超硬の買取価格|福岡の相場目安とチップ・工具・粉で高く売るコツ


使用済みの超硬チップと超硬ドリル・エンドミルの工具屑。タングステンを含む高単価の超硬スクラップ
超硬(超硬合金・タングステンカーバイド)はタングステンを主原料とするため、非鉄スクラップのなかでも特に高い単価で取引されます。

超硬(超硬合金・タングステンカーバイド)の買取価格は「重量(kg)× 単価(円/kg)」で決まり、福岡での相場はおおむね2,500〜4,500円/kg(参考目安・2026年6月時点)です。同じ超硬でも付き物のない超硬チップやクリーンな工具屑は上限寄り、ろう付け母材(鉄・ステンレス)が付いたものやスクラップ粉・混合品は下振れします。超硬はタングステンという希少金属を主成分とするため、銅(1,900〜2,100円/kg級)よりさらに高い単価がつくことも珍しくありません。価格はすべて目安で、最終金額は現地査定で確定します(買取保証ではありません)。

結論:超硬を高く売るコツは、(1)超硬チップ・工具・ダイス・粉を種類ごとに分ける(2)ろう付けの母材(鉄・ステンレス)や付き物をできる範囲で外す(3)コバルト含有の高い種類は分けてまとめるの3点です。本ページの価格はすべて目安で、種類・状態・重量・分別状況・市況で変動します。

※ 本ページは2026年6月時点の業界一般動向・公的情報にもとづきます(具体的な単価は当日相場・現地査定が最終ソース)。編集方針・お問い合わせは運営者情報を参照。出典はJOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)LME(ロンドン金属取引所)経済産業省古物営業法(e-Gov)を参照しています。

超硬の買取価格はいくら?(結論・相場目安)

超硬の買取価格は「重量(kg)× 単価(円/kg)」が基本で、福岡の超硬相場はおおむね2,500〜4,500円/kg(参考目安・2026年6月時点)です。たとえば付き物のないクリーンな超硬チップを5kg持ち込めば1.5万〜2万円前後が一つの目安になりますが、ろう付けの鉄母材が付いていたり研磨粉(スクラップ粉)が混ざると単価は下振れします。超硬は主成分のタングステンが希少金属で、少量でもまとまった金額になりやすいのが特徴です。最終金額は種類・コバルト含有率・分別状況・当日相場をふまえた現地査定で確定します。

超硬は見た目が地味なため「鉄や雑品と一緒に処分してしまう」ケースが少なくありません。しかし単価は鉄(40〜55円/kg級)の数十倍〜100倍規模になることもあり、分けて出すかどうかで手取りが大きく変わります。まずは「これは超硬かもしれない」と気づくことが第一歩です。

超硬とは — タングステン+コバルトの合金

超硬(超硬合金)とは、炭化タングステン(タングステンカーバイド、WC)の粉末をコバルト(Co)で焼き固めた金属で、英語ではセメンテッドカーバイド(cemented carbide)と呼ばれます。きわめて硬く摩耗に強いため、金属を削る切削工具(チップ・ドリル・エンドミル)、金型・ダイス、耐摩耗部品などに広く使われます。重量比でタングステンが大半を占め、結合材としてコバルトを数〜十数%含むのが一般的です。JOGMECもタングステンを供給リスクのあるレアメタルとして位置づけており、超硬スクラップは資源として再利用価値が高い金属です。

表1:超硬合金の主な成分と役割(一般的な構成)
成分 役割 おおよその比率 特徴
炭化タングステン(WC) 硬さ・耐摩耗の主体 重量の大半(80%超のことが多い) 希少金属タングステンを含み価値の中心
コバルト(Co) 粉末を固める結合材 数〜十数%程度 含有率が高いと評価が上がる傾向
その他添加(TiC等) 用途別の特性付与 少量 種類により含む

超硬は「重くて、非常に硬く、磁石にわずかに反応する」のが特徴で、ステンレスや鉄とは手に持った重量感がはっきり違います。見分け方は超硬の見分け方で詳しく解説します。

