コンバインの買取相場|条数・メーカー・年式別の査定価格と高く売るコツ




コンバイン(クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機)の買取相場を、条数別(2条〜6条以上)・メーカー別・年式別・アワーメーター別・自脱型/普通型別に整理。劣化減額率、査定チェック項目、高く売るコツ、不動コンバインの対応、福岡・九州の出張査定エリアまで、2026年5月時点の業界一般動向を踏まえてまとめます。

結論:コンバインの買取相場は条数・メーカー・年式・アワーメーター・機種区分(自脱型/普通型)・状態の6軸で決まるクボタ・ヤンマー・イセキは中古市場・東南アジア輸出で需要が安定し、三菱マヒンドラ農機の中型機も部品供給の安心感から評価が固い。査定額を伸ばすには①メーカー・型式・条数・年式・アワーメーターを整理→②複数社で相見積→③エンジン始動・刈刃・脱穀部の動作確認→④清掃と整備記録の提示の4段階。10年超で-40〜-60%の年式減額、稼働2,000時間超で-40〜-60%のアワー減額が累積する一方、不動コンバインでも海外輸出・部品取りで値が付くケースが多いのが2026年時点の業界動向です。

※ 2026年5月時点の業界一般動向に基づきます(最終確認: 2026-05-23)。当社の編集方針・古物商情報は運営者情報、農機統計は農林水産省、検査基準はFAMICを参照ください。

コンバイン買取相場【2026年5月時点】

コンバインの買取相場は条数・メーカー・型式・年式・アワーメーター・自脱型/普通型・状態の組合せで決まります。2026年5月時点の業界一般動向では、クボタ・ヤンマー・イセキの3大メーカーの稼働機は中古市場・東南アジア輸出市場での需要が安定。三菱マヒンドラ農機の中型自脱型も部品供給の信頼感から固い評価です。日本製コンバインは海外バイヤーから「メンテしやすく耐久性が高い」と評価され、20年超の機械でも条件次第で値が付きます。農機統計はe-Stat(政府統計ポータル)、技術動向は農林水産技術会議で確認できます。

表1:コンバイン 買取相場の全体サマリー(業界一般・状態並・2026年5月時点)
区分 低〜中価格帯 高価格帯
自脱型 2〜3条(家庭・兼業) 3〜30万円 30〜90万円
自脱型 4条(専業中心機) 10〜80万円 80〜180万円
自脱型 5〜6条(専業・法人) 20〜180万円 180〜400万円
普通型コンバイン(大豆・麦) 30〜250万円 250〜600万円
不動・要解体機 0〜15万円 15〜40万円

業界一般の参考レンジで、実際の査定額は稼働時間・整備履歴・刈取部の状態・地域需給で大きく変動します。関連機種の相場はトラクター耕運機田植機の買取相場と併せて参照ください。

メーカー別 相場比較(クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱)

コンバインの主要メーカーはクボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機の4社。クボタは2〜6条までフルライン、ヤンマーは2〜5条の自脱型と普通型、イセキは中型自脱型と普通型、三菱マヒンドラは中型自脱型が中心です。仕様はクボタ公式イセキ公式で確認できます。

表2:メーカー別 コンバイン 買取相場目安(業界一般・状態並)
メーカー・代表シリーズ例 主力カテゴリ 条数帯 買取相場目安
クボタ ARN・AR・SR・WRシリーズ 自脱型コンバイン 2〜6条 5〜350万円
クボタ DC・ER・HRシリーズ 普通型・大型キャビン付 4〜6条 80〜600万円
ヤンマー AG・GC・YHシリーズ 自脱型コンバイン 2〜5条 5〜300万円
ヤンマー CA・YJシリーズ 普通型コンバイン 3〜5条 60〜500万円
イセキ HF・HFGシリーズ 自脱型コンバイン 2〜6条 5〜280万円
イセキ HJ・Frontierシリーズ 普通型・大型機 3〜5条 50〜450万円
三菱マヒンドラ MC・VMSシリーズ 自脱型・中型中心 2〜4条 5〜120万円

