雑線(被覆銅線)の買取価格【2026年最新】種類別の相場・剥き線との価格差・高く売る方法





雑線(被覆銅線)の買取価格【2026年最新】種類別の相場・剥き線との価格差・高く売る方法

雑線(被覆銅線)の買取価格は2026年4月時点でVA線・VVFが160〜220円/kg、CVケーブルが200〜280円/kg、通信ケーブルが60〜120円/kgが相場の目安だ。雑線は被覆を剥いた「剥き線(ピカ線)」との価格差が大きく、剥き線にすると買取価格が2〜4倍になるケースがある。ただし剥く手間と時間、工具コストを考慮すると剥かずにそのまま売った方が有利な場合もある。本記事では雑線の種類別相場テーブル、被覆付きvs剥き線の価格差比較、効率的な剥き方と道具、高く売るための方法を詳しく解説する。

結論:雑線(細線・低含有率被覆銅線)の買取はkg 500〜700円充電ケーブル・LANケーブル・電話線等が代表。被覆を剥けば1号銅扱いで1,300円超に。
雑線 種類別kg単価(福岡 2026年4月時点)
種類 銅含有率 kg単価 由来例
1号雑線 40〜60% 500〜700円 電線・通信線
2号雑線(細線多い) 30〜40% 350〜500円 充電ケーブル・LAN
3号雑線(薄被覆) 20〜30% 200〜350円 電話線・極細線
銅被覆銀芯 個別査定 同軸ケーブル等
参考: 上銅(VVF線) 60%以上 900〜1,000円 住宅配線
参考: 1号銅(剥き) 99%以上 1,300〜1,400円 被覆を剥いた状態
剥き作業の損益分岐ライン(個人作業の目安)
項目 内容
VVF線(日野線) 嘋くへき: �⩊�万→1号銅1,300円で+400円/kg
太い動力線 剥くべき: 効率良く+500〜700円/kg
充電ケーブル・LAN 剥かない: 細線で剥き作業に時間かかりすぎ
同軸ケーブル 個別査定推奨: 銀芯含有ため
大量にある場合 夭者の機械剥きを利用(手数料あり)

※ 剥き機の購入vs業者依頼の損益・銅相場連動の動き・福岡での雑線買取窓口は以下で詳しく解説します。

雑線とは — 被覆銅線の基本知識

雑線とは銅の導体に樹脂被覆を施した電線の総称で、スクラップ業界では「被覆銅線」とも呼ばれる。家庭の電気配線に使われるVA線・VVFケーブルから、動力配線に使われるCVケーブル、通信インフラに使われる通信ケーブルまで幅広い種類が含まれる。雑線と剥き線(ピカ線・ピカ銅)の最大の違いは銅含有率にあり、雑線は被覆込みで銅含有率が20〜60%程度であるのに対し、剥き線は銅純度99%以上となるため単位重量あたりの価値が大幅に異なる。2026年4月の国際銅相場(COMEX先物)は1トンあたり9,500〜10,000ドル程度で推移しており、銅スクラップの国内買取価格の底値を形成している。

雑線が発生する場面は主に「建設・解体現場での電線撤去」「電気工事業者の材料余りと廃線」「工場・倉庫の設備解体」「古い住宅の配線リフォーム」などだ。個人でも電気工事後に余ったVVFケーブルや家電解体後の電線をまとめて売却できる。

種類 主な用途 銅含有率の目安 被覆材質
VA線(600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル) 一般家庭の屋内配線 約25〜35% PVC(塩ビ)
VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形) 一般家庭・軽商業施設の配線 約30〜40% PVC(塩ビ)
CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル) 工場・ビルの動力配線 約40〜60% 架橋PE+PVC
通信ケーブル(電話線・LAN・同軸) 電話・インターネット配線 約10〜25% PVC・PE
IVケーブル(600V ビニル絶縁電線) 屋内配管内の配線 約40〜55% PVC(単層)

種類別の買取価格テーブル【2026年4月最新】

雑線の買取価格は銅含有率と被覆の種類によって大きく異なる。2026年4月時点での国内銅スクラップ相場はピカ線(剥き線)が700〜900円/kgで推移しており、各種雑線の買取価格はこの参考値に銅含有率を掛け合わせた金額から加工・処理費を差し引いた水準となる。以下の価格は福岡エリアのスクラップ業者における2026年4月時点の目安であり、国際銅相場の変動により日々変化する点に注意してほしい。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいており、相場変動により実際の条件は異なる場合があります。

