トラクターの買取相場|馬力・メーカー・年式別の査定価格と高く売るコツ




トラクター(クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機)の買取相場を、馬力別・メーカー別・年式別・アワーメーター別・キャビン/4WD別・アタッチメント別・燃料種別の各観点から整理。劣化減額率、査定チェック項目、高く売るコツ、不動機対応、福岡・九州の出張査定まで、2026年5月時点の業界一般動向に基づきまとめます。

結論:トラクターの買取相場は馬力・メーカー・年式・アワーメーター・キャビン/4WD・アタッチメント・状態の7軸で決まるクボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラの4社は中古市場・東南アジア輸出で需要が安定し、20〜40馬力帯は海外輸出ニーズが厚い。査定額を伸ばすには①馬力・型式・年式・アワー・キャビン/4WD・アタッチメントを整理→②複数社で相見積→③エンジン始動・PTO・油圧の動作確認→④清掃と整備記録の提示の4段階。10年超で-40〜-60%、稼働2,000時間超で-30〜-50%の減額が累積する一方、不動機でも海外輸出・部品取りで値が付く業界動向です。

※ 2026年5月時点の業界一般動向(確認: 2026-05-23)。古物商情報は運営者情報、統計は農林水産省、検査基準はFAMICを参照。

トラクター買取相場【2026年5月時点】

トラクターの買取相場は馬力・メーカー・型式・年式・アワーメーター・キャビン/4WD・アタッチメント・状態の組合せで決定。4社の稼働機は中古市場・東南アジア輸出市場で需要が安定し、20〜40馬力帯は海外指名買いが入りやすい帯域。日本製はディーゼル堅牢性で評価され20〜30年経過機でも条件次第で値が付きます。統計はe-Stat、技術動向は農林水産技術会議を参照。

表1:トラクター 買取相場の全体サマリー(業界一般・状態並・2026年5月時点)
馬力区分 低〜中価格帯 高価格帯
15〜25馬力(家庭・小規模水田・果樹園) 5〜30万円 30〜80万円
26〜40馬力(兼業〜専業中心機) 15〜80万円 80〜180万円
41〜60馬力(専業・受託作業) 30〜150万円 150〜320万円
61〜80馬力(大規模法人・大区画水田) 60〜250万円 250〜500万円
81馬力以上(大規模畑作・畜産・公共事業) 100〜400万円 400〜800万円
不動・要解体機(全馬力共通) 0〜10万円 10〜40万円

実査定額は稼働時間・整備履歴・キャビン/4WD・アタッチメント・地域需給で変動。関連はコンバイン耕運機、付属はアタッチメント買取相場を参照。

メーカー別 相場比較(クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ)

国内トラクターの主要メーカーはクボタ・ヤンマー・イセキ・三菱マヒンドラ農機の4社。クボタは15〜100馬力超までフルライン、ヤンマーは小〜中型に強く海外輸出が厚い、イセキは中型機と国内農協ルートが強み、三菱マヒンドラは小〜中型中心。仕様はクボタ公式イセキ公式を参照。

表2:メーカー別 トラクター 買取相場目安(業界一般・状態並)
メーカー・代表シリーズ例 主力馬力帯 市場の特徴 買取相場目安
クボタ GB・GL・KL・MZ・M7シリーズ 15〜130馬力 国内シェア最大・部品供給安定・海外指名買い強 5〜700万円
ヤンマー EF・YT・AF・YMシリーズ 15〜110馬力 小〜中型に強み・東南アジア/中央アジア輸出厚 5〜600万円
イセキ TJ・TG・TJV・NTAシリーズ 15〜95馬力 中型に強み・国内農協ルート流動性高 5〜500万円
三菱マヒンドラ GA・GAK・GBKシリーズ 15〜60馬力 小〜中型中心・部品供給の信頼感 5〜250万円
ジョンディア・ニューホランド等 海外メーカー 40〜200馬力 畜産・大規模畑作中心・国内流通少 30〜800万円

同等馬力・状態なら3社(クボタ・ヤンマー・イセキ)の査定額差は出にくく、差が付くのはシリーズ人気度・部品供給性・海外バイヤー指名買い等の二次要因。クボタGL・KL、ヤンマーEF・YT、イセキTJ系は流動性高く海外指名買いが入りやすい。三菱マヒンドラは流通量少なめだが状態良好なら固い評価。詳細はクボタヤンマーイセキ三菱各トラクターの買取相場を参照ください。

