,000h超 -30〜-45% 輸出または部品取り/オーバーホール履歴で評価可

アワーは移動/作業を区別しない積算のため運搬移動が長い経営体では伸びがち。稲作中心で年間100〜200h程度なら10年経過でも1,000〜2,000h台に収まり評価が安定。オーバーホール履歴・主要部品交換履歴がある場合は提示で減額幅を圧縮できます。長期保管・露天保管はアワー以外の劣化要因として別途減点対象。FAMICの農機検査基準でもアワーは安全性評価の主要指標です。

キャビン・4WD・アタッチメントの加算

査定額の加算要素で最も影響が大きいのがキャビン・4WD・主要アタッチメント。3要素の有無で30〜80万円の差が出るのが業界一般。輸出市場ではキャビン付きが大型農場向けに好まれる一方、東南アジア小規模圃場向けはキャノピー仕様も需要があり市場ごとに評価軸が分かれます。

表6:装備・アタッチメント別の参考加算額(業界一般・状態良好)
装備・アタッチメント 参考加算額 備考
キャビン(密閉・エアコン付き) +25〜80万円 中大型機ほど加算大/無傷が条件
キャビン(密閉・エアコン無) +15〜40万円 中型帯で人気
キャノピー(簡易屋根) +3〜10万円 小〜中型/輸出向けにも需要
4WD(前輪駆動) +10〜35万円 2WD比で輸出評価大幅優位
パワーシフトトランスミッション +8〜25万円 TJV/GEAS上位グレードに多い
フロントローダー(純正/互換) +15〜45万円 装着可能型式は需要安定
ロータリー(耕運機) +5〜20万円 幅・型式で変動
畦塗機 +8〜25万円 水田主体地域で需要強い
サブソイラー/プラウ +5〜15万円 畑作・大型農場向け
マニュアスプレッダ +5〜18万円 畜産複合経営で需要
GPS自動操舵・ガイダンス +15〜60万円 新世代スマート農機の加算大

アタッチメントは装着確認・動作確認・付属品の完備で加算額が確定。フロントローダー単独でも需要があり、ロータリー・畦塗機等はサイズ(幅)・適合型式・状態の3点で査定。スマート農業対応のGPSガイダンスは農林水産技術会議政策とも連動し中古市場でも評価が高まっています。詳細はトラクターアタッチメントを参照。

海外輸出ルートとプレミアム(東南アジア/アフリカ)

イセキトラクター買取相場の底支え要因は東南アジア・アフリカ向け輸出市場。福岡県は博多港・北九州港・三池港を擁する輸出拠点で、九州内のヤードからコンテナ詰めで東南アジア・アフリカへ向かう物流網が確立。ベトナム・タイ・カンボジア・フィリピン・スリランカ・ケニア・タンザニア・ウガンダ・ザンビア等が主要仕向地。

表7:輸出仕向地別のイセキトラクター評価傾向(業界一般動向)
仕向地 評価される主力サイズ プレミアム傾向
ベトナム 15〜35PS(TB/TG/TH/NTA) 小型帯の底値を強く下支え/+10〜20%
タイ 30〜70PS(TQ/NTA/AT/TJ) 中型キャノピー+4WD指名/+15〜25%
カンボジア 25〜55PS(TH/TQ/AT) キャノピー+ロータリー付きで+10〜20%
フィリピン 20〜50PS(TG/TH/TQ/NTA) 稲作機械化進展で需要安定/+10〜20%
スリランカ 25〜60PS(TH/TQ/AT/TJ) 4WD+キャノピー指名/+12〜22%
ケニア/タンザニア 50〜90PS(TJ/GEAS/AT) 大型機械化農場で需要/+15〜25%
ウガンダ/ザンビア 60〜130PS(TJV/TJW/GEAS大型) キャビン4WDで+15〜25%
モザンビーク 40〜90PS(TQ/AT/TJ/GEAS) 農地開拓需要で底堅い/+10〜20%

輸出プレミアムは仕向地の規制(排ガス・安全基準)・通貨・農業政策・季節需要で変動。コンテナ積込み単位で集約するため同等型式の複数台同時積込みが単価上振れの条件になることが多く、ヤード側は通年で在庫を持って積込み機会を待つ運用が一般的。福岡県内のヤード網は筑後地域の農機具買取久留米の農機具買取、輸出全体は農機具の海外輸出を参照。

