農機具の買取相場は「機種 × 年式 × アワーメーター × 動くか」の4点でほぼ決まります。新しめ・低アワー・人気メーカー(クボタ/ヤンマー/イセキ)の大型機なら数十万〜百万円台、20年落ち・高アワー・小型なら数千円〜十数万円が目安です。このページは農機具の種類別(トラクター・コンバイン・田植機・耕運機・管理機・精米機・乾燥機ほか)の相場目安を一覧で整理したまとめ(ハブ)で、各機種の詳しい相場ページへの入口も用意しています。まず下の一覧表で「自分の農機具がどのレンジに入るか」を確認してください。金額はすべて目安・2026年時点で、確定は現地査定、買取を保証するものではありません。
種類別 買取相場の目安一覧(早見表)
農機具は種類ごとに評価軸が違います。トラクターは馬力、コンバインは条数、田植機は乗用/歩行と条数、精米機・乾燥機は容量が効きます。下表は中古農機市場の流通価格をもとにした種類別のレンジ目安です。幅が大きいのは、同じ機種でも年式・馬力・条数・アワーで価値が数十倍変わるためで、レンジ上限は人気型式・低アワー個体の水準です。各機種の詳しい相場・査定ポイントは、右端の専用ページで確認できます。金額は目安・2026年時点で、確定は現地査定・買取保証ではありません。
| 種類 | 買取目安レンジ | 高く付く条件 | 詳しい相場 |
|---|---|---|---|
| トラクター | 1万円〜100万円台 | 20〜40馬力/低アワー/10年以内 | トラクターの相場/クボタ |
| コンバイン | 1万円〜100万円台 | 3〜4条以上・自脱型/低アワー | 部品取りも査定 |
| 田植機 | 1万円〜数十万円台 | 乗用5〜6条/新しめ | 農機具の査定 |
| 耕運機・管理機 | 数千円〜15万円前後 | 始動良好・人気メーカー | 耕運機の相場 |
| 精米機 | 数千円〜十数万円 | 循環式・容量大・動作良好 | 精米機の買取 |
| 乾燥機(穀物) | 数千円〜十数万円 | 国内メーカー製・据付搬出可 | 乾燥機の買取 |
| 運搬車・チェーンソー等 | 数千円〜30万円 | クローラ良好・人気機・始動良好 | 農機具の査定 |
※相場は時期・需要で変動します。海外需要が強い機種は20年落ちでも値が付くことがあり、レンジ上限は人気型式・低アワー個体の水準です。特定型式の断定額は状態で大きく上下するため、実額は査定でご確認ください。
自分の農機具はいくら?(年式×状態のマトリクス)
「数万円〜100万円」と書かれても、自分の機械がどこかは分かりません。ここでは年式と状態の組み合わせでレンジを絞り込みます。目安はトラクター(20〜30馬力)とコンバインの例。10年以内・良好なら高値帯、20年超でも稼働すれば値が付き、不動でも人気機は部品取り価値で加点されます。まず自分がどの行に当たるかを見て、次の「相場を左右する4つの要因」で上下の理由を押さえると、査定前に手が打てます。金額は目安・2026年時点で、確定は現地査定・買取保証ではありません。
| 条件 | トラクター(20〜30馬力) | コンバイン |
|---|---|---|
| 10年以内・良好 | 数十万〜100万円前後 | 30万〜80万円前後(3〜4条) |
| 10〜20年・普通 | 20万〜60万円前後 | 10万〜50万円前後(2〜4条) |
| 20年超・稼働可能 | 1万〜15万円前後 | 数千円〜15万円前後(〜2条) |
| 不動・要整備 | 部品取り価値で数千円〜(人気機は加点) | 同左(部品需要あり) |
ここまでで自分のレンジの当たりが付いたら、次に知りたいのは「結局うちの機械は実際いくらか」でしょう。型式・年式・アワーメーターが分かれば、写真からでも概算の目安をお伝えできます。動かない・古い機械でも、捨てる判断の前に農機具の買取・無料査定で一度レンジだけでも確認する価値があります。
メーカー別の傾向(クボタ・ヤンマー・イセキ・三菱)
