車のアルミホイールをスクラップに出すと、買取はほぼ「重さ×アルミの単価」で決まります。アルミの買取目安は1kgあたり150〜500円(2026年6月時点の目安・現地計量で確定・買取保証ではない)で、不純物の少ないアルミホイールはこの中でも高め。ただしタイヤ・鉄ウェイト・バルブが付くと減額され、磁石が強く付く鉄(スチール)ホイールは鉄くず扱い(目安40〜55円/kg)で数分の一になります。人気サイズや社外ブランドの4本セットは、溶かすより中古ホイールとして売る方が高い場合もあります。まず「アルミか鉄か」「中古で売れる価値があるか」を見分けるのが第一歩です。
アルミホイールはスクラップでいくら?(単価の考え方)
スクラップとしてのアルミホイールは、傷や歪みではなく「重さ」と「異物の有無」で金額が決まります。アルミの買取目安は150〜500円/kg(2026年6月時点・目安)で、アルミホイールは鋳造アルミ主体で不純物が少ないため、この中では高めの部類。タイヤ・鉄ウェイト・スチールバルブなどが付くとその分が引かれ、磁石が強く付く鉄ホイールは鉄くず(目安40〜55円/kg)に下がります。確定額は現地計量と当日単価で決まり、買取を保証する金額ではありません。
「結局いくらか」を先に整理します。下は状態区分ごとの買取単価の目安帯です。スチールくずと違い、アルミホイールは傷・歪み・腐食が金額にほとんど影響しません(溶かして再資源化するため)。効くのは重さと、鉄や樹脂などの異物が付いているかどうかです。
| 区分 | 買取単価の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| アルミホイール(タイヤなし・付物なし) | 約250〜500円/kg | バルブ・キャップ・鉄ウェイトを外した純アルミ状態。最も高い |
| アルミホイール(タイヤなし・付物あり) | 約200〜450円/kg | 鉄ウェイトやバルブが付いたまま。分別手間分を減額 |
| タイヤ付きアルミホイール | 本数買い(廃タイヤ処分費を差引) | 重量買いにならず、処分費を引いた固定額になりやすい |
| 鉄(スチール)ホイール | 約40〜55円/kg(鉄くず) | 磁石が強く付く。アルミの数分の一 |
単価はアルミ全体の目安150〜500円/kgの範囲で、非鉄金属の建値や為替で日々動きます。上表は「だいたいこの帯」を掴むための目安で、実際の額は現地計量+当日単価で確定します(買取を約束する金額ではありません)。アルミ全般の売り方・出し方はアルミの処分は捨てるより売る?もあわせてどうぞ。
サイズ×重量で概算する(4本セットの目安)
概算は「1本の重量×本数×kg単価」で出せます。アルミホイールの重量目安は13インチで1本4〜5kg、16インチで7〜8kg、18インチで9〜11kg。4本セットなら16インチで約28〜32kgです。ここに単価(目安250〜500円/kg)を掛けると総額の帯が見えます。実重量は同じインチでもデザインや幅で前後するため、下表はあくまで目安で、確定は現地計量です。
下は、タイヤなし・付物なしを想定し、単価の下側(300円/kg)と上側(450円/kg)で挟んだ4本セットの概算です。自分のホイールがどの帯かを掴む目安に使ってください。
| サイズ | 1本の重量目安 | 4本の重量目安 | 概算(300円/kg) | 概算(450円/kg) |
|---|---|---|---|---|
| 13インチ | 4〜5kg | 16〜20kg | 約4,800〜6,000円 | 約7,200〜9,000円 |
| 14インチ | 5〜6kg | 20〜24kg | 約6,000〜7,200円 | 約9,000〜10,800円 |
| 15インチ | 6〜7kg | 24〜28kg | 約7,200〜8,400円 | 約10,800〜12,600円 |
| 16インチ | 7〜8kg | 28〜32kg | 約8,400〜9,600円 | 約12,600〜14,400円 |
| 17インチ | 8〜10kg | 32〜40kg | 約9,600〜12,000円 | 約14,400〜18,000円 |
| 18インチ | 9〜11kg | 36〜44kg | 約10,800〜13,200円 | 約16,200〜19,800円 |
| 19〜20インチ | 11〜14kg | 44〜56kg | 約13,200〜16,800円 | 約19,800〜25,200円 |
付物ありなら上表からおおむね1割前後の減額、当日単価が目安帯の上限に近ければさらに上振れします。重量が読みにくいときは、実測1本の重さ×本数でざっくり当ててみてください。金額感を確かめたいときは、写真とサイズ・本数という同じ条件を揃えて2〜3社に見積もりを出してもらうと、目安帯のどのあたりに着地するかが見えます(確定額はどの業者でも現地計量で決まります)。
タイヤ付きのままでも売れる?外すと得?