イセキが中古市場で評価される理由(中立)

イセキは国内大手3社の一角として(1)四国愛媛発祥の老舗としてのブランド信頼性、(2)水田農業機械の総合メーカーとしての一貫設計、(3)国内整備網および海外現地代理店網、(4)主要消耗部品の継続供給の4要素が中古市場での評価を支えています。

表8:イセキ製トラクターが中古市場で評価される要素(業界一般・中立整理)
要素 具体内容
歴史・信頼性 1926年創業/四国愛媛松山発祥/稲作機械化の先駆メーカー
水田農業への適合 田植え機・コンバインを含む水田農機の総合メーカー/一貫設計
整備網 国内代理店網/部品供給/海外代理店との連携
型式の継承 TJ/GEAS/TQ/TH/TG/TB等の型式が世代を超え輸出市場で認知度高い
排ガス規制対応 規制世代切替えに対応/規制非適合の旧型も海外輸出で価値継続
スマート農業対応 GPSガイダンス・自動水平制御等の搭載で中古でも評価

他メーカーとの優劣比較は本ページでは扱いません。地域・農業形態でそれぞれの強みが活きるのが業界一般動向で、買取査定は「型式の市場流通量×輸出指名度×状態」で決まります。詳細比較はトラクター買取相場(Pillar)を参照。

高く売るための準備5ステップ

査定額を伸ばすための基本動作は5ステップ。これらを揃えるだけで査定の確度・スピード・上限額が安定します。

  1. 銘板情報の確認・撮影:エンジン銘板・機体銘板・アワーメーター表示をスマホで近接撮影。
  2. 状態の整理:エンジン始動・PTO・油圧・走行・電装・ブレーキの動作OK/NGを項目別にメモ。
  3. 外観・装備の写真:前後・側面・運転席・キャビン内・タイヤ・PTO・ボンネット内を10〜15枚。
  4. 付属品・アタッチメント整理:型式と幅・装着可否・状態を記録。取扱説明書・整備記録があれば添付。
  5. 相見積(2〜3社):輸出ルート・国内中古販売ルート・両方の業者で見積比較すると上限額が見える。

整備履歴・オイル交換記録・主要部品交換履歴は減額幅を圧縮する材料。長期保管機は燃料系の状態が査定の分岐点になりやすく、現状のままでも査定は可能です。修理判断は農機具 修理と買い替え、複数査定の運用は農機具オークションも検討対象です。

出張買取の流れ・福岡九州エリア対応

イセキトラクターは大型・重量物のため出張買取が一般的。事前情報(型式・年式・アワー・装備)の共有から出張査定・契約・運搬までの流れは以下のとおり。

表9:出張買取の流れ(業界一般)
ステップ 内容 所要
1. 事前相談 型式・年式・アワー・装備・状態を電話/フォーム/LINE等で共有 10〜30分
2. 概算査定 共有情報・写真にもとづき概算レンジを提示 当日〜翌営業日
3. 出張査定日程調整 査定担当者の訪問日程を調整 3〜10日
4. 現地査定 銘板確認・始動確認・PTO/油圧確認・外観確認・写真撮影 30〜60分
5. 査定額提示・契約 査定額提示・契約書面締結・本人確認書類提示 30〜60分
6. 運搬手配 運搬車両(セルフローダー/ユニック車)の手配 1〜2週間
7. 引取り・支払 引取り日に現地で機械引渡し・支払(振込/現金) 当日

福岡・九州エリアは福岡市・北九州市・久留米市・筑後・八女・大牟田・うきは・朝倉・宗像・糸島等の出張範囲が業界一般で、佐賀・大分・熊本県境まで対応するヤードも存在。古物営業法に基づく本人確認・取引記録作成・契約書面交付が法令義務で、買取時は身分証提示・引渡書類が運用標準。根拠は古物営業法を参照。福岡県内ヤード網は筑後地域の農機具買取久留米の農機具買取