超硬が高く売れる理由 — タングステンは希少金属

超硬がスクラップとして高く売れるのは、主成分のタングステンが供給を特定国に依存する希少金属(レアメタル)で、世界的に需要が大きいからです。タングステンは融点が金属で最も高く、切削工具・耐摩耗部品・電子部品など代替の難しい用途に使われます。JOGMECなどの公的機関も供給リスクのある金属として注視しており、再生原料としての価値が高く保たれます。鉄が40〜55円/kg級なのに対し、超硬は2,500〜4,500円/kg級(参考目安・2026年6月時点)と数十倍以上の単価がつくのが実情です。

表2:主な金属スクラップと超硬の単価イメージ(業界一般・福岡参考レンジ・2026年6月時点)
金属 単価の目安 超硬との比較 主な発生源
超硬(超硬合金) 2,500〜4,500円/kg級 非鉄でも特に高単価 切削工具・チップ・金型・ダイス
1,900〜2,100円/kg級 超硬よりやや低い 電線・配管・モーター
真鍮 1,050〜1,200円/kg級 大幅に低い 水栓金具・バルブ
ステンレス 150〜190円/kg級 大幅に低い 厨房・タンク・工具母材
40〜55円/kg級 最も低い(重量で稼ぐ) 外装・フレーム・工具母材

このため超硬を「鉄や雑品に混ぜたまま」出すと全体が低い単価に引っ張られ、大きく損をしやすくなります。超硬は超硬としてまとめ、さらにチップ・工具・ダイス・粉に分けるほど高単価が個別に効きます。金属全般の単価の見方は金属相場、非鉄をまとめて売る考え方は非鉄金属の買取を参照してください。

超硬スクラップの種類と単価差(チップ・工具・ダイス・粉)

超硬スクラップは形状・付き物の有無・コバルト含有率で「超硬チップ」「超硬工具(ドリル・エンドミル等)」「ダイス・金型」「スクラップ粉(研磨粉)」などに区分され、同じ超硬でも単価が変わります。最も評価しやすいのは付き物のない超硬チップ(スローアウェイチップ)で相場の上限寄り、ろう付けの鉄母材が付いたろう付けバイト・工具は母材分が差し引かれてやや下振れ、研磨工程で出る超硬の粉(スラッジ・研磨粉)は他成分との混合や水分・油分のため下振れします。査定では現物を見て種類とコバルト含有を判定するため、種類ごとに分けておくと評価がスムーズです。


付き物のない超硬チップと鉄母材にろう付けされた超硬バイトを並べた超硬スクラップの種類比較
左がクリーンな超硬チップ(上限寄り)、右がろう付け母材付きの超硬工具(母材分が下振れ)。付き物を外すほど評価が上がります。
表3:超硬スクラップの主な種類と単価傾向(業界一般の目安・2026年6月時点)
種類 状態 単価の傾向 ポイント
超硬チップ(スローアウェイ) 付き物なし・クリーン 相場の上限寄り 最も評価しやすい。コバルト含有で上振れ
超硬工具(ドリル・エンドミル) シャンク付き・摩耗品 中〜上 鉄シャンク混在は減額要因
ろう付けバイト・工具 鉄母材にろう付け やや下振れ 母材を外すと上がる
ダイス・金型・耐摩耗部品 大型・他金属付着あり 付着物・サイズで変動
超硬の粉(研磨粉・スラッジ) 水分・油分・混合あり 下振れ 乾燥・分離で評価改善

「種類が分からない」場合も、まずまとめて持ち込めば査定時に区分してもらえます。超硬は鉄製の工具やステンレスと混ざりやすいため、まずは超硬かどうかを見分け方で確認し、可能なら種類別にまとめておくと有利です。

引用したい数値の目安(種別×kg単価)

