真鍮の買取価格|福岡のkg単価目安と込み真鍮の減額

古い水栓やバルブ、仏具の燭台、旋盤の切削くず——「これ真鍮だと思うけど、いくらになる?」という声は福岡でも本当に多く届きます。真鍮(黄銅=銅+亜鉛)の買取価格は、付物のない上真鍮でおおむね1kgあたり1,050〜1,200円が2026年6月時点の目安。ただし蛇口の樹脂やホース、鉄ビス、メッキが付いたままの「込み真鍮」はここから1〜3割ほど下がります。単価は銅のLME・国内建値に日々連動し、確定額は現地の計量・検品で決まります(買取保証ではありません)。このページは「自分の真鍮がどの等級か」を先に見極めて、安く買われないための整理です。

真鍮の買取価格 早見表(2026年6月・目安)

真鍮の買取価格は「等級(純度・付物の有無)」で段階的に変わります。付物のない上真鍮は1kgあたり約1,050〜1,200円が2026年6月時点の目安。蛇口・バルブなどの込み真鍮はそこから1〜3割減、切削粉やホース・メッキ付きはさらに下位です。単価は銅建値に連動して日々動くため、いずれも確定値ではなく目安レンジ。実額は持ち込み時の計量・検品で確定します(買取保証ではありません)。

真鍮の等級別 買取単価の目安(福岡・2026年6月時点/円・kg)
等級 主な見た目・例 単価の目安
上真鍮(無垢・付物なし) 加工端材・配管端材・素地のみで鉄や樹脂なし 約1,150〜1,200
並真鍮(中古素地) 使用済みの真鍮素地。目立つ付物なし 約1,050〜1,150
込み真鍮(付物あり) 蛇口・バルブ・ナット・鉄ビス付きなど 上真鍮から約1〜3割減
真鍮砕(切削粉) 旋盤くず・粉状 並真鍮より下位
樹脂・ホース付き/メッキ真鍮 外していない蛇口、クロムメッキ品 別区分・さらに下位

目安の背景として、非鉄相場では真鍮は銅(並銅)のおおむね6〜7割前後の水準で動くのが一般的です。銅そのものの相場や個人売却のポイントは銅の買取価格のページ、銅・真鍮・アルミなどを横断したkg単価の比較は非鉄金属の買取相場のページにまとめています。

「重量が分からない」「これで合っているか自信がない」という段階でも、品目と状態が分かれば当日の建値をもとにした目安は出してもらえます。ただし同じ真鍮でも、建値の掛け率や込み・メッキの減額幅は業者ごとに設定が違います。品目と量をそろえた同じ条件で2〜3社に目安を出してもらい、レンジの幅を確かめてから持ち込み先を決めるのが確実です。

「これ本当に真鍮?」黄銅かどうかの見分け方

真鍮(黄銅)は銅+亜鉛の合金で、黄〜金色・磁石がつかないのが基本。磁石がつけば鉄が混じっている、赤みが強く重ければ砲金(青銅系)や銅の可能性があります。表面が銀色ならメッキ品で、素地の真鍮とは別区分。判断に迷っても無理に磨いたり分解する必要はなく、色・磁石・切削くずの色の3点で当たりをつけ、確定は査定時の仕分けに任せれば損はしません。

「金属くずが出てきたが真鍮か分からない」というときは、次の3秒チェックで大枠が絞れます。

真鍮かどうかの簡易判定(3つの着眼点)
着眼点 真鍮(黄銅)の傾向 そうでない可能性
色味 黄色〜金色 赤み強い→砲金・銅/銀色→メッキ品
磁石 つかない つく→鉄が混入(込み扱いに)
切削くず・削り面の色 黄色っぽい 赤茶っぽい→砲金(青銅系)

メッキ品は無理に剥がさないでください。手間の割に単価は上がらず、ケガのリスクもあります。剥離は査定側に任せ、「メッキ蛇口」としてそのまま分けておくだけで十分です。

上真鍮と込み真鍮の違い・減額のしくみ

同じ真鍮でも「上真鍮(無垢・付物なし)」と「込み真鍮(金具・樹脂・鉄が付いた状態)」では単価が変わります。込みが下がるのは、真鍮以外の重さ(鉄・樹脂・パッキン)が単価に見合わないうえ、選別・解体の手間が織り込まれるため。水栓・バルブ・建具金物・仏具・薬莢などは元々「込み」で出てきやすい品目で、外せる付物を外すほど上真鍮に近づき、手取りが1割以上変わることもあります。

身近な真鍮製品の等級イメージと着眼点
出てきた物 等級の目安 ひとこと
水道の蛇口・止水栓・混合水栓 込み真鍮〜並真鍮 樹脂・ホース・鉄ナットを外すと上がる
バルブ・継手(真鍮製) 込み真鍮 鉄部品が付くと減額。素地が多ければ有利
建具金物(丁番・取っ手・錠前) 込み〜並真鍮 鉄芯・ビス混じりが多く「込み」になりやすい
仏具(おりん・燭台・花立) 並真鍮相当が多い 骨董価値がありそうな物は溶かす前に確認を
金管楽器(トランペット等) 並真鍮相当 演奏可能なら楽器として売る方が高いことも
薬莢・砲金風の部品 要判別 薬莢は真鍮が多いが、赤みの強い物は砲金を疑う
配管・バルブの加工端材 上真鍮相当 無垢で量があれば高単価が狙える
旋盤の切削くず 真鍮砕 粉単価。固形品と混ぜない

