耕運機(クボタ・ヤンマー・イセキ・ホンダ・三菱)の買取相場を、メーカー別・馬力別・年式別・燃料種別(ガソリン/ディーゼル)・歩行型/乗用型別に整理。劣化状態が査定にどう響くか、査定でチェックされる項目、高く売るためのコツ、不動車・古い機械の対応、出張査定の流れまで、2026年5月時点の業界一般動向を踏まえてまとめます。家庭菜園規模の小型機から専業農家向けの大型乗用機までを横断的に比較できる中心ページとして整備しました。
結論:耕運機の買取相場はメーカー・馬力・年式・燃料・状態の5軸で決まる。クボタ・ヤンマー・イセキの3大メーカーは中古市場・海外輸出で需要が安定し、ホンダの家庭菜園向け小型機も部品供給の安心感から評価が固いです。査定額を伸ばすには①メーカー・型式・年式・稼働時間を整理→②複数社の無料査定で相見積→③エンジン始動・付属品同梱→④清掃と整備記録の提示の4段階。10年超で-40〜-60%の年式減額がかかる一方、ディーゼル乗用機は需要が厚く減額が緩やか、不動機でも部品取り・海外輸出で値が付くケースが多いのが2026年時点の業界動向です。
※ 2026年5月時点の業界一般動向に基づきます(最終確認: 2026-05-22)。当社の編集方針・古物商情報は運営者情報、農機の規制・農業機械統計は農林水産省、エンジン・動力機械の検査基準はFAMIC(農林水産消費安全技術センター)を参照ください。
耕運機 買取相場【2026年5月時点】
耕運機の買取相場はメーカー・型式・馬力・年式・燃料・稼働時間・状態の組合せで決まります。2026年5月時点の業界一般動向としては、クボタ・ヤンマー・イセキの3大メーカーの稼働機は中古市場・海外輸出市場での需要が安定しており、ホンダの家庭菜園向け小型機も部品供給の信頼感から固い評価を得ています。三菱マヒンドラ農機も中型乗用機の領域で再販ルートが確立されており、メーカー横断で値が付くのが特徴。農業機械の市場規模・出荷統計はe-Stat(政府統計ポータル)の農業機械統計、技術仕様・スマート農業の動向は農林水産技術会議の研究情報で確認できます。
| 区分 | 低価格帯 | 中価格帯 | 高価格帯 |
|---|---|---|---|
| 家庭菜園用 小型耕運機(〜3馬力) | 0.5〜2万円 | 2〜5万円 | 5〜10万円 |
| 歩行型 中型管理機(4〜6馬力) | 1〜5万円 | 5〜15万円 | 15〜30万円 |
| 歩行型 大型管理機(7〜9馬力) | 3〜10万円 | 10〜25万円 | 25〜50万円 |
| 乗用型 ディーゼル耕運機(10馬力〜) | 10〜30万円 | 30〜80万円 | 80〜180万円 |
| 古い不動機(部品取り・海外輸出) | 0〜1万円 | 1〜5万円 | 5〜15万円 |
業界一般の参考レンジで、実際の査定額は稼働時間・整備履歴・付属作業機・地域需給で大きく変動します。特に乗用ディーゼル機の高価格帯は付属作業機(ロータリー・畝立機・尾輪等)の同時売却で総額が伸びる傾向。関連大型機の相場はトラクター買取相場、付属作業機はトラクター・耕運機用アタッチメントを参照ください。
メーカー別 相場比較(クボタ・ヤンマー・イセキ・ホンダ・三菱)
耕運機・管理機の主要メーカーはクボタ・ヤンマー・イセキ・ホンダ・三菱マヒンドラ農機の5社。それぞれ得意領域が異なり、買取相場にも違いが出ます。クボタは小型〜大型まで全領域、ヤンマーはディーゼル小型〜中型、イセキは中型乗用機、ホンダは家庭菜園向け汎用エンジン搭載機、三菱は中型ディーゼル機が中心です。製品ラインアップの詳細はクボタ公式サイト、イセキ公式サイトで確認できます。
| メーカー・代表シリーズ例 | 主力カテゴリ | 馬力帯 | 買取相場目安 |
|---|---|---|---|
| クボタ TMA・TMSシリーズ | 歩行型管理機 | 3〜9馬力 | 2〜25万円 |
| クボタ TR・KMRシリーズ | 乗用耕運機 | 10〜20馬力 | 30〜150万円 |
| ヤンマー YK・YPシリーズ | 歩行型ディーゼル | 4〜8馬力 | 3〜30万円 |
| ヤンマー 乗用管理機 | 乗用・ディーゼル | 10〜18馬力 | 30〜120万円 |
