廃車時の自賠責保険の還付金はいくら?【2026年最新】計算方法・申請手順・必要書類





廃車時の自賠責保険の還付金はいくら?【2026年最新】計算方法・申請手順・必要書類

廃車手続きを終えた後、自賠責保険の解約手続きを行うと残存期間分の保険料が返戻される。この還付金(返戻金)を受け取らずに放置しているケースが少なくないが、残存期間が長ければ数万円になることもある。本記事では廃車時の自賠責保険還付金の仕組み、計算方法、残存期間別の返戻金早見表、申請手順4ステップ、必要書類、よくある注意点を2026年最新情報で解説する。

廃車時の自賠責保険の還付金は「保険料 × 残存月数 / 契約期間月数 × 所定の返戻率」で計算される。2026年4月時点の参考として、自家用普通車(24か月・1台あたり17,650円)の場合、残12か月で約8,400円、残18か月で約12,800円、残23か月で約16,200円が返戻される目安だ。申請先は加入している損害保険会社(代理店)で、廃車後に自分で解約申請をしない限り自動的には戻らない。廃車後2年(消滅時効)以内に申請が必要な点に注意が必要だ。

結論:自賠責保険は9��付は廃車後に保険会社へ申請・未経過月数分が還付1ヶ月単位で計算(端数切捨)。普通車2年契約で残り12ヶ月なら約12,000〜14,000円程度の還付です。
自賠責保険 還付の計算式・条件
項目 内容
還付対象 廃車・抹消登録後の未経過月数
計算単位 1ヶ月単位(端数切捨)
必要書類 自賠責保険証明書・廃車証明書(登録識別情報等通知書等)
申請先 加入していた損害保険会社
申請期限 明確な期限なし(保険期間中)
還付金の支払 銀行振込(申請から1〜2週間)
手続き手数料 無料
車種別 還付金額目安(残12ヶ月の場合)
車種 2年契約保険料 残12ヶ月還付
普通乗用車 約20,010円 約9,500〜10,500円
軽自動車 約19,730円 約9,500〜10,500円
原付二種(〜125cc) 約9,470円(2年) 約4,500〜5,000円
軽二輪(126〜250cc) 約9,440円(2年) 約4,500〜5,000円
小型二輪(251cc〜) 約11,520円(2年) 約5,500〜6,000円

※ 主要保険詳き先・解約日と廃車日のズレが発生した場合・代理人申請の必要書類は以下で詳しく解説します。

自賠責保険の還付金とは

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は車を所有・運行するために法律(自動車損害賠償保障法)で加入が義務付けられた強制保険で、車検ごとに保険料を先払いする仕組みだ。廃車(永久抹消登録または一時抹消登録)によって車が使用不能になった場合、残存期間の保険料は「解約返戻金」として保険加入者に返還される。自賠責の返戻金は自動的に振り込まれるわけではなく、廃車後に保険会社への解約申請が必要だ。解約返戻金の計算は短期率(月割り)に基づいており、残存期間が長いほど多く戻る。なお軽自動車・二輪車も同様の仕組みで返戻金を受け取れる。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいており、保険料改定や制度変更により実際の条件は異なる場合があります。最新の正確な情報は加入先の保険会社にご確認ください。

自賠責保険の返戻金は、廃車方法(永久抹消・一時抹消)を問わず申請できる。永久抹消の場合はそのまま解約申請を行い、一時抹消(再登録予定)の場合も保険の解約返戻金を受け取った上で、再登録時に新たに自賠責保険に加入する。

残存期間別の返戻金テーブル

自賠責保険の返戻金は残存月数と車種(車両区分)によって異なる。2026年4月時点の自家用普通車の保険料は24か月契約で17,650円(本土)が基準となっており、残12か月で約8,400円、残18か月で約12,800円の返戻が見込まれる。軽自動車は普通車より保険料が低く設定されており(24か月16,590円)、返戻金も若干少なくなる。二輪車(排気量251cc以上)の24か月保険料は13,640円で、これを基準に月割り計算する。保険料は定期的に見直されるため、正確な返戻金は加入先の保険会社に確認することを推奨する。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいており、保険料改定により実際の金額は変わる場合があります。

残存期間 自家用普通車(円)
24か月17,650円基準
軽自動車(円)
24か月16,590円基準
二輪車251cc以上(円)
24か月13,640円基準
備考
残1か月 約850 約790 約650 最低限
残3か月 約2,500 約2,350 約1,930 3か月分
残6か月 約4,850 約4,550 約3,740 半年分
残9か月 約7,050 約6,620 約5,450 9か月分
残12か月 約8,400 約7,890 約6,490 1年分
残15か月 約10,500 約9,870 約8,110 15か月分
残18か月 約12,800 約12,020 約9,890 残り約75%
残21か月 約14,700 約13,810 約11,360 残り約87.5%
残23か月 約16,200 約15,220 約12,520 ほぼ満期残存
注意