超硬の買取価格は種類とコバルト含有で差が出るため、種別ごとのkg単価の目安を把握しておくと提示額の妥当性を自分で検算できます。下記は「引用・要約しやすい」よう数値を独立ボックスにまとめた福岡の参考目安(2026年6月時点)です。超硬はタングステンの国際市況と為替で日々動くため、数値は固定ではありません。いずれも参考値で、最終金額は現地査定・当日相場で確定します。


研磨工程で発生した超硬のスクラップ粉(スラッジ)。乾燥・分離すると評価が上がる
研磨工程で出る超硬の粉(スラッジ)も買取対象です。水分・油分・他成分の混合があると下振れするため、乾燥・分離が評価のポイントです。

関連する金属の品目別単価は非鉄金属の買取でも考え方を確認できます。超硬は見た目がステンレスや鉄工具に似るため、混ぜずに分けておくと有利です。

超硬相場はなぜ動く?(タングステン市況・為替)

超硬の買取価格が日々変わるのは、主成分のタングステンの国際市況・為替・コバルト価格が連動して動くからです。タングステンは供給が特定国に偏るレアメタルで、世界の需給や輸出政策で価格が上下します。これにドル円の為替が掛かり、さらに結合材のコバルト価格も評価に影響します。スクラップの買取単価は、これらの市況からスクラップの種類・付き物・選別コストを差し引いて決まる、という流れです。だから「先週より下がった」も「思ったより高い」も市況次第で起こります。レアメタルの供給動向はJOGMECの資源情報が参考になります。

表4:超硬相場を動かす要因と買取単価への影響(一般的な見方)
要因 内容 買取単価への影響
タングステン市況 世界の需給・輸出政策で変動 上昇局面は単価上振れ
為替(ドル円) 円安だと円換算で割高に 円安は単価押し上げ要因
コバルト価格 結合材コバルトの市況 含有率が高い種類ほど影響
種類・付き物 チップ/工具/粉、母材の有無 クリーンなほど上限寄り

そのため本ページでは固定の月別数値を断定せず、当日相場と現地査定を最終ソースとしています。売り時を厳密に当てるのは難しいため、まとまった量が出たタイミングで査定を受け、現地で確定するのが現実的です。相場全体の見方は金属相場にまとめています。

福岡の超硬・関連金属の相場ベンチ

福岡で超硬を売る場合、超硬単体の単価に加えて一緒に発生しやすい工具母材(鉄・ステンレス)の単価も知っておくと、提示額が妥当かを自分で検算できます。福岡の参考レンジ(2026年6月時点)は超硬が2,500〜4,500円/kg級、銅が1,900〜2,100円/kg級、ステンレスが150〜190円/kg級、鉄が40〜55円/kg級です。下記の集約表は超硬と関連金属の相場目安を並べたもので、混ぜて出すか分けて出すかの判断材料にしてください。

表5:福岡の超硬・関連金属 相場ベンチ(参考目安・2026年6月時点)
金属 福岡の単価目安 超硬との同時発生 備考
超硬チップ 3,500〜4,500円/kg級 本体 付き物なしが上限寄り
超硬工具・ろう付け 2,500〜4,000円/kg級 本体 母材分を差し引き
ハイス(高速度鋼)工具 超硬より大幅に低い 工具箱で混在しやすい 超硬と混ぜない
ステンレス 150〜190円/kg級 母材・治具で同時発生 分けると正しく評価
40〜55円/kg級 シャンク・母材で同時発生 混ぜると全体が下振れ

表の単価はすべて目安・参考で、最終金額は現地査定で確定します。超硬とよく似たハイス(高速度鋼)工具は超硬より大幅に単価が低いため、混ぜると損をします。関連する金属の個別ページは、銅=非鉄金属の買取、相場全体=金属相場を参照してください。福岡エリア全体のスクラップ相場は福岡のスクラップ相場一覧にまとめています。

超硬の見分け方(磁石・重さ・色)