| イセキ KKシリーズ | 歩行型管理機 | 3〜7馬力 | 2〜20万円 |
| イセキ KS・KMSシリーズ | 乗用耕運機 | 10〜15馬力 | 25〜100万円 |
| ホンダ こまめ・サ・ラ・ダ・FRシリーズ | 家庭菜園・小型 | 1.5〜6馬力 | 1〜10万円 |
| 三菱マヒンドラ MMRシリーズ | 中型乗用 | 10〜18馬力 | 20〜90万円 |
同等スペック・状態であればメーカー間の査定額に大きな差は出にくいのが一般論。差が付くのはシリーズの人気度・部品供給性・海外バイヤーの指名買い等の二次要因です。クボタTMA系・ヤンマーYK系は中古市場での流動性が高く、ホンダの家庭菜園機は国内ユーザー需要が固いのが特徴。大型機の相場連動はクボタ トラクター買取、ヤンマー トラクター買取、イセキ トラクター買取、三菱 トラクターも合わせて参照すると相場感が整理しやすくなります。
馬力別の相場(小型〜中型〜大型)
耕運機・管理機は馬力で用途とユーザー層が大きく変わり、買取相場帯もそれに連動します。家庭菜園向けの〜3馬力クラスは数千円〜数万円、専業農家のサブ機にあたる4〜9馬力の歩行型は数万円〜数十万円、本格的な作付け管理に使う10馬力以上の乗用機は数十万円〜100万円超まで幅広く分布します。エンジンの定格出力・性能区分はFAMIC(農林水産消費安全技術センター)の検査基準が業界共通の参照軸です。
| 馬力帯 | 主な用途 | 形式 | 買取相場目安 |
|---|---|---|---|
| 〜3馬力(小型) | 家庭菜園・プランター畝立 | 歩行型ガソリン | 0.5〜10万円 |
| 4〜6馬力(中型・小規模) | 専業農家サブ機・市民農園 | 歩行型ガソリン/ディーゼル | 2〜20万円 |
| 7〜9馬力(中型・本格) | 専業農家の管理機・畝立 | 歩行型ディーゼル中心 | 5〜35万円 |
| 10〜15馬力(大型・乗用) | 専業農家・果樹園・葉物農家 | 乗用ディーゼル | 20〜100万円 |
| 16馬力〜(大型・乗用) | 大規模専業農家・複合作業 | 乗用ディーゼル・キャビン付 | 60〜180万円 |
馬力が大きくなるほど導入時の新品価格と中古市場の流動性が増し、相場の絶対額が高まる一方、運搬コスト・搬出経路の難易度も上がるため、現地査定時の搬出可否確認が査定額の精度に直結します。大型乗用機はトラクター買取相場と需要層が重なる領域もあり、両カテゴリの相場感を併せて確認すると判断材料が増えます。
年式別 相場ダウンの目安
耕運機の買取相場は年式(製造年)の進行で段階的に減額されます。業界一般では新車から5年以内は減額が緩やか、5〜10年で中程度、10年超で急落、20年超は部品取り・海外輸出ルート以外では値が付きにくくなる傾向です。ただしディーゼル乗用機・人気シリーズは年式減額が緩やかで、20年経過でも稼働良好なら数十万円の査定が出るケースもあります。
| 年式(製造後) | 歩行型ガソリン | 歩行型ディーゼル | 乗用ディーゼル |
|---|---|---|---|
| 1〜3年 | -10〜-20% | -5〜-15% | -5〜-15% |
| 4〜7年 | -25〜-40% | -15〜-30% | -15〜-30% |
| 8〜10年 | -40〜-55% | -30〜-45% | -25〜-40% |
| 11〜15年 | -55〜-70% | -45〜-60% | -40〜-55% |
| 16〜20年 | -70〜-85% | -60〜-75% | -55〜-70% |
| 21年超 | 部品取り・スクラップ寄り | 海外輸出ルート中心 | 海外輸出・解体ルート |
「年式古いから値が付かない」と諦める前に、稼働状態・付属品・整備記録の3点を確認してください。日本製農機は東南アジア・アフリカ・中南米で「メンテしやすく耐久性が高い」と評価され、20年超の機械でも海外輸出ルートで数万〜数十万円の値が付くことがあります。海外流通の仕組みは農機具 輸出で詳述。修理して売却するか現状売却するかの判断は農機具は修理か買い替えかを参照ください。