タイヤ付きのままでも売れますが、金額は「本数買い(廃タイヤ処分費を差し引いた固定額)」になりやすく、アルミの重量満額にはなりません。廃タイヤの処分費は1本あたり約500〜1,500円が目安で、その分が買取額から引かれます。外す工具と手間があるなら、タイヤを外してホイール単体にした方がほぼ確実に得。外す手段がない・本数が少ない場合は、無理せずタイヤ付きのまま持ち込んでも構いません。
多くの人が迷う分岐です。タイヤが付いていると、業者側で廃タイヤを処理するコストが発生し、その分が差し引かれます。判断材料は「廃タイヤ処分費(4本で2,000〜6,000円目安)を、自分でタイヤを外す手間より重く見るか」です。
| 売り方 | 金額の決まり方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| タイヤなし(おすすめ) | 重量×kg単価(満額に近い) | 外す工具・手段がある/少しでも高く売りたい |
| タイヤ付きのまま | 本数買い(処分費を引いた固定額) | 外す手間・工具がない/本数が少ない |
自分で外す場合はビードを落とす工具が要ります。手間や工具代を考えると、少量ならそのまま売った方が結果的に楽で損も小さいこともあります。持ち込み前に「タイヤ付きの引き取り可否」と「処分費がいくら引かれるか」を業者に確認しておくと安心です。
これは鉄ホイール?アルミ?30秒の磁石チェック
「アルミだと思ったら鉄だった」は単価が大きく変わる落とし穴です。見分けは磁石ひとつ。ホイール本体の面に磁石が強く付けばスチール(鉄)ホイール=鉄くず(目安40〜55円/kg)、付かなければアルミホイール=アルミ単価です。純正スチールに樹脂ホイールキャップが被さっていると見た目で誤りやすいので、キャップを外して金属面で確認してください。数分の一の差になるため、出す前の確認が効きます。
- 磁石が強く付く → スチール(鉄)ホイール=鉄くず単価(目安40〜55円/kg)
- 磁石が付かない → アルミホイール=上表のアルミ単価
アルミホイールでも、バランスウェイトや一部の鉄インサート・バルブには磁石が付くことがあります。判別はウェイトやバルブではなく、ホイール本体(スポークやリム)の面で行ってください。マグネシウム鍛造ホイールなど特殊素材は別区分ですが、一般的な純正・社外ホイールはこの磁石チェックでほぼ判別できます。
曲がり・割れ・ガリ傷・1本だけでも売れる?
スクラップ買取なら、曲がり・割れ・ガリ傷・腐食・塗装剥がれがあっても金額はほぼ変わりません。溶かして再資源化するため、効くのは重さと異物の有無だけ。事故で潰れたホイールやセンターがひび割れたものも、アルミとして問題なく扱われます。1本だけ・2本だけでも売れますが、重量が軽い分だけ総額は小さくなるので、持ち込みの手間を考えるとある程度まとまってからが効率的です。
「中古では値が付かないと言われた」「歪んで使えない」ホイールこそ、スクラップ買取の出番です。中古ホイールとしてのリユース査定は真円度・リム欠け・ガリ傷で大きく減額されますが、スクラップは重量商売なので状態不問。曲がり・割れ・腐食で中古買取を断られたホイールも、アルミくずとして相応の額になります。逆に言えば、状態が良く需要のあるホイールは次章のとおり中古で売った方が高いこともあります。少量で持ち込むか出張で引き取ってもらうか迷う場合は、本数と保管場所(自宅前・アパート2階・倉庫など)を先に伝えておくと、業者側も人手や車両を手配しやすく段取りがスムーズです。
「中古ホイールとして売る」か「スクラップとして売る」か
アルミホイールは、溶かすスクラップより中古ホイールとして売る方が高くなるケースがあります。目安は「人気・現行サイズ」「社外ブランド(RAYS・BBS・ENKEI等)」「4本揃い」「歪み・大きな割れがない」「純正でも需要のある車種・スタッドレス付」。逆に、型落ちで需要が薄い・歪みや割れがある・1〜2本だけ・純正の不人気サイズは、中古値が付きにくくスクラップの方が現実的です。まず中古価値を確かめ、値が付かなければスクラップ、という順で判断すると取りこぼしません。
スクラップは「重量×単価」で下限が読める代わりに上限も重量で頭打ちです。一方、中古ホイールは需要が乗る分、状態と銘柄が良ければスクラップ額を大きく上回ることがあります。下のチェックで3つ以上当てはまれば、まず中古としての価値を確かめる価値があります。
| チェック項目 | 中古向き | スクラップ向き |
|---|---|---|
| 本数 | 4本揃っている | 1〜2本のみ/バラ |
| 銘柄 | 社外の人気ブランド・現行純正 | 不人気純正・銘柄不明 |
| 状態 | 歪み・割れがなく真円 | 曲がり・割れ・強い腐食 |
| サイズ需要 | 流通の多い定番インチ | 特殊・旧規格で需要薄 |
