真鍮の買取価格【2026年最新】砲金との違い・身近な製品の相場・高く売るコツを完全解説

真鍮の買取価格は2026年4月時点で1kgあたり750〜950円が相場の目安である。真鍮は銅と亜鉛の合金で、銅の含有率が60〜70%と高いため、非鉄金属スクラップの中でも比較的高値で取引される。水道の蛇口、鍵のブランクキー、仏具、楽器部品など身近な製品に広く使われており、「捨てればゴミ、売ればお金になる」金属の代表格だ。本記事では真鍮と砲金の違い、身近な製品ごとの相場、高く売るコツまでを解説する。

2026年4月時点 真鍮買取価格 750〜950円/kg。銅60-70%含有で鉄スクラップの15〜30倍の高値がつきます。
真鍮・関連合金 種類別kg単価(福岡 2026年4月時点)
種類 kg単価目安 成分・特徴
鋳金(青銅系) 800〜1,000円 銅85%以上・最高値
真鍮全般(黄銅) 750〜950円 銅60-70%・亜鉛30-40%
セパ(セパレーター真鍮) 700〜900円 機械加工屑
真鍮メッキ品 200〜400円 メッキ層のみ・本体は他金属
身近な真鍮製品の例
製品 主な真鍮含有部位
水道蛇口・カラン 本体ほぼ全て
鍵・ブランクキー 本体
仏具・線香立て 本体
楽器部品(金管・弦楽器金具) 金属部品
建築金物(取手・蝶番) 本体

※ 上記は持込時の参考相場。真鍮と鋳金の違い・銅相場との連動・高く売る5つのコツは以下で詳しく解説します。

真鍮買取とは — 黄銅スクラップの基礎知識

真鍮(黄銅)は銅60〜70%と亜鉛30〜40%の合金で、黄金色の外観と優れた加工性・耐食性を持つ金属素材である。スクラップ市場では「黄銅」「真鍮」「セパ(セパレーター真鍮)」などの名称で取引され、買取価格は銅相場の約50〜70%の水準で推移する。2026年4月時点の真鍮買取価格は750〜950円/kgで、鉄スクラップ(30〜50円/kg)の15〜30倍に相当する高値がつく金属だ。

真鍮が高く買い取られる理由は、含有される銅と亜鉛の両方に資源価値があるためだ。銅は電線・配管の原料、亜鉛は鉄の防錆メッキ(亜鉛メッキ)の原料として需要が安定しており、真鍮を溶解すれば銅と亜鉛をそれぞれ回収できる。

項目 内容
正式名称 黄銅(おうどう)/ Brass
組成 銅60〜70% + 亜鉛30〜40%
比重 8.4〜8.5g/cm3
黄金色(金に似た外観)
磁性 なし(磁石につかない)
買取価格(2026年4月) 750〜950円/kg
主な用途 水道蛇口・バルブ・鍵・仏具・楽器・装飾品

真鍮vs砲金 — 成分・用途・買取価格の比較テーブル

真鍮と砲金は外観が似ているため混同されやすいが、組成と買取価格が異なる。真鍮は銅と亜鉛の合金で750〜950円/kg、砲金(青銅・ガンメタル)は銅と錫の合金で900〜1,100円/kgと、砲金の方が100〜200円/kg高い。これは砲金に含まれる錫(スズ)が亜鉛より希少価値が高いためだ。見分け方は色味の違いで、真鍮は黄金色、砲金はやや赤みを帯びた暗い金色(赤銅色に近い)という特徴がある。

項目 真鍮(黄銅) 砲金(青銅)
組成 銅60〜70% + 亜鉛30〜40% 銅83〜87% + 錫4〜6% + 亜鉛4〜6% + 鉛1〜6%
買取価格(円/kg) 750〜950 900〜1,100
明るい黄金色 やや赤みのある暗い金色
磁性 なし なし
比重 8.4〜8.5g/cm3 8.7〜8.8g/cm3
主な用途 水道蛇口・鍵・仏具・楽器 バルブ・ポンプ部品・船舶部品・ベアリング
JIS記号 C2600〜C2801 CAC401〜CAC406
豆知識

水道メーターのバルブ本体は砲金製が多い。水道工事で交換した古いバルブは砲金として高値で買い取られるため、「鉄くず」として捨てないよう注意が必要だ。砲金は比重が真鍮よりやや重く、色がやや赤みがかっていることが判別のポイントになる。

身近な真鍮製品の買取相場テーブル【2026年4月】

真鍮は日常生活のあらゆる場所に使われている。水道の蛇口は1個あたり0.5〜1.5kgの真鍮が含まれ、買取額は375〜1,425円が目安だ。鍵のブランクキーは1本あたり数グラムだが100本まとめれば500g程度になる。仏具のおりんや花立ては真鍮製が多く、1点500g〜2kgで375〜1,900円の買取額が見込める。「まさかこれが売れるとは」と驚く人が多い金属が真鍮である。