燃料種別(ガソリン vs ディーゼル)の相場差
耕運機の燃料はガソリン(家庭菜園・小型中心)とディーゼル(中型〜大型・専業農家中心)に大別されます。同等馬力・同等年式で比較した場合、ディーゼルのほうが買取相場が15〜25%程度高めに振れるのが業界一般動向。ディーゼル機は耐久性・燃費・トルクで業務用評価が高く、海外バイヤーの指名買いも入りやすいのが背景です。
| 馬力帯 | ガソリン | ディーゼル | ディーゼル premium |
|---|---|---|---|
| 4〜6馬力(歩行型) | 3〜10万円 | 4〜13万円 | +15〜+30% |
| 7〜9馬力(歩行型) | 5〜20万円 | 7〜28万円 | +20〜+35% |
| 10〜15馬力(乗用) | 15〜60万円(少数) | 20〜100万円 | +25〜+40% |
| 16馬力〜(乗用) | ほぼ流通なし | 60〜180万円 | 該当なし |
ガソリン機は始動性・取扱いの簡便さ・初期費用の安さで家庭菜園・市民農園層に支持され、ディーゼル機は業務用の耐久性・燃費・トルクで評価される構図。乗用クラスでは事実上ディーゼル一択の市場となっており、ガソリン乗用機は希少で流動性が低いです。エンジン形式の判定が難しい場合は型式プレートを撮影して査定業者に共有すると正確な相場提示につながります。
歩行型と乗用型の相場の違い
耕運機は歩行型(オペレータが後ろから操作)と乗用型(座席に乗って操作)に大別されます。歩行型は小回りと低価格、乗用型は作業効率と耐久性が強み。買取相場の絶対額は乗用型が高く、流動性は歩行型が高い構図です。
| 項目 | 歩行型耕運機・管理機 | 乗用型耕運機 |
|---|---|---|
| 主な馬力帯 | 1.5〜9馬力 | 10〜25馬力 |
| 主な燃料 | ガソリン中心(ディーゼル混在) | ディーゼル中心 |
| 主なユーザー | 家庭菜園・市民農園・専業のサブ機 | 専業農家・果樹園・大規模葉物農家 |
| 買取相場帯 | 0.5〜30万円 | 20〜180万円 |
| 中古市場の流動性 | 高い(取扱業者多数・国内需要厚い) | 中〜高(大型機は搬出が論点) |
| 海外輸出ルート | 東南アジア・アフリカ向けに需要 | 東南アジア・中南米でディーゼル乗用需要 |
| 付属作業機 | ロータリー・畝立・尾輪・培土器 | ロータリー・ハロー・畝立・防除装置 |
歩行型は「複数台まとめての出張査定」で運搬コストを抑えつつ単価評価を上げやすく、納屋に眠っている管理機・刈払機・チェーンソー(チェーンソー 買取)・草刈機(草刈機 買取)等を一括査定するのが効率的。乗用型は搬出経路の確認と整備記録の提示が査定額の精度を高めます。同カテゴリの田植え機 買取、コンバイン買取相場、精米機 買取、乾燥機 買取と同時査定するパターンも実例として多いです。
劣化状態が相場に与える影響(減額率テーブル)
査定額は劣化要因の積み上げで減額されていきます。エンジンの始動性・変速機の動作・外装の損傷・タイヤ/クローラの摩耗・錆の進行が主要要因。要因が単独なら減額幅は小さくても、複数重なると累積で-50%以上になることもあります。
| 劣化要因 | 状態の内容 | 減額率の目安 |
|---|---|---|
| エンジン始動不良 | セル回らない・かかりが悪い・白煙黒煙 | -20〜-40% |
| エンジン完全不動 | セル不可・圧縮抜け・焼き付け疑い | -50〜-80%(部品取り価値) |
| 変速機・PTO不調 | ギア入らない・PTO回らない | -20〜-50% |
| 油圧系トラブル | 油圧上がらない・オイル漏れ | -15〜-40% |
| 外装損傷・凹み | カバー破損・塗装剥がれ | -5〜-15% |
| タイヤ/クローラ摩耗 | 残量50%以下・ひび割れ | -5〜-20% |
| 錆の進行 | 表面錆・点状錆・腐食 | -5〜-25% |
| 整備記録なし | 取扱説明書・点検記録欠落 | -5〜-10% |