国内主要メーカーは中古市場でも人気が安定し、同じ年式・状態なら国産大手のほうが値が付きやすい傾向です。クボタは国内外で評価が高く全体に高値、ヤンマーはトラクター・コンバインの上位機が高額、イセキは田植機・中小型トラクターで根強い人気、三菱は機種により評価差が出ます。ただしメーカー名だけで額は決まらず、最終的には年式・アワー・稼働状態・付属品が効きます。以下は傾向で、断定額ではありません。特定型式の相場は各専用ページと現地査定で確認してください。
| メーカー | 傾向 | 強い機種 |
|---|---|---|
| クボタ | 国内外で評価が高く全体に高値が付きやすい | トラクター・田植機 |
| ヤンマー | 安定した相場。上位機は高額になりやすい | トラクター・コンバイン |
| イセキ | 田植機・中小型トラクターで人気が根強い | 田植機・コンバイン |
| 三菱 | 機種により評価差。実機状態で判断 | 機種次第 |
※上表は傾向で、同一メーカーでも年式・アワー・状態で大きく上下します。クボタのトラクターはクボタトラクターの買取ページで機種別の着眼点を整理しています。
相場を左右する4つの要因と、自分でできる対策
種類やメーカーを横断して、相場の幅は突き詰めると4要因で説明できます。①機種・型式・馬力(条数)、②アワーメーター(使用時間)、③年式、④動くか・状態。この順で確認すれば「今動くべきか、整備すべきか」を自分で判断できます。特に②アワーは改ざんが法令・信頼の両面でNG、実数のまま伝えるのが結局いちばん有利です。③年式は新しいほど高いのが基本ですが、電子制御の少ない古い機種は例外的に海外で人気が出ることがあります。
- ① 機種・型式・馬力(条数):同じトラクターでも馬力帯で別物の値段。20〜40馬力は使い手が多く高評価。コンバインは条数、田植機は乗用5〜6条が上振れします。
- ② アワーメーター(使用時間):走行距離にあたる指標。短いほど高評価。改ざんはNG、実数のまま伝えるのが有利です。
- ③ 年式(製造年):新しいほど高いのが基本。ただし古い機種が海外で「修理しやすい」と評価されることがあり、20年落ちでも値が付く場合があります。
- ④ 動くか・状態:始動良好・整備記録・作業機や取扱説明書が揃うと加点。不動でも部品取り・海外向けで値が付くことがあります。
古い・不動でも売れる?(海外需要と部品取り)
「動かないから0円」と処分する前に確認してください。国内メーカー製の農機具は、不動・古くても値が付く3つの理由があります。(1) エンジン・ミッション・作業機などの部品取り需要、(2) 電子制御が少ない日本製は「壊れにくく直しやすい」と評価される海外需要、(3) 買取が成立すれば処分費(有料)をかけずに手放せること。20年落ちや不動機ほど「査定してみないと分からない」が実情で、解体・処分の前にまず買取査定を通すのが合理的です。目安は2026年時点、確定は現地査定・買取保証ではありません。
海外での需要や輸出の仕組みは古い農機具は海外輸出で売れるで、値が付かない場合の無料引き取りや処分は農機具の無料引き取り・農機具の処分方法で詳しく整理しています。コンバインなど部品需要が大きい機種はコンバインの部品買取も参考にしてください。
どこで売るのが高い?(買取・オークション・下取り)
売り先は主に専門の買取業者・農機オークション・購入店での下取りの3つ。手取り額・手間・スピードが異なります。買取業者は出張査定・搬出込みで手間が少なく、海外販路を持つ業者は不動機でも値が付きやすいのが利点。オークションは状態と型式が良ければ高値の可能性がある一方、出品手数料・搬送・売れ残りリスクがあります。下取りは買い替えがあれば手軽ですが、査定額は控えめになりがちです。どれが有利かは機種・状態・急ぎ度で変わるため、まず1社に相場を出してもらい比較の基準を作るのが近道です。
| 売り先 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 買取業者 | 手間を減らしたい/不動・古い機/搬出が大変 | 業者ごとに販路と得意機種が違う |
| 農機オークション | 状態・型式が良く高値を狙いたい | 手数料・搬送・売れ残りリスク |