種類 買取価格の目安(円/kg) 銅含有率の目安 取引の注意点
VA線・VVFケーブル(2芯・3芯) 160〜220円/kg 25〜40% 最もよく流通する汎用品
CVケーブル(動力用) 200〜280円/kg 40〜60% 銅含有率高く単価が高め
IVケーブル(単線・撚線) 220〜320円/kg 40〜55% 被覆が薄く銅比率が高い
通信ケーブル(電話線・ADSL) 60〜120円/kg 10〜25% 細線が多く銅含有率が低い
LAN・同軸ケーブル 40〜100円/kg 5〜20% 最低グレード。混入は避ける
モーター巻線(エナメル線) 300〜500円/kg 80〜95% 被覆が薄くピカ線に近い扱い
剥き線(ピカ線) 700〜900円/kg 99%以上 銅スクラップ最高グレード
注意

上記は税別・2026年4月時点の参考価格です。国際銅相場(COMEX先物)の変動により毎日価格が変わります。通信ケーブルや同軸ケーブルをVA線・CVケーブルに混ぜて持ち込むと、全量が低グレードとして査定されるケースがあります。種類別に分けて持ち込むことで適切な価格がつきます。

被覆付きvs剥き線の価格差テーブル

雑線を剥き線(ピカ線)にすることで買取価格は大幅に上昇するが、剥く手間・工具コスト・時間を考慮すると、必ずしも剥いた方が有利とは言えない。2026年4月時点でVA線(2芯1.6mm)を例に試算すると、被覆付きで160〜220円/kgのところ剥き線にすると700〜900円/kgになるが、VA線から取れる銅の重量は元の重量の約30%のため、10kgのVA線を剥いても銅として約3kgしか得られない計算になる。被覆付きの収入と剥き線の収入を比較する際には、この「歩留まり率」を必ず考慮する必要がある。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいており、相場変動により実際の条件は異なる場合があります。

条件 VA線 10kg の場合 CVケーブル 10kg の場合
被覆付きで売却 160〜220円 × 10kg = 1,600〜2,200円 200〜280円 × 10kg = 2,000〜2,800円
剥き線にして売却 歩留まり30%(3kg)× 800円 = 2,400円 歩留まり50%(5kg)× 800円 = 4,000円
差額(剥いた場合の上振れ) +200〜800円(10kg剥く手間に見合うか要検討) +1,200〜2,000円(CVは剥く価値が高い)

この試算から「CVケーブルは剥く価値が高く、VA線はコストパフォーマンスが低い」という結論が導ける。銅含有率の高いCVケーブル・IVケーブル・モーター巻線は剥いた方が大幅に有利になる一方、VA線・通信ケーブルは剥く手間に対して得られる追加収入が少ない。

電線の種類 剥く価値 推奨アクション 理由
CVケーブル(太) 非常に高い 剥いて売る 銅含有率50〜60%で歩留まりが良い
IVケーブル(単線太め) 高い 剥いて売る 単芯で剥きやすく銅比率も高い
VA線・VVF(2芯1.6mm) 低〜中 量が多ければ剥く、少量はそのまま 銅含有率30%で歩留まりが悪い
通信ケーブル・LAN 非常に低い そのまま売る 細線で剥きにくく銅含有率も低い

剥く道具と効率的な方法

電線を剥く道具は「電工ナイフ」「ワイヤーストリッパー」「電線皮むき機(ケーブルストリッパー)」の3種類が主流だ。少量であれば電工ナイフやワイヤーストリッパーで対応できるが、大量に剥く場合は電動の電線皮むき機(1万〜5万円程度)を使うと効率が大幅に上がる。

作業の安全に注意が必要だ。電線は必ず通電していないことを確認してから作業すること。特に解体現場から持ち込まれた電線で切断面が見えない場合、端末処理が不完全で感電リスクがある電線が混在することがある。不明な場合は絶縁手袋を着用して作業することを強く推奨する。

よくある質問

よくある質問について、2026年4月時点の最新情報をもとに、具体的な数値データ・手順・注意点を網羅的に解説する。本セクションでは実務経験に基づく正確な情報を提供し、初めての方でも安心して行動に移せるよう、テーブル形式の比較データや実例を交えて説明している。最新の相場は変動するため、取引時には業者へ確認することを推奨する。

雑線(被覆銅線)はどこで買い取ってもらえますか?

金属スクラップ専門の買取業者(非鉄金属スクラップ業者)が最も高い価格で買い取ります。ホームセンターや家電量販店のリサイクル受付は対象外です。近隣のスクラップ業者に電話で持込可否を確認してから来店するのが確実です。持込量が多い場合は出張買取に対応している業者もあります。

雑線の買取に最低量の制限はありますか?