同等スペック・状態であればクボタ・ヤンマー・イセキの3社間で査定額に大きな差は出にくいのが一般論。差が付くのはシリーズの人気度・部品供給性・海外バイヤーの指名買い等の二次要因です。クボタARN・WR系、ヤンマーAG・GC系、イセキHF系は中古市場での流動性が高く、東南アジア輸出ルートで指名買いが入りやすいシリーズ。三菱マヒンドラ農機の中型機は国内流通量がやや少ないものの、状態良好機は固い評価が出ます。大型機の相場連動はクボタトラクター買取相場ヤンマートラクター買取相場イセキトラクター買取相場三菱トラクター買取相場も参照ください。

条数別(2条〜6条以上)×メーカーの相場マトリクス

コンバインは刈取条数で用途・対象規模・買取相場帯が大きく変わるのが特徴です。2条機は家庭・小規模水田、3〜4条機は兼業〜専業農家、5〜6条機は専業・農業法人の中心機、6条以上は大規模法人・受託作業機という棲み分けが業界標準。下記マトリクスは「年式10年前後・稼働1,000時間前後・状態並」基準の業界一般レンジで、最終査定額は現地確認とアワーメーター・整備履歴で決まります。

表3:条数 × メーカー マトリクス相場(業界一般・年式10年・状態並)
条数 クボタ ヤンマー イセキ 三菱マヒンドラ
2条 5〜30万円 5〜25万円 5〜25万円 5〜20万円
3条 10〜50万円 10〜45万円 10〜40万円 10〜35万円
4条 30〜120万円 25〜100万円 25〜100万円 20〜80万円
5条 60〜200万円 50〜180万円 50〜170万円 40〜120万円
6条以上(自脱型) 120〜350万円 100〜300万円 100〜280万円 少数流通
普通型 4〜5条 150〜500万円 130〜450万円 120〜400万円 少数流通

2026年時点の中古市場では4条自脱型がもっとも流動性が高く、専業農家の入替・中古バイヤーの再販ニーズが活発。6条以上の大型機は絶対額が大きい反面、買い手が農業法人・受託業者に限られます。クボタARN・WR、ヤンマーAG・GC、イセキHFは上限寄りの査定が出やすく、三菱マヒンドラは流通量が少なめで評価ばらつきが出やすいため、複数社相見積でメーカー差を確認することが重要。クボタトラクター買取相場と同時査定するパターンも多いです。

年式・経過年数による相場ダウン率

コンバインの買取相場は年式(製造年)の進行で段階的に減額。業界一般では新車から5年以内は緩やか、5〜10年で中程度、10年超で急落、20年超は部品取り・海外輸出ルート中心となります。ただし稼働時間が少ない自脱型・普通型は年式減額が緩やかで、15〜20年経過でも稼働良好なら数十万〜100万円超の査定が出るケースもあります。

表5:年式別 相場減額の目安(業界一般・コンバイン)
年式(製造後) 自脱型 2〜3条 自脱型 4〜5条 自脱型 6条/普通型
1〜3年 -10〜-20% -5〜-15% -5〜-15%
4〜7年 -20〜-35% -15〜-30% -15〜-25%
8〜10年 -35〜-50% -30〜-45% -25〜-40%
11〜15年 -50〜-65% -45〜-60% -40〜-55%
16〜20年 -65〜-80% -60〜-75% -55〜-70%
21年超 部品取り・海外輸出寄り 海外輸出ルート中心 海外輸出・解体ルート

「年式古いから値が付かない」と諦める前に稼働時間・刈刃・脱穀部・エンジンの状態を確認してください。日本製コンバインは東南アジア・中央アジア・南米で評価が高く、20年超でも海外輸出ルートで数万〜数十万円の値が付くケースがあります。詳細は農機具の海外輸出と買取相場、修理 vs 売却の判断は農機具の修理・買い替え判断を参照ください。

アワーメーター(稼働時間)が買値に与える影響

コンバインの査定ではアワーメーターが年式と同等以上に重視されます。同じ年式・条数でも稼働500時間と2,000時間では査定額が大きく分かれます。コンバインは年間20〜80時間稼働が標準的なため、10年で200〜800時間なら「使用控えめ」、1,500時間超は「稼働多め」、2,000時間超は「重稼働」の目安。エンジン・刈刃・脱穀部・選別部の摩耗が稼働時間に相関するため、減額率もそれに連動します。