| 付属 | 使えるタイヤ・スタッドレス付 | タイヤなし・ボロタイヤ |
迷う場合は、中古ホイールとスクラップの両方を扱う業者に見てもらうのが早道です。古物商許可を持つ業者なら、中古価値のあるものは中古で、値が付かないものはアルミ・非鉄スクラップとして、同じ場で見比べた金額を出せます。判断に迷うホイールは、銘柄・インチ・本数・状態という同じ条件を揃えて中古買取店とスクラップ業者の両方に当たり、どちらが有利かを金額で比べるのが確実です。
なぜアルミの単価は毎日動くのか
アルミの買取単価は、最終的にアルミ地金の国際相場(ロンドン金属取引所=LMEなどの指標)と為替(円安・円高)、国内の非鉄建値や輸出市況で決まります。そのため「先週は上限近くだったのに今週は下がった」は普通に起こります。数十円/kgの動きを細かく狙うより、目安帯(150〜500円/kg)を把握し、計量と当日単価が透明な業者で売る方が現実的に得をします。単価はいずれも目安で、確定は現地計量です。
アルミは公開指標が存在する金属なので、まともな業者なら当日のkg単価を即答できます。相場が読みにくいときこそ、金額の根拠(当日単価と計量)を示せる業者を選ぶのが安全です。地域ごとの金属スクラップ相場の見方は福岡のスクラップ相場一覧も参考になります。
損しない売り方と業者の見分け方
アルミホイールは重量商売なので、計量と単価が透明かどうかがすべてです。目の前で計量を見せ、風袋引き(タイヤやパレットの重さを引く処理)を説明し、当日のkg単価を即答する業者なら、目安どおりの額で売れます。逆に単価を出さない・計量を見せない・「見てから決める」で濁す業者は避けるのが無難。付物や廃タイヤの処分費を事前に提示してくれるかも、後出し減額を防ぐ判断材料になります。
- 計量を目の前で見せてくれる(風袋引きの説明があるか)
- 当日のkg単価を明示する(「見てから決める」で濁さない)
- 古物商・産廃などの許可と取引記録があるか
- タイヤ付き・付物ありの引き取り可否と、引かれる処分費を事前に提示するか
福岡市7区と近郊(春日・大野城・那珂川・筑紫野・太宰府・糸島・久留米ほか)では、少量は持ち込み、重くて運べない・大量なら出張引き取り、と使い分けると効率的です。出張は最低数量や出張費の有無が業者ごとに違うため、条件を先に確かめておくと手取りの差が出ます。本サイトの方針や運営体制は運営者情報をご覧ください。
よくある質問
アルミホイールのスクラップ買取で多い疑問を整理します。要点は、金額は重さと異物で決まり傷・歪みはほぼ影響しないこと、タイヤ付きは処分費が引かれること、鉄ホイールは磁石で見分けられ鉄くず単価になること、そして人気銘柄・良好な状態・4本揃いなら中古で売る方が高い場合があることです。単価はいずれも2026年6月時点の目安で、確定額は現地計量と当日単価によります(買取保証ではありません)。
- Q. 傷や歪みがあると安くなりますか?
- スクラップ買取では、傷・歪み・腐食はほぼ金額に影響しません。溶かして再資源化するため、効くのは「重さ」と「異物の有無」です。中古ホイールとしてのリユース査定は別基準で、状態が減額に響きます。
- Q. タイヤが付いたままでも売れますか?
- 売れます。ただし廃タイヤ処分費(1本約500〜1,500円目安)が差し引かれ、本数買いになりやすいです。外す工具があるならタイヤを外した方がほぼ得ですが、少量なら付いたまま持ち込む選択も合理的です。
- Q. 1本だけでも売れますか?
- 売れます。ただし重量が軽いほど総額は小さくなります。持ち込みの手間を考えると、ある程度まとめてからの方が効率的です。
- Q. 鉄ホイールとアルミの見分け方は?
- 磁石をホイール本体の面に当て、強く付けばスチール(鉄くず単価)、付かなければアルミです。ウェイトやバルブには鉄が使われることがあるので、スポークやリムの面で確認してください。
- Q. 中古で売るのとスクラップ、どちらが高いですか?
- 人気銘柄・現行サイズ・4本揃い・良好な状態なら中古の方が高いことがあります。型落ち・歪み・1〜2本のみならスクラップが現実的です。まず中古価値を確かめ、値が付かなければスクラップの順が取りこぼしません。
- Q. 提示された単価が目安どおりか確かめる方法は?
- アルミは公開指標(LME・国内非鉄建値)がある金属です。当日単価を即答し、計量を目の前で見せる業者であれば、目安から大きく外れることはまずありません。
福岡でアルミホイールの売り先に迷ったら、中古で値が付くか・スクラップとして重量でいくらかを一度に見比べるのが近道です。タイヤ付き・付物あり・曲がりや割れのあるホイールでも引き取り自体は可能な業者が多いため、写真とサイズ・本数を揃え、同じ条件で複数社の金額を比べてください。最終額はどの業者でも現地計量と当日単価で確定し、事前に示される金額はあくまで目安です。