馬力別(15-25・26-40・41-60・61馬力以上)×メーカーの相場マトリクス

トラクターは馬力で用途・規模・相場帯が大きく変わる。15〜25馬力は家庭菜園・果樹園・小規模水田、26〜40馬力は兼業〜専業中心機、41〜60馬力は専業・受託作業、61馬力以上は大規模法人・畜産という棲み分けが業界標準。下記は「年式10年前後・稼働1,500時間前後・4WDキャビンなし・状態並」基準の業界一般レンジで、最終額は現地確認で決まります。

表3:馬力 × メーカー マトリクス相場(業界一般・年式10年・状態並)
馬力帯 クボタ ヤンマー イセキ 三菱マヒンドラ
15〜20馬力 10〜40万円 10〜35万円 10〜35万円 5〜30万円
21〜25馬力 15〜55万円 15〜50万円 15〜50万円 10〜45万円
26〜35馬力 30〜120万円 25〜100万円 25〜100万円 20〜80万円
36〜45馬力 50〜180万円 40〜160万円 40〜160万円 30〜120万円
46〜60馬力 80〜260万円 70〜230万円 70〜220万円 50〜170万円
61〜80馬力 130〜400万円 110〜350万円 100〜320万円 少数流通
81馬力以上 200〜700万円 180〜600万円 150〜500万円 ほぼ流通なし

2026年中古市場では26〜45馬力帯の流動性が最も高く、専業農家の入替・中古バイヤー再販ニーズが活発。20〜40馬力はコンテナ収納性で海外評価高、61馬力以上は絶対額大も買い手が農業法人・受託業者・畜産農家に限定。クボタGL・KL、ヤンマーEF・YT、イセキTJは上限寄りで、三菱マヒンドラは評価ばらつき大のため複数社相見積が重要。コンバインの買取相場も併せて確認を。

年式・経過年数による相場ダウン率

トラクターの買取相場は年式進行で段階的に減額。5年以内は緩やか、5〜10年で中程度、10年超で急落、20年超は海外輸出・部品取り中心。稼働少なめの大型機・キャビン付は年式減額が緩やかで、15〜20年経過でも稼働良好なら数十万〜100万円超の査定例があります。トラクターは構造がシンプルで耐久性が高くコンバイン・田植機より経年に強い特徴があります。

表4:年式別 相場減額の目安(業界一般・トラクター)
年式(製造後) 15〜25馬力 26〜45馬力 46馬力以上
1〜3年 -10〜-20% -5〜-15% -5〜-15%
4〜7年 -20〜-35% -15〜-30% -10〜-25%
8〜10年 -35〜-50% -25〜-45% -20〜-40%
11〜15年 -45〜-65% -40〜-55% -35〜-50%
16〜20年 -60〜-75% -55〜-70% -50〜-65%
21〜30年 海外輸出ルート中心(馬力帯により5〜120万円)
30年超 部品取り・解体ルート中心

「年式が古いから値が付かない」と諦める前に稼働時間・PTO/油圧・エンジンの状態を確認を。日本製は東南アジア・中央アジア・南米・アフリカで評価が高く、20〜30年経過でも数万〜数十万円の値が付くケースがあります。詳細は海外輸出と買取相場、判断は修理・買い替え検討ガイドを参照。

アワーメーター(稼働時間)が買値に与える影響

トラクター査定ではアワーメーターが年式と同等以上に重視。同じ年式・馬力でも稼働500時間と3,000時間で査定額が大きく分かれる構造。年間50〜200時間が標準的で、10年で500〜2,000時間なら「使用範囲内」、2,500時間超は「重稼働」、4,000時間超は「耐用限度近接」の目安。エンジン・PTO・油圧・トランスミッションの摩耗が稼働時間と相関します。

表5:アワーメーター段階別 減額率の目安(業界一般・トラクター)
アワーメーター 状態の目安 減額率の目安 主な減点要因
〜500時間 使用控えめ・若い個体 軽微(基準値) ほぼなし
500〜1,000時間 標準的な使用範囲 -5〜-10% 消耗品交換時期接近
1,000〜2,000時間 稼働多めだが寿命内 -10〜-20% タイヤ・ベルト摩耗・PTO接触面
2,000〜3,000時間 重稼働領域 -20〜-35% クラッチ・油圧シリンダー摩耗
3,000〜4,000時間 大規模法人クラスの重稼働 -35〜-50% エンジン消耗・トランスミッション疲労
4,000時間超 耐用限度に近い -50〜-65% オーバーホール検討領域