表6:アワーメーター段階別 減額率の目安(業界一般・自脱型コンバイン)
アワーメーター 状態の目安 減額率の目安 主な減点要因
〜500時間 使用控えめ・若い個体 軽微(基準値) ほぼなし
500〜1,000時間 標準的な使用範囲 -5〜-10% 消耗品交換時期接近
1,000〜1,500時間 稼働多めだが寿命内 -10〜-20% 刈刃・ベルト摩耗
1,500〜2,000時間 重稼働領域 -25〜-35% 脱穀部摩耗・エンジン消耗
2,000〜2,500時間 大規模法人クラスの重稼働 -40〜-50% 主要部品交換予兆
2,500時間超 耐用限度に近い -50〜-60% オーバーホール検討領域

アワーメーターは年式減額と累乗的に重なる点に注意。たとえば年式12年(-50%)× 稼働1,800時間(-30%)だと、新車相当から大きく目減りします。一方で年式15年でも稼働600時間台の個体は「年式の割に若い」と評価され、年式単独の減額より緩やかな査定が出やすい構造。事前にアワーメーター情報を正確に伝えると、概算精度が上がり当日のズレが小さくなります。耐用年数の論点は農機具の減価償却と耐用年数を参照ください。

自脱型 vs 普通型 コンバインの相場差

コンバインは自脱型(稲麦専用・脱穀部一体・日本農業の主力)と普通型(汎用・大豆・麦・飼料作物対応)に大別されます。自脱型は日本の水田に最適化され2〜6条までラインアップが豊富。普通型は大豆・麦・飼料作物への対応力と大型化能力に強く、農業法人・大規模水田で導入されます。買取相場の絶対額は同条数なら普通型が高く、流動性は自脱型が高い構図です。

表7:自脱型 vs 普通型 コンバインの相場と特性比較
項目 自脱型コンバイン 普通型コンバイン
主な条数帯 2〜6条 3〜5条(大型キャビン付中心)
主な対象作物 水稲・麦(一部) 大豆・麦・飼料作物・水稲
主なユーザー 家庭〜専業農家・小規模法人 農業法人・大規模水田・受託作業
買取相場帯 3〜400万円 50〜600万円
中古市場の流動性 高い(国内・海外とも需要厚い) 中〜高(買い手が法人中心)
海外輸出ルート 東南アジア・南米向け需要強 東南アジア・中央アジア向け一定需要
キャビン装備 4条以上で装備車中心 標準装備(エアコン付多数)
年式減額の進み方 標準 緩やか(耐久構造)

同等条数で比較すると普通型のほうが20〜40%程度プレミアムが付きやすいのが業界一般動向。普通型は大豆・麦対応で導入価格が高く、耐久構造もしっかりしているため中古市場でも上振れしやすい。ただし普通型は買い手が法人中心で、地域・タイミングで需要のばらつきがあり、自脱型より売却までの期間が長くなる傾向もあります。納屋の関連機械は草刈り機の買取相場と一括査定する実例も多いです。

劣化状態が相場に与える影響(減額率テーブル)

査定額は劣化要因の積み上げで減額されます。エンジン始動性・脱穀部動作・刈刃摩耗・クローラ残量・外装損傷・錆進行が主要要因。単独なら減額幅は小さくても、複数重なると累積で-60%以上になることもあります。

表8:劣化要因別 減額率の目安(業界一般・コンバイン)
劣化要因 状態の内容 減額率の目安
エンジン始動不良 セル回らない・かかりが悪い・白煙黒煙 -20〜-40%
エンジン完全不動 セル不可・圧縮抜け・焼き付け疑い -50〜-80%(部品取り価値)
脱穀部の不調 こぎ歯破損・選別不良・搬送詰り癖 -15〜-35%
刈刃・分草杆の摩耗 刈刃欠け・分草杆曲がり -10〜-25%
走行クローラ摩耗 残量50%以下・ひび割れ・脱輪痕 -10〜-25%
油圧系トラブル 油圧上がらない・オイル漏れ・ホース老朽 -15〜-40%
外装損傷・キャビン破損 カバー破損・塗装剥がれ・ガラス割れ -5〜-20%
錆の進行 表面錆・点状錆・腐食 -5〜-25%
整備記録なし 取扱説明書・点検記録欠落 -5〜-10%

「動かない」と諦める前に、バッテリー上がり・燃料劣化でないかを確認してください。軽微な復旧で査定額が大きく改善します。判断軸は農機具の修理・買い替え判断、処分ルートは農機具の処分方法を参照ください。