上記の金額は概算値です。自賠責保険の返戻金は「短期率」という独自の計算式が適用されるため、単純な月割り計算とは異なります。また、加入時の保険料(本土・離島・沖縄本島)や契約期間(25か月・37か月等の車検合算分)によっても計算基準が変わります。正確な返戻金額は加入先の損害保険会社または代理店に確認してください。

申請手順4ステップ

自賠責保険の解約返戻金を受け取るには、廃車手続き(抹消登録)を完了させてから保険会社に解約申請を行う。申請から入金までは通常1〜2週間程度かかる。廃車後2年以内に申請しないと消滅時効により返戻金を受け取れなくなるため、廃車手続きと合わせて速やかに保険の解約申請を行うことが重要だ。申請はインターネット・電話・窓口対応のいずれかで行える保険会社がほとんどで、郵送で書類を送るパターンが最も一般的だ。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいています。

1. 廃車手続きを完了させる: 運輸支局(またはOSS申請)で永久抹消登録または一時抹消登録を行い、「登録識別情報等通知書」または「抹消登録証明書」を受け取る。この書類が自賠責解約の必要書類になる。

2. 加入先の保険会社(代理店)に連絡する: 自賠責保険証書を確認し、引受保険会社に電話またはWebで解約の申し込みをする。「廃車による解約(中途解約)」であることを伝える。

3. 必要書類を提出する: 保険会社が指定する書類(下記の必要書類テーブル参照)を郵送または窓口で提出する。書類の不足は手続きの遅延原因になるため、事前に確認しておく。

4. 返戻金の振込を確認する: 書類到着後1〜2週間程度で指定口座に振り込まれる。振込通知書・保険解約証明書が届いたら手続き完了。

必要書類テーブル

自賠責保険の解約(廃車による中途解約)に必要な書類は、主に「廃車を証明する書類」と「保険契約書類」「本人確認書類」の3種類だ。廃車業者(スクラップ業者・解体業者)に車を引き渡した場合は、業者が代行して抹消登録手続きを行うケースが多く、その場合は業者から抹消登録証明書・一時抹消登録証明書を取得して保険会社に提出する。保険会社によって必要書類が異なる場合があるため、申し込み前に確認することが重要だ。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいています。

書類の種類 内容 取得先 備考
自賠責保険証書 加入中の自賠責保険の証書(原本) 車検証と一緒に車内に保管 紛失の場合は再発行が必要
抹消登録証明書
または一時抹消登録証明書
廃車手続き(抹消登録)が完了したことを証明する書類 運輸支局・廃車業者 永久抹消:登録識別情報等通知書、一時抹消:一時抹消登録証明書
本人確認書類 運転免許証・マイナンバーカード等 自分で用意 法人の場合は法人確認書類(登記簿謄本等)が必要
振込先口座情報 返戻金の振込先銀行口座(通帳のコピーまたはキャッシュカードのコピー) 自分で用意 保険証書の記名被保険者と同一名義が原則
委任状(代理申請の場合) 本人以外が申請する場合の委任状 保険会社の指定書式 代理店・廃車業者が代行申請する場合に必要
廃車業者が代行してくれる場合

廃車を依頼した業者が自賠責の解約手続きも代行してくれるサービスを提供している場合があります。ただし代行手数料が発生することもあるため、自分で手続きしたほうが返戻金を全額受け取れるケースがあります。業者に依頼する場合は「返戻金が自分に直接振り込まれるか」「代行手数料はいくらか」を事前に確認してください。

注意点

自賠責保険の返戻金に関する注意点として、最も重要なのは「廃車後2年の消滅時効」だ。廃車手続き(抹消登録)が完了した日から2年以内に解約申請しないと、法律上の時効によって返戻金を受け取れなくなる。また、自賠責の証書を紛失している場合は再発行に時間がかかるため、廃車手続き前に保険証書の所在を確認しておくことが重要だ。さらに、自賠責保険と任意保険(自動車保険)は別物であり、それぞれ別途手続きが必要な点も見落としやすいポイントだ。これらの情報は2026年4月時点の最新データに基づいており、保険料改定や制度変更により実際の条件は異なる場合があります。最新の正確な情報は加入先の保険会社にご確認ください。

注意点 詳細 対策
消滅時効2年 廃車後2年以内に申請しないと返戻金受取権が消滅 廃車手続き完了後、速やかに保険会社に連絡する
証書紛失 自賠責証書を紛失した場合、再発行が必要で時間がかかる 廃車前に保険証書の保管場所を確認。紛失時は保険会社に相談
任意保険との混同 任意保険(自動車保険)の解約は別途必要。両方の手続きを忘れずに 廃車手続きのチェックリストに任意保険・自賠責の両方を記載する
廃車業者への確認 廃車業者が自賠責の解約を代行すると言った場合、返戻金の行き先を確認 「返戻金は自分名義の口座に直接振り込んでもらう」旨を明示する
名義変更前の廃車 保険の記名被保険者と廃車名義が異なる場合、手続きが複雑になる場合がある 保険会社に事前相談。名義変更手続きが必要になることも
軽自動車の返戻金なし 軽自動車税の月割り還付はない(普通車と異なり年税のため) 軽自動車は自賠責・重量税の返戻金のみ受け取れることを認識する