「動かない」と諦める前に、バッテリー上がり・燃料劣化・始動系統の単純故障でないかを確認してください。バッテリー交換・燃料入れ替えで始動するケースは珍しくなく、軽微な復旧で査定額が大きく改善します。重整備が必要な場合は農機具は修理か買い替えかの判断軸を参照。買取以外の処分ルートは農機具処分方法で整理しています。
査定でチェックされる項目
耕運機の現地査定では、業界一般として下記の項目が定型的にチェックされます。事前に把握しておくと査定担当者とのコミュニケーションがスムーズになり、評価ポイントを引き出しやすくなります。
| カテゴリ | チェック項目 | 査定への影響度 |
|---|---|---|
| 基本情報 | メーカー・型式・年式・シリアル番号 | ★★★(相場帯の決定要因) |
| 稼働情報 | アワメーター(稼働時間)・累積使用面積 | ★★★ |
| エンジン | 始動性・アイドリング・白煙黒煙・異音 | ★★★ |
| 動力伝達系 | 変速機・クラッチ・PTO・油圧の動作 | ★★ |
| 走行系 | タイヤ/クローラ残量・サスペンション | ★★ |
| 外装 | 塗装・凹み・キャビン状態(乗用機) | ★ |
| 付属作業機 | ロータリー・畝立・尾輪・培土器の有無 | ★★ |
| 書類 | 取扱説明書・整備記録・標識交付証明書 | ★ |
| 装備 | セル始動・電装系・ライト・ホーン | ★ |
査定担当者は「動く・止まる・進む・曲がる・付帯機能が機能する」を順に確認し、各項目の状態を加点・減点していきます。当日エンジンがかかるかどうかが心理的にも大きく、事前にバッテリー充電・燃料の状態確認を済ませておくと有利。整備履歴のメモがあれば紙でもデジタルでも提示してください。減価償却資産として記帳していた場合の帳簿照合は農機具の原価償却・減税を参照ください。
高く売るためのコツ(清掃・付属品・書類)
査定額を伸ばすには、業界一般として下記の6つのコツが有効です。手間をかけるほど効果が出るわけではなく、コストパフォーマンスの高い順に並べています。
- 外装清掃:泥・草・油汚れを落とすだけで第一印象が大きく変わる。査定担当者は短時間で多項目を確認するため、清潔な機体は加点要因。
- エンジン始動を確認:当日かかる状態にしておく。バッテリー上がり・燃料劣化で「動かない」評価になるのは惜しい。
- 付属作業機をまとめる:ロータリー・畝立機・尾輪・培土器・畝立て成形機等は同時売却で総額が上がる。
- 取扱説明書・整備記録を準備:書類が揃うと中古市場・海外輸出での再販価値が上がるため、査定額に直接効く。
- 複数社で相見積:2〜3社の同時査定で相場感を把握。1社のみだと足元を見られる可能性。
- シーズン前査定:春先(耕運シーズン前)と秋口(収穫前準備)は需要期前で査定額が伸びやすい。
「清掃に何時間もかける」「故障部品を高額修理する」は費用対効果が悪く、修理費が査定差を上回ると逆効果になります。軽整備(バッテリー交換・燃料入れ替え・タイヤ空気圧)まではコスパが良いものの、エンジン分解整備・油圧系オーバーホール等の重整備は査定差で回収しにくいのが一般論。複数台一括売却の場合は農機具オークションの相場感も参考に、買取専門業者との比較で判断軸を増やすと有利です。
買取依頼から処分までの流れ
耕運機の買取は電話・メール・WEB問合せから引取りまで概ね1〜3週間で完了します。大型乗用機は搬出計画が必要なため、事前情報の精度が日程に影響します。
- 問合せ(電話・メール・WEB/即日対応)
- 事前情報の共有(メーカー・型式・年式・稼働時間・状態・写真/当日〜2日)
- 概算見積りの提示(参考額・複数業者で比較/1〜3日)
- 出張査定日程の調整(1〜7日)
- 現地査定(稼働確認・付属品確認・搬出経路チェック/当日30〜90分)
- 査定額の提示・契約(当日/クーリングオフ対象取引もあるため即決強要は避ける)
- 引取り日程の確定・必要書類の確認(1〜14日)
- 引取り・代金支払い(引取り当日/現金または振込)
- 事業者は除却処理(減価償却資産の帳簿処理)