査定でチェックされる項目と減額ポイント

コンバインの現地査定では、業界一般として下記の項目が定型的にチェックされます。事前に把握しておくと査定担当者とのコミュニケーションがスムーズになります。

表9:査定でチェックされる主な項目(コンバイン)
カテゴリ チェック項目 査定への影響度
基本情報 メーカー・型式・条数・年式・シリアル番号 ★★★(相場帯の決定要因)
稼働情報 アワーメーター(稼働時間)・累積収穫面積 ★★★
エンジン 始動性・アイドリング・白煙黒煙・異音 ★★★
刈取部 刈刃・分草杆・搬送チェーン ★★★
脱穀・選別部 こぎ歯・脱穀ドラム・選別シーブ・搬送詰り ★★★
走行系 クローラ残量・転輪・サスペンション ★★
油圧系 油圧シリンダー・ホース・オイル漏れ ★★
キャビン・運転系 エアコン・モニター・操作レバー ★★
外装 塗装・凹み・カバー類
書類 取扱説明書・整備記録・標識交付証明書

査定担当者は「始動する・走行する・刈取部が動く・脱穀部が動く・選別が機能する」を順に確認し、各項目を加点・減点していきます。当日のエンジン始動可否・刈刃空転の正常性は心理的にも大きく、事前にバッテリー充電・燃料確認・刈取部の手回し確認を済ませておくと有利。整備履歴のメモがあれば紙でもデジタルでも提示してください。

不動コンバイン・古い型の買取可否と減額目安

「エンジンがかからない」「20年以上前の古い型」「納屋に長年放置」のコンバインでも多くのケースで値が付きます。買取金額がゼロでも引取費用無料で対応可能なケースが業界一般。理由は3つで、①海外輸出ルート(東南アジア・中央アジア・南米で日本製需要が継続)、②部品取り需要(同型機の補修パーツ)、③解体スクラップ価値(鉄・銅・アルミの資源価値)です。

  • エンジン始動不良(軽修理で復旧見込):修理再販・国内中古ルート/状態並の-20〜-40%
  • エンジン完全不動(重整備必要):部品取り・海外輸出ルート/状態並の-50〜-70%
  • 15〜20年経過・稼働良好:海外輸出ルート中心/5〜50万円
  • 20年超・稼働可:海外輸出ルート/3〜30万円
  • 20年超・不動:部品取り・スクラップ/0〜10万円
  • 解体専用機(重度錆・腐食):金属資源・スクラップ/0〜5万円

不動コンバインの相談時は「動かない」だけでなく、いつから・どう動かないかを伝えることが重要。「去年までは動いていた」「セルは回るがかからない」など、症状の情報量が多いほど査定精度が上がります。引取費用無料の仕組みは農機具の引き取り無料サービスの仕組み、処分選択肢は農機具の処分方法を参照ください。

高く売るための準備と査定前チェック

査定額を伸ばすには、業界一般として下記7点が有効です。コストパフォーマンスの高い順に並べています。

  1. 外装清掃:泥・藁屑・油汚れを落とすだけで第一印象が大きく変わる。清潔な機体は加点要因。
  2. エンジン始動を確認:当日かかる状態にしておく。バッテリー上がり・燃料劣化で「動かない」評価になるのは惜しい。
  3. 刈取部・脱穀部の空転確認:手回しで刈刃・搬送チェーン・脱穀ドラムが動くか事前チェック。
  4. 取扱説明書・整備記録を準備:書類が揃うと中古・海外輸出での再販価値が上がる。
  5. 付属品をまとめる:分草杆予備・予備刈刃・補修パーツを本体と同時提示。
  6. 複数社で相見積:2〜3社で相場感を把握。1社のみだと足元を見られる可能性。
  7. シーズン前査定:稲刈り前(6〜7月)・大豆刈り前(10月)が需要期前で査定額が伸びやすい。

「清掃に何時間もかける」「故障部品を高額修理する」は費用対効果が悪く、修理費が査定差を上回ると逆効果。軽整備(バッテリー交換・燃料入れ替え)まではコスパが良いものの、エンジン分解・油圧オーバーホール・脱穀部全交換等の重整備は査定差で回収しにくいのが一般論。複数台一括売却なら農機具の競り売り(オークション)の相場感も参考に。コンバインと同時に売却されることが多い田植機の買取相場乾燥機の買取相場精米機の買取相場も併せて確認してください。