よくある質問

廃車時の自賠責保険還付金に関するよくある質問を2026年4月時点の最新情報をもとに解説する。計算方法・申請タイミング・消滅時効・代行手続きなど、実際に手続きを行う際に迷いやすいポイントを中心にまとめた。制度や保険料は定期的に見直されるため、最新情報は加入先の保険会社に確認することを推奨する。

廃車後、自賠責保険の還付金はいつまでに申請すればよいですか?

廃車(抹消登録)の完了日から2年以内に申請が必要です。2年を過ぎると消滅時効により返戻金を受け取れなくなります。廃車後は速やかに保険会社に連絡することを強くお勧めします。なお、2年以内であれば途中で催促しなくても申請できますが、忘れないよう廃車手続きと同時進行で進めるのが最善です。

廃車業者に車を引き渡した場合、自賠責の解約は自分でやる必要がありますか?

廃車業者が自賠責の解約手続きを代行してくれる場合もありますが、返戻金が適切に本人の口座に振り込まれるかを事前に確認することが重要です。業者によっては代行手数料を差し引いた金額しか受け取れないケースもあります。返戻金を全額受け取りたい場合は、自分で保険会社に直接申請することを推奨します。

自賠責保険の証書を紛失した場合はどうすればよいですか?

加入先の損害保険会社または代理店に連絡して再発行を依頼してください。再発行には車検証のコピーや本人確認書類が必要です。再発行には数日〜2週間程度かかる場合があります。証書番号(保険証書に記載)がわかると手続きがスムーズです。再発行が完了してから解約申請を行ってください。

自賠責保険の返戻金と任意保険の解約返戻金は別ですか?

はい、別物です。自賠責保険(強制保険)と任意保険(自動車保険)はそれぞれ別の保険会社・代理店との契約で、解約手続きも別々に行う必要があります。廃車時はこの2つの解約手続きを混同しないよう注意してください。任意保険の解約返戻金(未経過保険料の返戻)も別途申請が必要です。

還付金はいくら戻りますか?具体的な計算方法を教えてください。

自賠責保険の返戻金は「保険料 × 未経過期間の短期率」で計算されます。単純な月割りではなく、残存期間が長いほど返戻率が高くなる逓増式の短期率が適用されます。例えば自家用普通車(24か月17,650円)で残12か月の場合、約8,400円が目安です。正確な金額は加入先の保険会社に問い合わせることで確認できます。

軽自動車を廃車した場合、自賠責の返戻金は受け取れますか?

はい、軽自動車でも自賠責保険の返戻金は受け取れます。2026年4月時点の軽自動車の自賠責保険料は24か月16,590円(本土)で、残存期間に応じた返戻金が計算されます。なお軽自動車税(種別割)は年税制度のため、自動車税のような月割り還付はありませんが、自賠責と重量税の返戻は普通車と同様に手続きできます。

一時抹消登録(再登録予定)の場合も自賠責の返戻金をもらえますか?

はい、一時抹消登録でも自賠責の解約・返戻金申請が可能です。一時抹消後に再登録する際は、改めて新しい自賠責保険に加入する必要があります。一時抹消中は車の使用ができないため、自賠責の空白期間が生じますが、これは問題ありません。再登録時に必ず新規加入してください。

まとめ

廃車時の自賠責保険還付金は、残存期間が長いほど多く、残12か月以上あれば普通車で8,000円以上が戻ることもある。申請先は加入先の損害保険会社(代理店)で、廃車後2年以内に自分で解約申請する必要がある。廃車手続き完了後は速やかに保険会社に連絡し、証書紛失・任意保険との混同・業者代行の落とし穴に注意しながら手続きを進めることが大切だ。

この記事のまとめ
  • 自賠責保険の返戻金は廃車後に自分で解約申請しないと自動的には戻らない
  • 普通車(24か月17,650円)で残12か月なら約8,400円、残18か月なら約12,800円が目安
  • 廃車後2年で消滅時効。廃車手続きと同時進行で申請するのがベスト
  • 必要書類は自賠責証書・抹消登録証明書・本人確認書類・振込先口座情報
  • 任意保険(自動車保険)は別途解約手続きが必要。混同しないよう注意

更新ポリシー: この記事の自賠責保険料・返戻金は保険料改定のたびに見直しを行い、最新の参考価格に更新します。法令・制度変更時も速やかに修正します。

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