アワーメーターは年式減額と累乗的に重なる点に注意。年式12年(-45%)× 稼働2,800時間(-30%)で新車相当から大きく目減り。一方、年式15年でも稼働800時間台の個体は「年式の割に若い」と評価され緩やかな査定が出やすい。事前にアワー情報を正確に伝えると概算精度が上がります。耐用年数は農機具の減価償却と耐用年数を参照ください。

キャビン有無・4WD/2WDが相場に与える加減額率

トラクターはオプション装備で査定額が大きく変動。影響度が高いのが「キャビン(エアコン付)」と「4WD/2WD」。キャビンは農薬散布・冬夏作業の負担軽減で実需高、4WDは水田・湿地・傾斜地での走破性で評価が分かれます。下記は同型機を「キャビンなし・2WD」基準とした加減額率の業界一般動向です。

表6:オプション装備別 加減額率の目安(業界一般・トラクター)
装備区分 加減額率の目安 背景
キャビン付(エアコン稼働) +15〜+30% 農薬散布・夏冬作業の実需・海外評価上位
キャビン付(エアコン不調) +5〜+15% 本体価値あるがエアコン整備費要
キャノピー(簡易屋根) +3〜+10% 日除け・小雨対応の付加価値
2WD(同型に4WD設定あり) -10〜-20% 水田・湿地での利用範囲が狭まる
HMT/CVT(無段変速) +10〜+20% 操作性・燃費・耐久性で実需高
自動操舵・GPS装備 +15〜+40% スマート農業対応で需要拡大

クボタ45馬力・10年・1,800時間・キャビンなし2WDが100万円なら、同機体がキャビン付4WDで120〜140万円のレンジ。4WD設定型番の2WD個体は海外敬遠で国内中古寄り査定に。同時売却の多い草刈り機チェーンソーの買取相場も参照。

アタッチメント(ロータリー・ハロー等)の個別買取相場

トラクターは付属作業機(アタッチメント)も買取対象。本体同時査定でロータリー・ハロー・畦塗り機・プラウ等を出すと運搬コスト一括負担とセット販売価値で単価評価が伸びます。単体売却も可能ですが状態と適合馬力で変動。詳細はアタッチメント買取相場を参照。

表7:アタッチメント別 買取相場目安(業界一般・状態並・主要メーカー製)
アタッチメント 主な用途 適合馬力 買取相場目安
ロータリー 水田・畑の耕うん 15〜80馬力 3〜25万円
ハロー 水田の代かき 25〜70馬力 3〜20万円
畦塗り機 畦形成・補修 20〜60馬力 5〜30万円
プラウ・サブソイラ 反転耕・心土破砕 30〜80馬力 3〜18万円
ブロードキャスタ 肥料・粒剤散布 15〜60馬力 2〜12万円
マニュアスプレッダ 堆肥散布 30〜80馬力 5〜35万円
フロントローダー 荷役・除雪・堆肥積込 25〜80馬力 10〜50万円
バックホー(後付) 溝掘・小規模土木 30〜70馬力 15〜60万円
ロールベーラ 畜産用飼料梱包 40〜90馬力 30〜200万円

アタッチメントは適合馬力・刃物残量・回転部ガタ・油圧駆動部漏れが査定要因。同型ロータリーでも刃物残量70%以上か30%以下で査定額2〜3倍違うケースも。ロールベーラ・マニュアスプレッダ等は本体と同等以上の評価額で単体査定でも値が付きます。純正同梱か後付け汎用品かを伝えると概算精度が上がります。

燃料種別(ディーゼル vs ガソリン)の相場差

農業用トラクターの大多数はディーゼルエンジンで、ガソリン機は15〜25馬力小型の一部に限定。ディーゼルは軽油の入手性・燃費・トルク・耐久性で農業用途に最適化され中古・海外輸出とも優位。同馬力でもガソリン機は-15〜-30%、LPG機は-20〜-40%程度が業界一般の目安。ディーゼル小型機が中古15万円相当ならガソリン同型は10〜12万円程度のレンジ。判断軸は農機具の修理・買い替え検討ガイド、処分は農機具の処分方法を参照ください。

劣化状態が相場に与える影響(減額率テーブル)