福岡・九州エリアの出張査定対応と取材ノート

当社は福岡市中央区を拠点に、福岡県・九州エリアのコンバイン出張買取に対応。筑後平野・福岡都市圏・北九州エリアを中心に、農業法人・専業農家・兼業農家・相続処分案件まで幅広く対応します。出張査定・運搬は経路と機体規模に応じて段取りを組み、契約後の引取りまでワンストップ。事業者情報は運営者情報に集約しています。筑後平野は稲作・麦作の大規模水田で自脱型4〜6条機・普通型コンバインの稼働が多く、入替・離農・相続による買取需要が継続中。朝倉・うきは・八女では田植機・乾燥機・精米機・草刈機・トラクター付属作業機等の一括査定の相談も多数。エリア別の詳細は筑後久留米朝倉北九州の農機具買取ガイドを参照ください。以下は当社の対応実例です。

取材ノート1:筑後地域・自脱型6条コンバイン(クボタARN系)の出張査定

2026年4月、筑後市の専業農家から「機械入替えに伴い6条コンバインを処分したい」との相談。クボタARN系6条自脱型・2018年式・アワーメーター約650時間・キャビン付・刈刃残量良好の個体。清掃済みで取扱説明書あり、エンジン始動・刈取部・脱穀部すべて良好で、自脱型6条としては相場上限寄りの査定額を提示。出張査定→現地稼働確認→契約→運搬段取り→現金引取りの流れで対応。古物商として帳簿記載・本人確認も実施しています(事業者情報は運営者情報のとおり)。筑後エリアの詳細は筑後地域の農機具買取ガイドを参照ください。

取材ノート2:不動コンバイン(エンジン不調)の対応事例

2026年3月、福岡県南部の兼業農家から「稲刈り後に置いていたコンバインがエンジンかからない」との相談。ヤンマー4条自脱型・2010年式・アワーメーター約1,400時間。現地確認ではバッテリー完全放電と軽油劣化が主因で、軽整備で始動見込みあり。「修理再販」と「現状買取」の両案を提示し最終的に現状買取で合意。年式とアワーメーターから自脱型4条の中段帯査定で着地。不動と感じても一度バッテリー・燃料系の確認をご検討ください。

取材ノート3:大型普通型コンバインの海外輸出ルート対応

2026年2月、福岡県内の農業法人から「大豆刈用の普通型コンバインを買い替え売却したい」との相談。イセキHJ系普通型5条・2014年式・アワーメーター約1,200時間・キャビン付・大豆刈ヘッダ付属。国内中古市場と東南アジア向け海外輸出ルートの両方で査定し、海外輸出ルートで上回る評価が出たため海外向け売却で合意。普通型は買い手が法人・海外バイヤーに偏るため、複数ルートでの査定が査定額の最大化につながります。詳細は農機具の海外輸出と買取相場を参照ください。