大型特殊・小型特殊登録のある乗用機は標識交付証明書または自動車検査証の取扱いが発生します。買取業者が手続き対応可能かどうかを事前確認すると、契約後の段取りがスムーズ。引取費用が無料で対応可能なケースは農機具 無料引き取り相談で整理しています。当社は古物商として帳簿管理・本人確認を法令に沿って実施しています。事業者情報・古物商番号・代表者情報は運営者情報に集約しているため、契約前にご確認ください。
取材ノート — 当社の対応実例
取材ノート1:福岡県内・小型耕運機(クボタTMA系)の出張査定
2026年3月、福岡県内の家庭菜園ユーザーから「使わなくなった小型耕運機を処分したい」との相談。クボタTMA系3馬力・2018年式・稼働時間少・付属ロータリーありの個体。清掃済みで取扱説明書あり、エンジン始動良好という条件が揃い、家庭菜園機としては相場上限寄りの査定額を提示。出張査定→現地稼働確認→現金引取りの流れで対応しました。古物商として帳簿記載・本人確認も実施しています(事業者情報は運営者情報のとおり)。
取材ノート2:ディーゼル乗用耕運機・不動車の対応事例
2026年2月、福岡県南部の専業農家から「乗用ディーゼル耕運機がかからない」との相談。クボタ12馬力乗用・2008年式・稼働約1,800時間・エンジン始動不可。現地確認の結果、バッテリー完全放電と燃料劣化が主因で、軽整備で始動見込みあり。査定段階で「修理して再販」と「現状買取」の両案を提示し、最終的に現状買取で合意。書類は標識交付証明書の返納手続きを並行して進めました。
取材ノート3:農業後継者不在による相続処分の流れ
2026年1月、福岡県の元農家ご家族から「亡くなった父の農機具一式を処分したい」との相談。耕運機3台・管理機2台・刈払機5本・動噴1台。相続登記が完了していたため戸籍謄本・遺産分割協議書が揃っており、書類面はスムーズに対応。複数台一括引取りで運搬コストを抑え、単価評価を上げる交渉が可能でした。減価償却資産の除却処理は税理士と連携して進めました(農機具の原価償却・減税参照)。
取材ノート4:古物商として帳簿管理の責任
当社は古物商として、農機具買取の取引すべてについて古物営業法に基づく帳簿管理と本人確認を実施しています。取引の透明性確保と盗品流通防止のため、メーカー・型式・年式・シリアル番号・売主の本人確認情報を記録・保管。お客様の個人情報は法令と社内規程に基づき厳格に管理しています。古物商許可情報・代表者・所在地等の事業者情報は運営者情報に集約しています。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 耕運機の買取で出張査定は無料ですか?
- 業界一般として出張査定・見積りは無料の業者が大半です。査定後に売却しない判断をしてもキャンセル料が発生しないケースが標準。事前に「査定無料・見積り無料・キャンセル料無料」の3点を確認してから依頼してください。
- Q2. エンジンがかからない耕運機でも買い取ってもらえますか?
- 多くの場合可能です。部品取り需要・海外輸出需要・解体スクラップ価値のいずれかで値が付くケースが多く、買取金額がゼロでも引取費用無料で対応可能なケースもあります。詳細は農機具 無料引き取り相談を参照ください。
- Q3. クボタとヤンマー・イセキでは査定額に大きな差が出ますか?
- 同等スペック・同等状態であれば大きな差は出にくいのが一般的。3社とも国内・海外で需要が安定しています。型式・年式・装備・稼働時間が査定額への影響度が大きい要因。詳細はクボタ トラクター買取・ヤンマー トラクター買取・イセキ トラクター買取も参考になります。
- Q4. ホンダの家庭菜園用耕運機(こまめ・サ・ラ・ダ等)は値が付きますか?
- 稼働状態が良好なら1〜10万円程度の査定が出るケースが多いです。家庭菜園層に固いユーザー需要があり、部品供給の安心感から中古市場でも一定の流動性があります。書類・付属品が揃っていると評価が伸びます。
- Q5. 20年以上前の古い耕運機でも売れますか?
- 海外輸出ルート・部品取り需要で値が付くケースが多いです。日本製農機は東南アジア・アフリカ・中南米で「メンテしやすく耐久性が高い」と評価され、稼働良好なら数万〜数十万円の査定例もあります。詳細は農機具 輸出を参照ください。
- Q6. ディーゼル機とガソリン機で査定額に差がありますか?