査定額は劣化要因の積み上げで減額されます。エンジン始動性・PTO駆動・油圧シリンダー・タイヤ残量・外装損傷・錆進行が主要要因。単独なら減額幅は小さくても、複数重なると累積で-60%以上になることもあります。

表8:劣化要因別 減額率の目安(業界一般・トラクター)
劣化要因 状態の内容 減額率の目安
エンジン始動不良 セル回らない・かかりが悪い・白煙黒煙 -20〜-40%
エンジン完全不動 セル不可・圧縮抜け・焼き付け疑い -50〜-75%(部品取り価値)
PTO不調 PTO回らない・空転・クラッチ滑り -15〜-30%
油圧系トラブル 油圧上がらない・オイル漏れ・ホース老朽 -15〜-35%
トランスミッション不調 変速ギア入らない・抜ける・異音 -20〜-40%
タイヤ摩耗 残量50%以下・ひび割れ・ラグ摩耗 -5〜-15%
キャビン・エアコン不調 エアコン効かない・キャビンガラス割れ -5〜-20%
外装損傷・塗装剥がれ カバー破損・大きな凹み・色褪せ -5〜-15%
錆の進行 表面錆・点状錆・足回り腐食 -5〜-25%
整備記録なし 取扱説明書・点検記録欠落 -3〜-10%

「動かない」と諦める前にバッテリー上がり・燃料劣化・空気抜き不足を確認。軽微な復旧で査定額が大きく改善します。処分は農機具の処分方法を参照。

査定でチェックされる項目と減額ポイント

トラクターの現地査定では業界一般として下記項目が定型的にチェックされます。事前に把握すると査定担当者とのコミュニケーションがスムーズです。

表9:査定でチェックされる主な項目(トラクター)
カテゴリ チェック項目 影響度
基本情報 メーカー・型式・馬力・年式・シリアル番号 ★★★
稼働情報 アワーメーター・主な作業内容 ★★★
エンジン 始動性・アイドリング・白煙黒煙・異音 ★★★
PTO・駆動系 PTO回転・クラッチ・トランスミッション・前後進 ★★★
油圧系 3点リンク・油圧シリンダー・ホース・オイル漏れ ★★★
4WD・キャビン系 前輪駆動・デフロック・エアコン・操作レバー ★★
足回り・外装 タイヤ残量・ホイール錆・塗装・凹み・カバー類 ★★
付属品・書類 取扱説明書・整備記録・標識交付証明書/自動車検査証 ★★

査定担当者は「始動する・前後進する・3点リンクが上下する・PTOが回る」を順に確認し加減点。当日のエンジン始動可否・油圧動作は印象に大きく影響するため、事前にバッテリー充電・燃料確認・グリスアップを済ませると有利。整備履歴は紙でもデジタルでも提示を。

不動トラクター・古い型の買取可否と減額目安

「エンジンがかからない」「20年以上前の古い型」「納屋に長年放置」のトラクターでも多くのケースで値が付きます。買取ゼロでも引取費用無料の対応ケースが業界一般。理由は①海外輸出(東南アジア・中央アジア・南米・アフリカで需要継続)、②部品取り需要、③解体スクラップ価値の3点。日本製はエンジン・トランスミッションの堅牢性が世界的に評価され、昭和の機械でも海外再生される実例があります。

  • エンジン始動不良(軽修理復旧見込):修理再販・国内中古/状態並の-20〜-40%
  • エンジン完全不動(重整備必要):部品取り・海外輸出/状態並の-50〜-70%
  • 15〜20年経過・稼働良好:海外輸出ルート中心/15〜80万円
  • 21〜30年経過・稼働可:海外輸出ルート/5〜40万円
  • 30年超・稼働可:海外輸出・部品取り/3〜25万円
  • 30年超・不動:部品取り・スクラップ/0〜10万円
  • 解体専用機(重度錆腐食):金属資源・スクラップ/0〜5万円

不動トラクターの相談時は「いつから・どう動かないか」を伝えることが重要。「去年までは動いていた」「セルは回るがかからない」など症状情報が多いほど査定精度が上がります。仕組みは引き取り無料サービス、処分は農機具の処分方法、事業者情報は運営者情報を参照。