製品 真鍮部分の重量 買取価格の目安 備考
水道蛇口(混合水栓) 0.5〜1.5kg 375〜1,425円 鉄やプラスチック部品を外して持ち込む
水道メーター本体 1〜2kg 750〜1,900円 砲金製の場合はさらに高値
鍵(ブランクキー)100本 約0.5kg 375〜475円 鍵屋の端材が大量に出る
仏具(おりん) 0.3〜1kg 225〜950円 真鍮製でない仏具もあるので確認
仏具(花立て・線香立て) 0.5〜2kg 375〜1,900円 メッキが施されている場合は単価がやや下がる
ドアノブ・引き手 0.3〜0.8kg 225〜760円 建物解体時にまとまって出る
金管楽器(トランペット等) 1〜3kg 750〜2,850円 中古楽器として売った方が高値の場合あり
真鍮ナット・ボルト(まとめ) 1〜5kg 750〜4,750円 工場や建設現場の端材
注意

上記価格は2026年4月時点の福岡エリアにおける目安です。メッキ付き、鉄・プラスチックとの混合品は単価が下がります。楽器は中古楽器としての市場価値がスクラップ価格を大幅に上回ることが多いため、売却前にリサイクルショップや楽器買取店でも査定を受けることを推奨します。

真鍮を高く売る5つのコツ

真鍮スクラップを最も高く売るコツは「異種金属との分別」であり、鉄・ステンレス・プラスチック部品を外して真鍮だけにすることで正規の真鍮単価が適用される。混合状態では「込真鍮(ダスト入り)」扱いとなり、単価が30〜50%下がる。次に効果的なのは砲金との分別で、砲金を混ぜると安い方の真鍮単価が適用される。さらに銅相場が高値のタイミングを狙い、複数業者に見積もりを取れば価格差を最大化できる。

コツ1: 鉄・プラスチック部品を除去する

水道蛇口のハンドル(プラスチック製)、止めネジ(鉄製)、パッキン(ゴム製)を外し、真鍮本体だけにする。蛇口1個あたり5分程度の作業で、「込真鍮」から「上真鍮」に格上げされ単価が30〜50%アップする。

コツ2: 真鍮と砲金を分別する

真鍮(黄金色)と砲金(やや赤みのある暗い金色)を分けて持ち込む。砲金は真鍮より100〜200円/kg高いため、混ぜると損になる。色味と重さで判別が可能だ。

コツ3: 銅相場の高値を狙う

真鍮の買取価格はLME銅相場に連動している。急いで売る必要がなければ、銅相場が高値圏(1トン9,500ドル以上)のタイミングを狙うと有利だ。相場はJOGMECやLMEの公式サイトで確認できる。

コツ4: まとまった量で持ち込む

50kg以上の大量持ち込みは単価交渉の余地が生まれる。水道工事業者や鍵屋が数か月分の端材をためてまとめて持ち込むケースが多い。

コツ5: 複数の業者に見積もりを取る

スクラップの買取価格は業者間で5〜10%の差がある。真鍮は単価が高いため、50kgで数千円の差が生じることもある。電話1本で「今日の真鍮の単価はいくらですか」と確認するだけだ。

「真鍮は銅より安いから売る価値がない」への反論

「真鍮は銅より安いから売る価値がない」という認識は事実誤認だ。確かに真鍮(750〜950円/kg)は純銅のピカ線(1,350〜1,500円/kg)より単価は低いが、それでも鉄(30〜50円/kg)の15〜30倍、ステンレスSUS304(130〜180円/kg)の4〜7倍の価格がつく高価な金属スクラップである。水道蛇口1個で数百円、仏具一式で数千円、工場の真鍮端材100kgなら75,000〜95,000円になるのだから、「売る価値がない」とは到底言えない。

誤解 事実
「銅より安いから売る意味がない」 鉄の15〜30倍の単価。蛇口1個でも数百円、まとまれば数万円になる
「真鍮って何に使われているかわからない」 蛇口・鍵・仏具・楽器・ドアノブなど身近な製品に大量に使われている
「少量では売れない」 蛇口1個からでも買取可能。段ボール1箱にまとめれば数千円になることも
「どこで売ればいいかわからない」 スクラップ業者に電話1本で確認可能。非鉄金属を扱う業者ならほぼ全てで買取対応
ポイント

特に水道工事業者・設備屋・鍵屋は日常的に真鍮の端材が出る。これを「鉄くず」として捨てるか「真鍮」として売るかで、年間数万〜数十万円の差が生じる。自分の手元にある金属が真鍮かどうか判別に迷ったら、スクラップ業者に持ち込めば無料で判別してもらえる。

よくある質問

よくある質問について、2026年4月時点の最新情報をもとに、具体的な数値データ・手順・注意点を網羅的に解説します。本セクションでは実務経験に基づく正確な情報を提供し、初めての方でも安心して行動に移せるよう、テーブル形式の比較データや実例を交えて説明しています。最新の制度や相場は変動するため、取引時には業者または公的機関へ確認することを推奨します。

真鍮の買取価格は1kgいくらですか?