| 購入店の下取り | 買い替えと同時に手放したい | 査定額は控えめになりがち |
※オークション相場や落札の考え方は農機具カテゴリ内の関連ページも参考にしてください。搬出が難しい据付機は、搬出込みで対応できる買取業者が結果的に手取りで有利なことが多いです。
「買い取れない」と断られたときの考え方
一度断られても「価値ゼロ」とは限りません。断りの理由は型式不明・搬出困難・その業者の販路都合などさまざまで、条件を整理して別の業者に相談すると結果が変わることがあります。特に海外販路や部品取りルートを持たない業者では値が付きにくい機種でも、そうしたルートを持つ業者なら査定対象になります。処分(有料)を決める前に、(1) 銘板の写真で型式を特定、(2) 搬出経路・設置場所を伝える、(3) 農機具に強い複数社へ打診、の順で動くのがおすすめです。目安は2026年時点、確定は現地査定・買取保証ではありません。
断られた・値が付かないと言われた機械でも、まずは農機具の無料査定で状況を伝えてみてください。運営体制や対応エリアは運営者情報で確認いただけます。
査定額を上げる準備と売り時
大がかりな整備は不要です。査定で差が出るのは(1) 型式・年式・アワーメーターを控える、(2) 泥・草を落として全体・メーター・銘板を撮影、(3) 作業機・取扱説明書・整備記録を揃えるの3点。売り時は使う直前=農繁期の手前に需要が上がります。田植機は2〜6月、コンバインは8〜9月が目安。ただし保管中のサビ・劣化は値下がり要因なので、「ベストタイミングを待つ」より「使わないと決めた時点で早めに動く」ほうが結果的に高く売れるケースが多いです。金額は目安・2026年時点、確定は現地査定です。
| 機種 | 売り時の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 田植機 | 2月〜6月(田植え前) | 春の作業前に需要が集中 |
| コンバイン | 8月〜9月(収穫前) | 稲刈り直前に買い手が動く |
| トラクター | 通年(春先がやや有利) | 用途が広く需要が安定 |
よくある質問
農機具の買取相場でよく寄せられる疑問をまとめました。型式が不明でも銘板写真で特定でき、アワーが多くても人気機なら値が付くことがあります。不動・古い機械は部品取り・海外需要で査定対象になり、リース・割賦中は契約状況の確認が必要です。提示する目安は概算で、最終額は現地査定で確定します(買取保証ではありません)。精米機・乾燥機・耕運機などまとめての依頼も可能です。以下で具体的に回答します。
- Q. 型式が分からなくても相場は分かりますか?
- 銘板(メーカー・型式・製造番号)の写真や全体写真があれば、機種・型式を特定して目安をお出しできます。まず一覧表で近い機種のレンジを確認し、実額は査定でご確認ください。
- Q. アワーメーターが多いと値は付きませんか?
- 評価は下がりますが、人気メーカー・人気型式なら値が付くことは多いです。改ざんはNG、実数のまま伝えるのが結局いちばん有利です。
- Q. 不動・古いトラクターでも売れますか?
- 国内メーカー製なら部品取り・海外需要で値が付くことがあります。詳しくは海外輸出のページを参照してください。値が付かない場合の処分は処分方法で解説しています。
- Q. リース・割賦(ローン)中の機械は売れますか?
- 所有権や残債の状況によります。契約内容を確認のうえご相談ください。所有権が完済者にない場合は手続きが必要です。
- Q. 提示された目安は保証されますか?
- 写真ベースの目安は概算で、最終額は実機確認で確定します。状態が良ければ目安より上がることもあり、買取を保証するものではありません。
- Q. 精米機や乾燥機など他の農機具もまとめて売れますか?
- まとめての依頼は搬出が効率化し条件が良くなることがあります。精米機・乾燥機・耕運機の各ページもご参照ください。
関連ページ:トラクターの相場/クボタトラクターの買取/耕運機の相場/精米機の買取/乾燥機の買取/農機具の買取・無料査定/運営者情報・対応エリア