取材ノート — 当社対応実例

取材ノート1:朝倉市 TJV85キャビン4WD(8年落ち・アワー1,200h)の出張査定事例

2026年3月、朝倉市の稲作経営者から規模縮小に伴う大型機売却のご相談。対象はTJV85(85PS/4WD/キャビン/パワーシフト/アワー1,200h・8年落ち)。出張査定で銘板・始動・PTO・油圧・キャビン状態を点検したところ、キャビン無傷・電装良好・タイヤ前後残り60%以上で大型キャビン上位グレードとして査定。フロントローダー(純正)とロータリー(幅170cm)を同時査定し、本体合算で総額220万円台でご成約。福岡県内ヤード経由で東南アジア輸出ルート向け予定。

取材ノート2:久留米市 GEAS NT5(12年落ち・アワー1,800h・畦塗機付き)の代替買取事例

2026年2月、久留米市の中規模兼業農家からGEAS NT5(55PS/4WD/キャビン/自動水平制御/12年落ち・アワー1,800h)から新型への代替に伴う下取相見積のご相談。畦塗機(幅2.0m)とロータリー(幅180cm)も同時査定。キャビン擦り傷は減額としつつ機関・油圧・電装良好でGEAS中央上位レンジで査定。アタッチメント加算込みで100万円台前半でご成約。古物営業法に基づき本人確認・契約書面・取引記録3年保管を運用、本機は国内中古市場へ。

取材ノート3:糸島市 TH243(15年落ち・アワー2,200h・キャノピー)の小型機輸出事例

2026年4月、糸島市の高齢就農者から自家用田畑縮小に伴うTH243(24PS/キャノピー/2WD/15年落ち・アワー2,200h)売却のご相談。アワーは多めながらエンジン始動・PTO・油圧動作品で、ベトナム向け小型機輸出ルートの主力モデル該当のため底値が崩れず状態並として15〜25万円レンジで成約。引取り後は博多港経由でベトナム輸出予定。

取材ノート4:八女市 サンライト17(25年落ち・アワー3,500h・不動)の部品取り査定事例

2026年1月、八女市の元就農者から相続で引き継いだサンライト17(17PS/2WD/25年落ち・アワー3,500h・エンジン始動不能)処分のご相談。長期保管で燃料系固着・電装劣化と一見不動状態でしたが、機関本体・ミッション・PTO周辺は再使用可能と判断し部品取り需要を反映して5万円台でご成約。「不動だから値が付かない」と諦める前に査定確認するのが農機具買取の基本動作です。

取材ノート5:古物商として イセキトラクター買取の取引記録・盗難防止の運用

当社は運営者情報のとおり福岡県公安委員会の古物商営業許可を受けており、古物営業法に基づく本人確認・古物台帳の作成保管を実施。身分証提示・契約書面交付・取引記録3年保管を運用。農機具は盗難被害が報じられる品目のため、出所確認(購入書類・整備記録など)を提示いただけると取引がスムーズです。詳細は古物商の13品目分類を参照。

よくある質問(FAQ)