取材ノート4:古物商として帳簿管理の責任

当社は農機具買取の取引すべてについて古物営業法に基づく帳簿管理と本人確認を実施しています。取引の透明性確保と盗品流通防止のため、メーカー・型式・条数・年式・シリアル番号・売主の本人確認情報を記録・保管。法的根拠は古物営業法(e-Gov法令検索)に明記されています。事業者情報は運営者情報に集約しており、契約前の確認にご利用ください。管理体制は古物商の管理者届出で詳述しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. コンバインの買取で出張査定は無料ですか?
業界一般として出張査定・見積りは無料の業者が大半です。事前に「査定無料・見積り無料・キャンセル料無料」の3点を確認してから依頼してください。
Q2. エンジンがかからないコンバインでも買い取ってもらえますか?
多くの場合可能です。部品取り需要・海外輸出需要・解体スクラップ価値のいずれかで値が付くケースが多く、買取金額がゼロでも引取費用無料で対応可能なケースもあります。詳細は農機具の引き取り無料サービスの仕組みを参照ください。
Q3. クボタとヤンマー・イセキでは査定額に大きな差が出ますか?
同等条数・同等状態であれば3社間で大きな差は出にくいのが一般的。条数・年式・アワーメーター・装備が影響度の大きい要因。クボタヤンマーイセキのトラクター買取相場も参考になります。
Q4. 三菱マヒンドラ農機のコンバインは値が付きますか?
状態が良好なら3社並みの査定が出るケースが多いです。流通量がやや少ない分、業者間の評価ばらつきが出やすいため、複数社の相見積でメーカー差を確認すると有利。三菱トラクター買取相場も参照ください。
Q5. 20年以上前の古いコンバインでも売れますか?
海外輸出ルート・部品取り需要で値が付くケースが多いです。日本製コンバインは東南アジア・南米で評価が高く、稼働良好なら数万〜数十万円の査定例もあります。詳細は農機具の海外輸出と買取相場を参照ください。
Q6. 自脱型と普通型で査定額に差がありますか?
同等条数の比較で普通型のほうが20〜40%程度プレミアムが付きやすいのが業界一般動向。耐久構造・大豆/麦対応・大型化能力で評価が高く、農業法人・海外バイヤーの指名買いも入りやすいのが背景です。
Q7. アワーメーター(稼働時間)はどの程度査定に影響しますか?
年式と同等以上に重視されます。稼働500時間以内なら軽微、1,000〜1,500時間で-10〜-20%、2,000時間超で-40〜-50%が業界一般の目安。稼働時間が少ない個体は年式が古くても上振れしやすい構造です。
Q8. 4条以上のコンバインの売却で必要な書類は何ですか?
標識交付証明書(小型特殊・市区町村発行)または自動車検査証(大型特殊)が必要なケースがあります。名義変更または抹消登録の取扱いが発生するため、買取業者が手続き対応可能か事前確認してください。
Q9. 相続で受け継いだコンバインの売却で必要な書類は?
相続人による所有確認のため戸籍謄本・遺産分割協議書等が必要なケースがあります。減価償却資産の除却処理は農機具の減価償却と耐用年数を参照ください。
Q10. 修理してから売るのと、現状で売るのはどちらが得ですか?
修理費が査定差を上回ると逆効果。軽整備(バッテリー交換・燃料入れ替え)まではコスパが良いものの、エンジン分解・脱穀部全交換等の重整備は査定差で回収しにくいのが一般論。判断軸は農機具の修理・買い替え判断を参照ください。
Q11. 取扱説明書や整備記録がなくても買取してもらえますか?
買取可能ですが、整備記録の有無は査定額に影響します。メーカー・型式・条数・年式・アワーメーターが分かれば概算は出せます。書類は同時提供で査定額アップ傾向。
Q12. 即決を求められたり強引な営業をされた場合はどうすればいいですか?
その場で契約せず一旦持ち帰る判断が安全です。訪問購入なら特定商取引法のクーリングオフ規定が適用される取引もあり、書類受領から8日以内であれば無条件解約可能です。
Q13. コンバインと一緒に田植機・トラクター・乾燥機もまとめて売れますか?
可能です。複数台一括売却で運搬コストを抑え、単価評価を上げる交渉がしやすくなります。関連相場は田植機トラクター乾燥機精米機の各買取相場を参照ください。
Q14. 当社の事業者情報・古物商情報はどこで確認できますか?
所在地・代表者・連絡先などは運営者情報ページに集約しています。問い合わせ・査定依頼の前にご確認ください。

まとめ — 最短売却ルート

コンバインの買取相場は条数・メーカー・年式・アワーメーター・自脱型/普通型・状態の6軸で決まり、主要4メーカーは中古市場・海外輸出市場で需要が安定。最短で売却を進めるステップは以下のとおり:

  1. 機械情報の整理:メーカー・型式・条数・年式・自脱型/普通型・アワーメーター・状態を一覧化
  2. 写真撮影:全体・型式プレート・刈取部・脱穀部・破損箇所をスマホで撮影
  3. 付属品の確認:分草杆予備・予備刈刃・取扱説明書・整備記録を集約
  4. 2〜3社に概算見積依頼:相見積で相場感を把握
  5. 出張査定の日程調整:稲刈り前(6〜7月)・大豆刈り前(10月)が高値傾向
  6. 現地査定・動作実演:エンジン始動・走行・刈取部・脱穀部の動作を見せる
  7. 査定額比較・契約・引取り・代金受取(事業者は除却処理)

動かない・古いコンバインでも諦めず、まずは無料査定で値が付くかを確認してください。関連カテゴリはトラクター耕運機田植機の買取相場、付属作業機はトラクターのアタッチメント買取と同時査定が可能です。

関連ページ・内部リンク

※ 最終確認: 2026-05-23。買取相場は業界一般動向の参考値で、実際の査定額は機種・年式・状態・市場需給により変動します。最新情報は農林水産省e-Stat等の一次情報をご確認ください。

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