超硬かどうかを見分ける実用的な目安は「ずっしり重い」「磁石にわずかに反応する」「灰色がかった金属色で非常に硬い」の3点です。超硬はタングステンを多く含むため同じ大きさのステンレスや鉄より明らかに重く、手に持つと密度の高さがわかります。磁石は結合材コバルトの影響で弱く反応するのが特徴で、鉄のように強くは付かず、アルミや銅のようにまったく付かないわけでもありません。色は灰色〜濃灰色で、ヤスリでもほとんど削れないほど硬いのが超硬です。確実な判定は査定時の比重・成分確認で行います。

表6:超硬と紛らわしい金属の見分け方(簡易目安)
判定項目 超硬 ステンレス ハイス(鉄系工具鋼)
重さ(同サイズ比) 非常に重い 普通 普通
磁石の反応 弱く反応 付かない/弱い 強く付く
硬さ 極めて硬い(削れない) 普通 硬いが削れる
灰色〜濃灰色 銀白色 銀色〜光沢

判断に迷う場合は無理に分別せず、まとめて持ち込んで査定時に区分してもらうのが安全です。特にハイス工具と超硬は工具箱で混ざりやすく、見た目だけでは判別が難しいため、プロの査定で確認するのが確実です。

ろう付け母材の分離とコバルト含有のポイント

超硬を高く売るうえで重要なのが「ろう付け母材(鉄・ステンレス)の分離」と「コバルト含有率」です。ろう付けバイトなどは超硬チップが鉄の母材にろう付けされており、母材分は超硬として評価されないため、可能な範囲で外すと単価が上がります。一方、コバルトは超硬を固める結合材で、含有率が高い種類ほど評価が上がる傾向があります。種類によってコバルト量が異なるため、同じ「超硬」でも単価に幅が出ます。ただし母材の分離は専門的な作業のため、無理せず査定時に相談するのが現実的です。

表7:超硬の単価を左右する分別ポイント(考え方・目安)
ポイント 状態 単価への影響 対応
ろう付け母材 鉄・ステンレスが付着 母材分は減額 外せば上振れ・無理なら査定相談
コバルト含有率 結合材の量が多い種類 高いほど上振れ傾向 種類別に分けてまとめる
水分・油分 粉・スラッジに混在 下振れ要因 乾燥・油分除去
異種金属混入 ハイス・鉄工具が混在 全体が下振れ 超硬だけに分ける

無理な切断・分離はケガや工具破損の原因になるため、量が多い場合や判断が難しい場合は、そのまま査定を受けて区分してもらう選択も現実的です。分別の基礎的な考え方は非鉄金属の買取も参考になります。

重量×単価で概算する考え方

超硬の買取金額は「重量 × 単価」で決まるため、手元の超硬がだいたい何kgあるかを把握しておくと概算しやすくなります。たとえばクリーンな超硬チップ5kgなら2万円前後、10kgなら4万円前後(4,000円/kg目安・2026年6月時点)が一つの考え方です。ろう付け母材付きや粉はこの単価から下がるため、同じ重さでも金額は変わります。複数種類が混ざっている場合は「チップ分」「工具分」「粉分」に分けて、それぞれの単価で合算するのが正確な見積りの基本です。

表8:超硬の重量別 概算イメージ(チップ4,000円/kg・粉2,500円/kg目安で試算・2026年6月時点)
重量 超硬チップの概算 超硬粉の概算 備考
1kg 約4,000円 約2,500円 少量でも金額になりやすい
5kg 約20,000円 約12,500円 町工場の使用済みチップのまとめ
10kg 約40,000円 約25,000円 工場の定期発生の目安
50kg 約200,000円 約125,000円 事業者のまとまった発生

あくまで重量・金額とも目安で、当日の相場・種類・コバルト含有・付き物の度合いで変わります。正確な金額は現地で計量・査定して確定します。超硬は密度が高く、見た目以上に重いため、小さな箱でも金額が大きくなることがあります。