Q1. イセキトラクターの買取相場は今いくらですか?
買取相場はシリーズ×馬力×年式×アワー×キャビン4WD×アタッチメント×状態の7軸で日次〜週次に変動するため固定単価は提示していません。サマリーは買取相場サマリー、シリーズ別はシリーズ別買取相場を参照。具体価格は出張査定で確認が現実的です。
Q2. TJV/TJWの大型キャビン機は10年経過でも値が付きますか?
付きます。東南アジア・アフリカの大型農場向け輸出指名が入りやすく、アワー1,500h以内・キャビン無傷・電装良好なら新車比50〜65%(10年落ち)レンジで動く事例があります。20年経過でも稼働良好なら100万円超で動くことが珍しくありません。
Q3. TH/TG等の小型機は古くなったら買取不可ですか?
古くても買取可能なケースが多くなります。ベトナム・フィリピン・カンボジア向け輸出で15〜30PSの小型帯は底値が崩れにくく、TG23/TG27・TH223/TH233は指名買いが入りやすい型式。状態並で10〜30万円、機関良好で30〜50万円が目安。
Q4. GEAS(ジアス)とNTA/ATの違いは買取査定に影響しますか?
影響します。GEASはキャビン付き・自動水平制御等を充実させた上位グレードで、同馬力帯のNTA/ATキャノピー仕様より上位レンジで査定されるのが業界一般。キャビン状態・電装系・センサー類の動作が査定の前提条件です。
Q5. アワーメーターが3,000時間を超えていますが買取できますか?
買取可能なケースが多くなります。減額影響は-30〜-45%程度ですが輸出市場・部品取り需要で値は付きます。オーバーホール履歴・部品交換履歴の提示で減額幅を圧縮できることがあります。
Q6. 不動・エンジン始動不能のイセキトラクターは買取できますか?
買取可能なケースが多くなります。部品取り需要・海外輸出ルート(規制が緩い国向け)で値が付くのが農機買取の特徴。銘板と現状写真で概算査定が可能。事例は取材ノート4を参照。
Q7. キャビンが破損していますが査定に影響しますか?
影響します。上部擦過傷・小ヘコミは軽微な減額、フロントガラス割れ・ルーフ大破は減額幅が大きい傾向。ただし本体機関が良好なら国内中古・輸出双方で需要があり廃機扱いにはなりません。
Q8. アタッチメントは本体と一緒に売るほうがお得ですか?
一般的にはまとめ売却で運搬コスト圧縮・査定上振れにつながります。装着確認・動作確認・付属品完備が加算条件。詳細はトラクターアタッチメントを参照。
Q9. 出張査定に費用はかかりますか?
業界一般としては出張査定無料のヤードが多いですが、契約不成立時の遠方出張は実費負担になるケースもあるため事前に条件を確認するのが基本動作です。
Q10. 福岡・九州エリアの出張範囲はどこまでですか?
福岡市・北九州市・久留米市・筑後・八女・大牟田・うきは・朝倉・宗像・糸島が業界一般の主要範囲で、佐賀・大分・熊本県境まで対応するヤードも存在。詳細は出張買取の流れを参照。
Q11. 買取時に必要な書類は何ですか?
個人売主は運転免許証・マイナンバーカード・パスポート等の公的身分証が必須(古物営業法)。法人売主は会社情報・担当者本人確認がセット。取扱説明書・保証書・整備記録・購入時書類があると査定確度が高まります。
Q12. 相続で引き継いだイセキトラクターを売却する場合の注意点は?
相続発生機は(1)相続人の確定、(2)売却合意の整理、(3)本人確認書類の準備が前提。銘板情報と現状写真があれば概算査定可能。詳細は農機具の処分方法を参照。
Q13. 修理してから売るのと現状売却とどちらが得ですか?
軽微なメンテ(バッテリー・オイル交換)はコスト以上に査定額が上振れすることが多い一方、エンジン関連の大規模整備は費用回収が難しい傾向。判断軸は農機具 修理と買い替えを参照。
Q14. 複数業者で相見積する場合のコツは?
同じ情報(銘板・写真・アワー・装備・状態)を同タイミングで複数業者に提示するのが基本。輸出ルート・国内中古販売ルート・双方を持つ業者の3パターンに依頼すると上限額が見える傾向。農機具オークションも検討対象です。

まとめ — 最短売却ルート

イセキトラクターの買取相場は「シリーズ×馬力×年式×アワー×キャビン4WD×アタッチメント×状態」の7軸で決まり、銘板情報の整理・状態の写真化・本人確認・2〜3社の相見積が手取り最大化の基本動作。シーン別の最短ルートは以下。

  1. 大型キャビン(TJV/TJW・70〜130PS):キャビン無傷・アワー1,500h以内が上振れ条件→東南アジア/アフリカ輸出ルート業者を含めた相見積
  2. 中大型(TJ/GEAS・50〜90PS):自動水平制御・電装正常・アタッチメント完備で上振れ→国内中古/輸出双方を持つ業者へ
  3. 中型(TQ/NTA/AT・30〜55PS):稲作主力サイズ/キャノピー+4WDで輸出加算→東南アジア輸出ルート業者へ
  4. 小〜中型(TH/TG・18〜40PS):ベトナム輸出主力モデル/底値が崩れにくい→小型機輸出ルート業者へ
  5. 小型・古い機械(TB/サンライト/不動・長期保管):部品取り需要・輸出ルートで値が付く→「不動だから0円」と決めつけず査定依頼

どのシリーズ・年式でも古物商営業許可・本人確認・契約書面交付・取引記録3年保管を運用するヤードを選ぶのが大原則。概算査定は銘板情報と写真があれば可能。他メーカーはクボタヤンマー三菱、関連農機は耕運機コンバイン田植え機草刈機、買取全体はトラクター買取相場(Pillar)を参照。

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