仏具や楽器、薬莢のように「素材としての真鍮」と「品物としての価値」が両立しうる物は、いきなりスクラップにせず状態を見てもらうのが安全です。古物商として中古品も扱う業者であれば、素材としての目方と品物としての値の両面で比べられます。金属スクラップ専門の業者に出す前に、中古品としての評価も一度確かめておくと、判断を誤りません(運営者情報はこちら)。

真鍮と砲金の違い(混ぜると損する理由)

真鍮(黄銅)は銅+亜鉛、砲金(青銅系)は銅+スズが主成分です。砲金は銅比率が高く、単価が真鍮より上のことが多いため、両者を混ぜて出すと砲金が真鍮価格に引きずられて損をします。見分けの決め手は色と切削くず——真鍮は黄色、砲金は赤茶。バルブ本体・軸受・歯車は砲金のことが多く、蛇口・ナット・楽器は真鍮が中心です。迷ったら分けて持ち込み、査定時に仕分けてもらうのが確実です。

真鍮(黄銅)と砲金(青銅系)の違い
項目 真鍮(黄銅) 砲金(青銅系)
主成分 銅+亜鉛 銅+スズ
色味 黄〜金色 赤み・くすんだ金色
主な製品 蛇口・ナット・建具金物・楽器・薬莢 バルブ本体・軸受・歯車
切削くずの色 黄色っぽい 赤茶っぽい

砲金は真鍮より単価が上のことが多く、区分を分けるだけで手取りが変わります。砲金側の目安レンジと詳しい見分け方は砲金の買取価格のページにまとめているので、赤みの強い部品が混じっていそうな方は合わせて確認してください。

少量でも・水栓のままでも損しない出し方

「少量だと相手にされない?」「水栓のまま持ち込むと買い叩かれる?」という不安には、事前の分別で対処できます。ポイントは、①樹脂・ホース・ゴムパッキンを外す②鉄ビス・鉄部品を分ける③メッキ品・砲金を別容器にする④切削粉を固形と混ぜない、の4つ。少量でも品目と状態が分かれば目安は出せますし、無理な解体は不要です。安く買われないための最大の防御は「等級ごとに分けて、当日の建値で計ってもらう」ことです。

  1. 樹脂・ホース・ゴムパッキンを外す(付いたままだと込み扱いで大きく下がる)。
  2. 鉄ビス・鉄部品を分ける(鉄混入は減額の主因)。
  3. メッキ品・砲金を別容器へ(素地の真鍮が下位に引きずられない)。ただしメッキは無理に剥がさない。
  4. 切削粉(真鍮砕)は固形品と混ぜず別にまとめる。

ここまでできれば、あとは計って確定額を出すだけです。分別の判断に迷う物が残っても、そこは査定側で仕分けできるので手を止める必要はありません。持ち込み先を決めるときは、①当日の建値を提示できるか②計量に立ち会えるか③込み・メッキの減額幅を先に説明するか、の3点を確かめておくと食い違いが起きにくくなります。福岡市7区と近郊(春日・大野城・那珂川・筑紫野・太宰府・糸島・久留米ほか)でも、出張の可否や最低重量の条件は業者ごとに違うため、量と品目を伝えたうえで条件を比較しておくと安全です。

なぜ真鍮の値段は毎日変わるのか

真鍮の単価は、主成分である銅の国際相場(LME)と国内の銅建値、そしてドル円為替でほぼ決まります。加えて亜鉛比率・純度区分・付物の有無・メッキの有無で増減します。だから「先週の値段」や「他県の一覧表」はあくまで参考で、売る当日の水準・現地計量で確定するのが鉄則。相場が動く前提で、等級を分けて早めに動くほど読みやすくなります。

非鉄金属の建値は銅建値(国内地金メーカーの公表値)やLMEの動きに連動して更新されます。本ページの数字はいずれも2026年6月時点の目安であり、特定日の確定額を保証するものではありません。福岡でも港湾型(福岡市東区)・産業集積型(北九州市)・内陸型(久留米市)で扱いやすい品目に差があり、量やアクセスによって条件も変わります。福岡全体のスクラップ相場の考え方は福岡のスクラップ相場一覧も参考にしてください。

よくある質問

Q. 今日の正確な1kg単価はいくらですか?
銅建値と為替で毎日動くため、固定の数字は出せません。本ページの早見表は2026年6月時点の目安です。確定額は当日の水準・現地計量で決まります。売る日が決まっているなら、その日の銅建値を確認したうえで複数社に当日の水準を尋ねると、幅が読めます。
Q. 真鍮か砲金か分かりません。
色と切削くずの色で見分けます(真鍮=黄、砲金=赤茶)。迷う場合は分けずに持ち込み、査定時に仕分けてもらえば損はありません。砲金は真鍮より単価が上のことが多いので、混ぜたまま真鍮価格で出すより有利です。
Q. 蛇口や水栓は、メッキを剥がしてから出した方が高いですか?
基本は不要です。手間と単価上昇が見合わず、ケガのリスクもあります。樹脂・ホース・鉄ナットなど外せる付物だけ外し、メッキはそのまま「メッキ品」として分けて出してください。
Q. 少量でも買い取ってもらえますか?
業者と品目によります。数kg程度から受け付けるところもあれば、最低重量や品目を限定しているところもあります。少量なら、対象品目と最低重量の条件を先に確かめておくと空振りを避けられます。
Q. 込み真鍮のままでも売れますか?
売れます。ただし込み(金具・樹脂・鉄付き)は上真鍮から1〜3割ほど下がる目安です。外せる付物を外すほど上真鍮に近づき、手取りが上がります。難しい分別は査定側で対応します。

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