超硬を高く売るための準備・分別のコツ

超硬を少しでも高く売るコツは「超硬とそれ以外を分ける」「種類で分ける」「母材・付き物を外す」「粉は乾かしてまとめる」の4点です。まず工具箱の中からハイス・鉄工具を除いて超硬だけにし、チップ・工具・ダイス・粉を種類別にまとめれば高単価が個別に効きます。ろう付けの母材や付着物を可能な範囲で外せば評価が上がり、研磨粉は水分・油分を抜いて乾かすと下振れを抑えられます。量がまとまるほど出張効率が上がり、条件が良くなりやすい傾向があります。

  • 超硬とそれ以外を分ける:ハイス・鉄工具・ステンレスを除いて超硬だけにする
  • 種類で分ける:チップ・工具・ダイス・粉を別々にまとめる
  • 母材・付き物を外す:ろう付け母材・付着物を可能な範囲で除去
  • 粉は乾かしてまとめる:研磨粉は水分・油分を抜いて容器にまとめる

「種類が分からない」「分別が難しい」場合は、まとめて持ち込んで査定時に区分してもらうのが安全です。非鉄全般をまとめて売る考え方は非鉄金属の買取、相場の見方は金属相場を参照してください。

買取の流れ — 持込・出張の使い分け(福岡対応)

超硬スクラップの買取は「持込」か「出張引取り」の2通りが基本です。少量・自分で運べるなら持込が手早く、工場・町工場で定期的にまとまった量が出る場合や重いダイス・金型が絡むなら出張引取りが現実的です。当社の対応エリアは福岡市と近郊を中心とし、いずれも当日の相場と現物の状態で査定し、計量のうえ金額を確定します。古物商として古物営業法に基づく本人確認を行うため、本人確認書類をご用意ください。

表9:持込・出張の比較(当社対応の考え方・福岡市と近郊)
方法 向いているケース 準備するもの 金額確定のしかた
持込 少量・自分で運べる 本人確認書類・超硬スクラップ その場で計量・査定
出張引取り まとまった量・重量物・工場発生 本人確認書類・発生状況の情報 現地で計量・査定

超硬買取の注意点(本人確認・盗難品・法令)

超硬をスクラップに出す前には「本人確認」「盗難品の扱い」「異種金属の混入」「法令」の確認が必要です。超硬は単価が高いぶん盗難品が流通しやすく、古物商は古物営業法にもとづき本人確認・取引記録の作成保管が義務づけられています。出所の不明確な大量の工具・チップなどは取引できない場合があります。また、超硬にハイス工具や鉄・ステンレスが混ざっていると正しく評価されないため、可能な範囲で分けておくのが安全です。レアメタルのリサイクルや資源回収の枠組みは経済産業省JOGMECの所管情報も参考になります。

表10:超硬を手放す前のチェック項目
項目 確認内容 注意点
本人確認 身分証の提示 古物営業法にもとづく義務
出所 正規に入手した超硬か 盗難品は取引不可
異種金属の混入 ハイス・鉄・ステンレスの混在 分けると正しく評価
母材・付き物 外す/そのままかの判断 量と手間で選ぶ

当社は運営者情報で公示のとおり古物商許可を受け、古物営業法にもとづく本人確認・取引記録を行っています。不明点は無理に判断せず、事前にご相談ください。

買取事例(実例・内訳)


超硬チップを計量する様子。密度が高く少量でも重量×単価で金額が大きくなる
金額は現地で計量し、重量×当日単価で確定します。超硬は密度が高いため、種類別に分けると評価がスムーズです。

事例1:福岡市内 町工場の使用済み超硬チップ(持込)

2026年春、福岡市内の町工場のお客様から「機械加工で出た使用済み超硬チップ(合計約6kg)」の持込相談。付き物のないクリーンなチップと、ろう付けバイト(鉄母材付き)を分けて持参いただいたため、それぞれの単価で計量・査定しました。鉄工具と混ぜたまま雑品として処分するより手取りが大きく上がった事例です。「使用済みチップに値段が付くと思わなかった」というご相談でしたが、超硬は単価が高いため少量でもまとまった金額の目安になりました。金額は重量・当日相場で確定しました。