2026年4月時点で、真鍮の買取価格は750〜950円/kgが相場です。これはLME銅相場に連動して日々変動します。メッキ付きや鉄との混合品は「込真鍮」として500〜700円/kg程度に下がります。

真鍮と銅の見分け方は?

真鍮は黄金色(黄色寄り)、銅は赤褐色(赤色寄り)という色の違いで見分けられます。どちらも磁石につかないため磁石テストでは判別できません。断面を見ると真鍮は黄色い光沢、銅はピンク〜赤銅色の光沢があります。迷う場合はスクラップ業者に持ち込めば無料で判別してもらえます。

真鍮と砲金の違いは何ですか?

真鍮は銅と亜鉛の合金(黄銅)で750〜950円/kg、砲金は銅と錫の合金(青銅)で900〜1,100円/kgです。砲金の方が100〜200円/kg高値で取引されます。色は真鍮が明るい黄金色、砲金はやや赤みのある暗い金色です。水道メーターや船舶バルブは砲金製が多いです。

水道蛇口は真鍮として売れますか?

売れます。水道蛇口の本体は真鍮製が多く、1個あたり0.5〜1.5kgの真鍮が含まれています。買取額は375〜1,425円が目安です。プラスチックのハンドルやゴムパッキン、鉄製ネジを外してから持ち込むと、正規の真鍮単価が適用されて高くなります。

仏具は真鍮として売れますか?

真鍮製の仏具(おりん・花立て・線香立て・燭台など)はスクラップとして売れます。ただし仏具の中には真鍮製でないもの(アルミ製・鉄製・合成樹脂製)もあるため、磁石テストと色で確認してください。また、アンティーク品や骨董品としての価値がスクラップ価格を上回る場合もあるため、古美術商への相談も検討してください。

真鍮のメッキ品は買い取ってもらえますか?

メッキ付きの真鍮も買取可能ですが、クロムメッキやニッケルメッキが施されている場合は「込真鍮(メッキ付き)」として通常より30〜50%安い単価になります。メッキを除去してから持ち込めば正規の真鍮単価が適用されますが、メッキ除去は個人では困難なため、メッキ付きのまま持ち込むのが現実的です。

真鍮の相場は今後どうなりますか?

真鍮の買取価格はLME銅相場と亜鉛相場の両方に連動しています。銅はEVや再生可能エネルギーの需要増で長期的に上昇傾向が見込まれますが、短期的には世界経済の減速リスクもあります。亜鉛は鉄の防錆メッキ需要に支えられ安定的です。総合的に見て、真鍮の価格は現在の水準を下回りにくいと考えられます。

真鍮を売ったら確定申告は必要ですか?

給与所得者の場合、真鍮を含む金属スクラップの売却利益が年間20万円を超えると所得税の確定申告が必要です。水道工事業者や鍵屋が大量に真鍮端材を売却する場合は20万円を超える可能性があるため注意が必要です。計量伝票は証拠書類として保管しておいてください。

まとめ

まとめについて、2026年4月時点の最新情報をもとに、具体的な数値データ・手順・注意点を網羅的に解説します。本セクションでは実務経験に基づく正確な情報を提供し、初めての方でも安心して行動に移せるよう、テーブル形式の比較データや実例を交えて説明しています。最新の制度や相場は変動するため、取引時には業者または公的機関へ確認することを推奨します。

この記事のまとめ
  • 真鍮の買取価格は750〜950円/kgで、鉄の15〜30倍の単価がある(2026年4月時点)
  • 真鍮は銅60〜70%+亜鉛30〜40%の合金。黄金色で磁石につかない
  • 砲金(銅+錫合金)との違いは色味と買取価格。砲金の方が100〜200円/kg高い
  • 水道蛇口・鍵・仏具・ドアノブなど身近な製品に広く使われている
  • 高く売るコツは「異種金属の分別」「砲金との分別」「まとめて持ち込み」「相場の高値狙い」
  • 「銅より安いから売る価値がない」は誤解。蛇口1個で数百円、まとまれば数万円になる
  • スクラップ業者に電話1本で今日の単価を確認し、複数社に見積もりを取るのが鉄則

更新ポリシー: この記事の真鍮買取価格はLME銅相場・亜鉛相場の変動に応じて毎月見直しを行い、最新の参考価格に更新します。

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