高く売るための準備と査定前チェック

査定額を伸ばすには業界一般として下記7点が有効。コストパフォーマンスの高い順に並べています。

  1. 外装清掃:泥・藁屑・油汚れを落とすだけで第一印象が大きく変わり加点要因。
  2. エンジン始動確認:当日かかる状態に。バッテリー上がり・燃料劣化で「動かない」評価は惜しい。
  3. 3点リンク・PTO・油圧の動作確認:実演できるよう事前チェック。
  4. 取扱説明書・整備記録を準備:書類が揃うと中古・海外輸出の再販価値が上がる。
  5. アタッチメントをまとめる:ロータリー・ハロー・畦塗り機等を本体と同時提示。
  6. 複数社で相見積:2〜3社で相場感を把握。
  7. シーズン前査定:春耕前(2〜4月)・稲刈り後(10〜12月)が需要期前で査定額が伸びやすい。

「清掃に何時間もかける」「故障部品を高額修理する」は費用対効果が悪く修理費が査定差を上回ると逆効果。軽整備(バッテリー・燃料入替・グリスアップ)まではコスパ良好、重整備は査定差で回収しにくいのが一般論。複数台一括は農機具のオークション売却も参考に。コンバイン耕運機乾燥機精米機の相場も併せて確認を。

福岡・九州エリアの出張査定対応と取材ノート

当社は福岡市中央区を拠点に福岡県・九州エリアのトラクター出張買取に対応。筑後平野・福岡都市圏・北九州を中心に農業法人・専業/兼業農家・相続案件まで幅広く対応し、出張査定・運搬・引取りまでワンストップ。事業者情報は運営者情報に集約。筑後平野は26〜60馬力帯キャビン付4WDの入替・離農・相続需要が継続、朝倉・うきは・八女は果樹園用小型機、北九州・遠賀は畜産用大型キャビン機、糸島は施設園芸用小型機の相談が多い。エリア別は筑後久留米朝倉北九州の農機具買取ガイドを参照。

取材ノート1:福岡県内クボタGM・GL系小型トラクターの査定実例

2026年4月、福岡市西区の兼業農家から「果樹園で使った小型トラクター処分」の相談。クボタGL系21馬力・2015年式・約750時間・4WD・キャノピー付・ロータリー同梱。清掃済み・取扱説明書あり・エンジン/PTO/油圧良好で、15〜25馬力帯の相場上限寄り査定。出張査定→稼働確認→契約→運搬→現金引取りで対応し、古物商として帳簿記載・本人確認も実施(運営者情報)。果樹園エリアは朝倉市の農機具買取ガイドを参照。

取材ノート2:ヤンマー大型キャビン付きトラクターの査定加算事例

2026年3月、筑後地域の専業農家から「55馬力キャビン付トラクターを処分したい」との相談。ヤンマーEF系55馬力・2017年式・約1,800時間・4WD・キャビン(エアコン良好)・フロントローダー付・整備記録完備。キャビン付4WD・フロントローダーの相乗評価で、同馬力・同年式基準値から+25%程度の加算査定で合意。筑後地域の農機具買取ガイドヤンマートラクターの買取相場を参照。

取材ノート3:不動トラクターの引取りと海外輸出ルート対応

2026年2月、福岡県北部の農業法人から「納屋で長年動かしていない古いトラクターがある」との相談。イセキTJ系40馬力・1998年式・約3,200時間・2WD・キャビンなし・エンジン始動不可。現地確認で燃料系劣化と固着が主因で軽整備で始動見込み。「修理再販」「現状引取(海外輸出)」両案を提示し海外輸出ルートで合意。20年超でも値が付くケースが多い業界動向です。詳細は農機具の海外輸出と買取相場を参照。