超硬スクラップの回収前後。チップ・工具・粉に分別してまとめて出張引取りした様子
量がまとまる場合は出張引取りが効率的で、種類別に分けると条件が良くなりやすい傾向があります。

事例2:福岡近郊 金属加工業者 超硬工具・研磨粉まとめ(分別あり・出張)

2026年春、福岡近郊の金属加工業者から「定期的に出る使用済み超硬工具・ダイスと研磨粉(スラッジ)」の出張引取り相談。超硬チップ・ドリル/エンドミル・ダイスを種類別に分け、研磨粉は水分・油分を抜いて乾かした状態でまとめていただきました。種類ごとに正しい単価で計上し、粉も乾燥状態で評価できたことで、一括混合より合計の手取りが上がった事例です。量がまとまると分別と乾燥の手間が利益に直結します。金額は現地計量・当日相場で確定しました。

取材ノート:古物商としての本人確認・取引記録

当社は福岡県公安委員会の古物商許可を受け、古物営業法にもとづく本人確認・取引記録の作成保管を行っています。超硬は単価が高くレアメタルを含むため盗難品が流通しやすく、身分証の提示・出所の確認・計量結果の提示・金額の説明を徹底しています。相見積もりも自由です。価格はすべて目安・参考で、最終金額は現地査定で確定する点を事前にお伝えしています。詳細は運営者情報を参照してください。

関連金属を個別に売る選択肢(内部リンク)

超硬と一緒に他のスクラップも手放したい場合や、超硬以外の金属も発生している場合は、金属別の専用ページ・相場ページで単価の目安と売り方を確認できます。超硬と混ざりやすいハイス工具・ステンレス、配線で出る銅など、それぞれ相場の動き方や分別のコツが異なります。まとめて売るか個別に売るかは、量・手間・当日相場で判断してください。

表11:超硬と一緒に発生しやすい金属・関連ページ
金属・テーマ 超硬との関係 参照ページ
非鉄金属全般 超硬は希少金属系で同じ高単価帯 非鉄金属の買取
金属相場の見方 市況・為替で単価が動く 金属相場
福岡のスクラップ相場 エリア全体の相場一覧 福岡のスクラップ相場一覧
運営者情報・査定相談 古物商許可・お問い合わせ 運営者情報