- 同等馬力・同等年式の比較でディーゼル機のほうが15〜25%程度高めに振れるのが業界一般動向。耐久性・燃費・トルクで業務用評価が高く、海外バイヤーの指名買いも入りやすいのが背景です。
- Q7. 査定額を上げるコツは何ですか?
- 外装清掃・エンジン始動確認・付属作業機の同時提示・取扱説明書と整備記録の準備・複数社相見積・シーズン前査定の6点が基本。重整備(エンジン分解・油圧オーバーホール)は費用対効果が悪いことが多く、軽整備に留めるのが無難です。
- Q8. 大型特殊・小型特殊登録のある乗用耕運機は売却時に何が必要ですか?
- 自動車検査証(小型特殊)または標識交付証明書(大型特殊・市区町村発行)が必要。名義変更または抹消登録の取扱いが発生するため、買取業者が手続き対応可能か事前確認してください。
- Q9. 相続で受け継いだ耕運機の売却で必要な書類は?
- 相続人による所有確認のため戸籍謄本・遺産分割協議書等が必要なケースがあります。相続登記が完了していない場合は税理士・司法書士と連携して進めてください。減価償却資産の除却処理は農機具の原価償却・減税を参照。
- Q10. 修理してから売るのと、現状で売るのはどちらが得ですか?
- 修理費が査定差を上回ると逆効果。軽整備(バッテリー交換・燃料入れ替え・タイヤ空気圧)まではコスパが良いものの、エンジン分解・油圧オーバーホール等の重整備は査定差で回収しにくいのが一般論。判断軸は農機具は修理か買い替えかを参照ください。
- Q11. 取扱説明書や整備記録がなくても買取してもらえますか?
- 買取可能ですが、整備記録の有無は査定額に影響します。メーカー・型式・年式・稼働時間が分かれば概算は出せます。書類は同時提供で査定額アップ傾向。
- Q12. 即決を求められたり強引な営業をされた場合は?
- その場で契約せず一旦持ち帰る判断が安全です。訪問購入の場合は特定商取引法のクーリングオフ規定が適用される取引もあり、書類受領から8日以内であれば無条件解約可能です。
- Q13. 付属作業機(ロータリー・畝立機・尾輪等)だけでも売れますか?
- 条件次第で可能です。状態の良い純正アタッチメントは中古市場で流通しています。本体と同時売却のほうが査定総額は伸びやすい傾向。詳細はトラクター・耕運機用アタッチメントを参照ください。
- Q14. 当社の事業者情報・古物商情報はどこで確認できますか?
- 古物商や所在地・代表者・連絡先などの事業者情報は運営者情報ページに集約しています。問い合わせ・査定依頼の前にご確認ください。
まとめ — 最短売却ルート
耕運機の買取相場はメーカー・馬力・年式・燃料・状態の5軸で決まり、クボタ・ヤンマー・イセキ・ホンダ・三菱マヒンドラの主要メーカーは中古市場・海外輸出市場で需要が安定しています。最短で売却を進めるステップは以下のとおり:
- 機械情報の整理:メーカー・型式・年式・燃料・馬力・稼働時間・状態を一覧化
- 写真撮影:全体・型式プレート・破損箇所・付属作業機をスマホで撮影
- 付属品の確認:ロータリー・畝立機・尾輪・取扱説明書・整備記録を集約
- 2〜3社に概算見積依頼:相見積で相場感を把握
- 出張査定の日程調整:シーズン前(春先・初秋)が高値傾向
- 現地査定・動作実演:エンジン始動・走行・PTO・油圧を見せる
- 査定額比較・契約:金額・引取条件・支払方法を確認
- 必要書類準備+引取り・代金受取・税務処理(事業者は除却処理)
動かない・古い機械でも諦めず、まずは無料査定で値が付くかを確認してください。買取以外の処分判断は農機具処分方法、修理 vs 売却の判断は農機具は修理か買い替えかを参照ください。
関連ページ・内部リンク
- トラクター買取相場
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- 運営者情報
※ 最終確認: 2026-05-22。買取相場は業界一般動向の参考値で、実際の査定額は機種・年式・状態・市場需給により変動します。最新情報は農林水産省・FAMIC・e-Stat等の一次情報をご確認ください。