取材ノート4:古物商として帳簿管理の責任と運営体制

当社は農機具買取のすべての取引について古物営業法に基づく帳簿管理と本人確認を実施。盗品流通防止のためメーカー・型式・馬力・年式・シリアル番号・売主本人確認情報を記録保管。法的根拠は古物営業法(e-Gov)、事業者情報は運営者情報、管理体制は古物商の管理者届出で詳述しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. トラクターの買取で出張査定は無料ですか?
業界一般として出張査定・見積りは無料の業者が大半。事前に「査定無料・見積り無料・キャンセル料無料」の3点を確認のうえ依頼を。
Q2. エンジンがかからないトラクターでも買い取ってもらえますか?
多くの場合可能。部品取り・海外輸出・解体スクラップ価値のいずれかで値が付き、買取ゼロでも引取費用無料の対応ケースも。引き取り無料サービスを参照。
Q3. クボタとヤンマー・イセキでは査定額に大きな差が出ますか?
同等馬力・状態なら3社間の査定額差は出にくい。馬力・年式・アワー・キャビン/4WD・アタッチメントが影響大。クボタヤンマーイセキ各トラクター買取相場を参照。
Q4. 三菱マヒンドラ農機のトラクターは値が付きますか?
状態良好なら3社並みの査定が出ます。流通量少なめで評価ばらつきが出やすいため複数社相見積が有利。三菱トラクターの買取相場も参照。
Q5. 20年以上前の古いトラクターでも売れますか?
海外輸出ルート・部品取り需要で値が付くケースが多く、稼働良好なら数万〜数十万円の査定例もあります。農機具の海外輸出と買取相場を参照。
Q6. キャビン付き4WDと2WDキャノピーで査定額の差は?
同馬力・同年式比でキャビン付4WDが20〜40%程度のプレミアムが付きやすいのが業界一般動向。農薬散布・冬作業の実需と海外輸出評価が背景です。
Q7. アワーメーターはどの程度査定に影響しますか?
年式と同等以上に重視。1,000時間以内は軽微、2,000〜3,000時間で-20〜-35%、4,000時間超で-50〜-65%が業界一般の目安。稼働少なめの個体は年式が古くても上振れしやすい構造です。
Q8. アタッチメント(ロータリー・ハロー・フロントローダー等)だけでも売れますか?
単体でも査定対象。適合馬力・刃物残量・回転部ガタ・油圧駆動部が査定要因。本体同時出庫で運搬コスト一括化とセット価値で単価評価が伸びる傾向。アタッチメント買取相場を参照。
Q9. トラクターの売却で必要な書類は?
小型特殊(多くの農業用)は標識交付証明書(市区町村発行)、大型特殊は自動車検査証が必要。名義変更または抹消登録が発生するため、買取業者が手続き対応可能か事前確認してください。
Q10. 相続で受け継いだトラクターの売却で必要な書類は?
相続人の所有確認のため戸籍謄本・遺産分割協議書等が必要なケースがあります。除却処理は減価償却と耐用年数を参照。
Q11. 修理してから売るのと現状売却はどちらが得?
修理費が査定差を上回ると逆効果。軽整備(バッテリー・燃料入替・グリスアップ)まではコスパ良好、重整備は回収しにくいのが一般論。農機具の修理・買い替え検討ガイドを参照。
Q12. 取扱説明書や整備記録がなくても買取してもらえますか?
買取可能ですが整備記録の有無は査定額に影響。メーカー・型式・馬力・年式・アワーが分かれば概算は出せます。書類同時提供で査定額アップ傾向。
Q13. 即決を求められたり強引な営業をされた場合は?
その場で契約せず一旦持ち帰る判断が安全。訪問購入なら特定商取引法のクーリングオフが適用される取引もあり、書類受領から8日以内なら無条件解約可能なケースがあります。
Q14. トラクターと一緒にコンバイン・田植機・草刈機もまとめて売れますか?
可能。複数台一括売却で運搬コストを抑え単価評価を上げる交渉がしやすくなります。コンバイン耕運機草刈り機チェーンソー乾燥機精米機の各買取相場を参照。

まとめ — 最短売却ルート

トラクターの買取相場は馬力・メーカー・年式・アワーメーター・キャビン/4WD・アタッチメント・状態の7軸で決定。主要4メーカーは中古市場・海外輸出市場で需要が安定。最短売却ステップは以下のとおり:

  1. 機械情報の整理:メーカー・型式・馬力・年式・キャビン/4WD・アワー・アタッチメント・状態を一覧化
  2. 写真撮影:全体・型式プレート・運転席・3点リンク・タイヤ・破損箇所
  3. 付属品確認:ロータリー・ハロー・予備部品・取扱説明書・整備記録を集約
  4. 2〜3社に概算見積依頼:相見積で相場感を把握
  5. 出張査定の日程調整:春耕前(2〜4月)・稲刈り後(10〜12月)が高値傾向
  6. 現地査定・動作実演:エンジン始動・前後進・3点リンク・PTOの動作確認
  7. 査定額比較・契約・引取り・代金受取

動かない・古いトラクターでも諦めず、まずは無料査定で値が付くか確認を。関連はコンバイン耕運機、付属作業機はアタッチメント買取相場と同時査定可能です。

関連ページ・内部リンク

※ 最終確認: 2026-05-23。買取相場は業界一般動向の参考値で、実際の査定額は機種・年式・状態・市場需給で変動。最新情報は農林水産省e-Stat等の一次情報を参照ください。

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