業者によって異なりますが、1kg未満は対応不可とする業者が多いです。一般的に5〜10kg程度から持込買取の対応が現実的になります。少量(1〜5kg程度)の場合は電線の種類ごとに分別・束ねてから持参すると査定がスムーズです。大量(50kg以上)の場合は出張買取や引取サービスを利用できる業者が多くなります。

雑線の買取価格はなぜ日々変動するのですか?

雑線の買取価格は国際銅相場(COMEX・LME先物)と連動しているためです。銅は国際商品市場で取引される金属であり、米ドル相場・中国の需要動向・産銅国の生産状況などで毎日価格が変動します。2026年4月時点では銅地金価格が高水準(LME 9,500〜10,000ドル/トン程度)で推移しており、雑線の買取価格も比較的高い水準にあります。

通信ケーブル(電話線・LAN)はいくらで売れますか?

2026年4月時点の目安は40〜120円/kgです。VA線・CVケーブルと比較して大幅に低い理由は、銅含有率が10〜25%と低く、細い撚線が多くて処理コストがかかるためです。大量に持ち込む場合は種類ごとに分別することが重要で、通信ケーブルをVA線に混ぜると全量が低グレードとして査定される場合があります。

雑線を剥いてから売るべきですか、そのまま売るべきですか?

CVケーブルや太いIVケーブルは剥いて売った方が有利です。銅含有率が50〜60%あり、剥き線にすると単価が4〜5倍になるため、歩留まりを考慮しても手元収入が増えます。一方、VA線(2芯1.6mm)や通信ケーブルは剥く手間に対して得られる追加収入が少なく、量が少ない場合はそのまま売った方が効率的です。

電線を剥く際の注意点は何ですか?

最も重要なのは「通電していないことを確認してから作業する」ことです。解体現場から持ち込んだ電線で端末処理が不完全なものは感電リスクがあります。作業時は絶縁手袋を着用し、切断面を確認してから剥き作業を行ってください。また、PVC被覆を焼いて剥く行為は、塩化水素ガスが発生するため大気汚染防止法違反となります。被覆は必ず機械的な方法(カッター・ストリッパー)で剥いてください。

古物商許可なしで雑線を売れますか?

個人が自己使用後の電線(リフォーム後の余り電線・家電解体後の電線など)を売却する場合は古物商許可は不要です。ただし業として(反復継続して)中古電線の売買を行う場合は古物商許可が必要です。また一部の地域では、盗品電線の流通防止のため本人確認書類の提示を求める業者が増えています。

雑線を高く売るための分別・梱包方法はありますか?

最も効果的な方法は「種類ごとの分別」です。VA線・CVケーブル・IVケーブル・通信ケーブルをそれぞれ分けて持ち込むことで、適切なグレードとして査定されます。混在状態で持ち込むと最も低グレードの価格が全量に適用されるケースがあります。また、泥・油・コーキング剤などの付着物を可能な限り取り除いた方が高評価につながります。

まとめ

雑線(被覆銅線)の買取価格はVA線160〜220円/kg、CVケーブル200〜280円/kg、通信ケーブル60〜120円/kgが2026年4月時点の目安だ。剥き線にすることで700〜900円/kgに上昇するが、歩留まり率を考慮するとCVケーブルは剥く価値が高く、VA線は量によって判断が分かれる。買取価格を最大化するには「種類別の分別」「CVケーブルは剥いて売る」「複数業者への相見積もり」の3点を実践することが重要だ。国際銅相場の変動で価格は毎日変わるため、高値期を狙った売却も有効だ。

この記事のまとめ
  • 雑線の買取価格はVA線160〜220円/kg、CVケーブル200〜280円/kg(2026年4月目安)
  • 剥き線(ピカ線)は700〜900円/kgで、被覆付きの2〜5倍の単価がある
  • CVケーブル・IVケーブルは銅含有率が高く、剥いて売る価値が大きい
  • VA線・通信ケーブルは歩留まりが悪く、少量は被覆付きで売る方が効率的
  • 種類ごとに分別して持ち込むことで適切なグレード評価を受けられる
  • 被覆を焼いて剥く行為は大気汚染防止法違反。必ず機械的な方法で処理する
  • 国際銅相場と連動するため、銅高値期(中国景気回復・ドル安時)に売却すると有利

更新ポリシー: この記事の雑線買取価格は国際銅相場の動向に応じて定期的に見直しを行い、最新の参考価格に更新します。法令に関する記述は改正時に速やかに修正します。

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