超硬は工具とともにステンレス治具や銅配線が同時に出ることもあります。あわせて非鉄金属の買取、相場全体の見方は金属相場、福岡エリアの相場は福岡のスクラップ相場一覧を参照してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 超硬は今いくらくらいで売れますか?
福岡の超硬相場はおおむね2,500〜4,500円/kg(参考目安・2026年6月時点)です。付き物のないクリーンな超硬チップは上限寄り、ろう付け母材付きや粉はやや下振れします。金額は重量×当日単価で、現地査定で確定します(買取保証ではありません)。
Q2. 超硬とは何ですか?普通の鉄や工具と違うのですか?
超硬(超硬合金)は炭化タングステンをコバルトで固めた非常に硬い金属で、切削工具のチップやドリル、金型・ダイスに使われます。主成分のタングステンが希少金属のため、鉄やハイス工具より大幅に高い単価がつきます。
Q3. 超硬かどうか自分で見分けられますか?
目安は「同じ大きさの鉄やステンレスより明らかに重い」「磁石に弱く反応する」「灰色がかった色でヤスリでも削れないほど硬い」の3点です。確実な判定は査定時の比重・成分確認で行いますので、迷う場合は分けずに持ち込んで区分してもらうのが安全です。
Q4. 使用済みの超硬チップ(摩耗品)でも売れますか?
はい。刃先が摩耗した使用済みチップでも超硬として買取対象です。むしろ町工場で定期的に出る使用済みチップはまとまると金額になりやすく、鉄工具や雑品と混ぜずに分けておくほど有利です。
Q5. ろう付けの工具(鉄母材付き)はそのまま売れますか?
はい、そのままでも買取対象です。ただし鉄母材分は超硬として評価されないため、可能な範囲で外すと単価が上がります。母材の分離は専門的な作業なので、無理せず査定時に相談するのが現実的です。
Q6. 超硬の研磨粉(スラッジ)も買い取ってもらえますか?
はい。研磨工程で出る超硬の粉(スラッジ)も買取対象です。ただし水分・油分・他成分の混合があると下振れするため、乾燥させて容器にまとめておくと評価が改善しやすくなります。
Q7. なぜ超硬はこんなに高いのですか?
主成分のタングステンが供給を特定国に依存する希少金属(レアメタル)で、世界的に需要が大きいためです。鉄(40〜55円/kg級)の数十倍以上の単価がつくのが実情で、リサイクル原料としての価値も高く保たれています。
Q8. コバルトの含有率で値段は変わりますか?
はい。コバルトは超硬を固める結合材で、含有率が高い種類ほど評価が上がる傾向があります。種類によってコバルト量が異なるため、同じ「超硬」でも単価に幅が出ます。種類別に分けておくと正しく評価されやすくなります。
Q9. ハイス(高速度鋼)と超硬は何が違いますか?
ハイスは鉄系の工具鋼で磁石に強く付き、超硬はタングステンを含み磁石に弱く反応します。単価は超硬がハイスより大幅に高いため、工具箱の中で混ぜると損をします。見分けにくい場合は分けずに持ち込み、査定時に区分してもらうのが安全です。
Q10. 少量の超硬でも買い取ってもらえますか?
はい。超硬は単価が高く密度も大きいため、少量でもまとまった金額の目安になります。1kgでも持込で査定を受けられます。種類別に分けておくと評価がスムーズです。
Q11. 福岡のどのエリアまで対応していますか?
対応は福岡市と近郊が中心です。少量・自分で運べる場合は持込、工場でまとまった量や重量物が出る場合は出張引取りが現実的です。詳しい範囲・条件は事前にご相談ください。
Q12. 買取のとき何を準備すればよいですか?
本人確認書類と超硬スクラップです。古物営業法にもとづく本人確認を行います。可能ならチップ・工具・粉を分け、ハイスや鉄工具を除いておくと評価が正確になります。
Q13. 表示価格は必ずもらえる金額ですか?
いいえ。表示はすべて目安・参考(2026年6月時点)で、買取保証ではありません。最終金額は現地査定で確定し、種類・コバルト含有率・状態・重量・分別状況・その時々の市況で変動します。
Q14. 出所が分かれば古い工具でも売れますか?
正規に入手した超硬であれば、古い使用済み工具でも買取対象です。ただし出所の不明確な大量のチップ・工具などは、盗難品防止の観点から取引できない場合があります。本人確認・出所確認にご協力ください。

まとめ — 超硬を高く・かんたんに手放す

超硬で損をしないための要点は「超硬とハイス・鉄を分ける・チップ/工具/粉で種類分けする・母材や付き物を可能な範囲で外す」の3点です。福岡の超硬相場は2,500〜4,500円/kg級(参考目安・2026年6月時点)で、クリーンなチップは上限寄り、ろう付け母材付きや粉はやや下振れします。超硬はタングステンという希少金属を主成分とし少量でもまとまった金額になりやすいため、種類を分けて出すほど有利です。少量なら持込、工場のまとまった量なら出張引取り+分別が効率的で、対応は福岡市と近郊が中心です。

  1. 超硬を見分ける:重い・磁石に弱く反応・極めて硬い/ハイスや鉄と分ける
  2. 種類を分ける:チップ・工具・ダイス・粉で単価が変わる
  3. 母材・付き物を外す:ろう付け母材・付着物・水分油分を可能な範囲で除去
  4. 方法を選ぶ:少量=持込/工場のまとまった量・重量物=出張(福岡市と近郊)

価格はすべて目安・参考(2026年6月時点)で、最終金額は現地査定で確定します(買取保証ではありません)。関連する売り方は非鉄金属の買取、相場の見方は金属相場、福岡の相場は福岡のスクラップ相場一覧を参照してください。

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