溶接機の買取相場|型番別の値付け早見と得な売り先

まず30秒で判別 ― あなたの溶接機はどの種類?

価格は最初に「種類」で大きく分かれます。銘板(本体に貼られた金属/シールのプレート)と見た目で、自分の機種がどれかを当ててください。種類が分かれば、次の早見表で目安にたどり着けます。判別に迷っても、メーカー名・型番を控えて査定に伝えれば目安は案内できます。

溶接機の種類 早わかり(見た目・銘板での見分け方)
種類 見た目・特徴 銘板の手がかり 値の傾向
エンジン溶接機 エンジン付き・大型・キャスター/防音箱。発電もできる 「ENGINE WELDER」「GAW/DLW/DGW/EGW」等 最高クラス
TIG溶接機 細いトーチ+ガスボンベ。デジタル表示が多い 「TIG」「VRTP」「DTM」「inverter」 高い
半自動(MIG/MAG/CO2) ワイヤ送給装置・四角い箱型。200Vが多い 「MAG」「MIG」「CO2」
被覆アーク(手棒) 溶接棒を挟むホルダ式。シンプル 「ARC」「交流アーク」 中〜下
小型インバーター・家庭用 持ち運べる小型・100V電源 「100V」「SUZUKID/Arcury」「育良」 下〜中

判別に迷っても問題ありません。銘板のメーカー名・型番・電源表示(100V/200V・単相/三相)を控えて査定に伝えれば、その場で目安を案内できます。

あなたの溶接機はいくら? 型番別の値付け早見

買取は「種類×メーカー型番×動作」でほぼ決まります。下表は中古市場の買取相場をもとにした目安レンジです(出典:電動工具高く売れるドットコム・ヒカカク/2026年6月時点・参考)。自分の機種に近い行で当たりを付けてください。同じ型番でも動作と付属品の有無で評価は上下します。

溶接機 買取目安 早見表(種類・代表メーカー型番別/2026年6月時点・参考)
種類 代表メーカー・型番例 状態 買取目安(参考)
エンジン溶接機(業務・防音/兼用) デンヨー DLW・DAT/新ダイワ DGW・EGW 動作良好・低使用 3万〜30万円超
エンジン溶接機(小型ガソリン) デンヨー GAW-150ES/新ダイワ EGW190M-I 動作可・標準 1.5万〜7万円
TIG溶接機(デジタル・業務) ダイヘン VRTP-300/DTM-200P・パナソニック 動作良好・付属品あり 4万〜24万円
TIG溶接機(小型・空冷) ダイヘン TIG MINI 200P・育良 ISK-LT・マイト工業 動作可 3万〜10万円
半自動・インバーター(三相200V・業務) ダイヘン/パナソニック 動作良好・付属品あり 3万〜15万円
半自動(単相200V) ダイヘン MAG/パナソニック 動作可 1.5万〜10万円
被覆アーク(手棒) ダイヘン BS300M ほか各社 動作可 5,000円〜6万円
小型インバーター・家庭用(100V等) SUZUKID Arcury/育良 ISK-Li160A 動作可 3,000円〜6.5万円
不動・付属品なし 各社 要修理/部品取り 値が付くことあり(要査定)

同じ型番でも「動くか」「付属品(トーチ/ワイヤ送給装置/ガス調整器/ケーブル)がそろうか」で評価は上下します。完品(付属品が一式そろう状態)は高価買取に直結し、製造10年以内・低使用ほど上振れします。人気メーカーの三相機・エンジン機は海外需要で値崩れしにくいのが特徴です。表示はあくまで目安・参考で、最終金額は現物査定で確定します(買取保証ではありません)。

エンジン溶接機が高い理由 ― 発電機を兼ねるから

エンジン溶接機が中古で特に高く売れやすいのは、溶接電源と発電機を1台で兼ねるからです。電源のない現場でそのまま溶接でき、同時に電動工具やTIG機・プラズマ切断機を動かせる機種もあるため、建設・配管・解体の現場で需要が途切れません。デンヨー・新ダイワ(やまびこ)の防音型・インバータ機が中古市場の人気を集めます。

エンジン溶接機の出力・電源タイプ(公式仕様の例)
タイプ 代表機・出力の目安 交流電源(発電機として)
小型ガソリン(単相中心) 新ダイワ EGW135:DC40〜135A/デンヨー GAW-155ES:定格140A 単相100V(おおむね1.8〜3.0kVA級)
中型ガソリン・単相3線 新ダイワ EGW185M-IST:185Aクラス 単相3線200V(TIG機・プラズマ切断機も駆動)
大型ディーゼル・三相対応 新ダイワ DGW300M:DC35〜280A/デンヨー DW・DATシリーズ 単相+三相を装備する機種あり(上位は三相15kVA級)

つまり「溶接もできて発電もできる」点が評価され、動くエンジン機は型番次第で十万円超の査定例も珍しくありません(例:新ダイワやデンヨーのエンジンTIG機で十数万〜30万円規模の買取実績が公開されています/出典:トレードウェルダー・ヒカカク/2026年6月時点・参考)。出力(A・kVA)が大きく、単相3線や三相に対応する上位機ほど評価が上がりやすい傾向です。仕様はメーカー公式(デンヨー/新ダイワ(やまびこ))の銘板・カタログで確認できます。

業者・ヤフオク・スクラップ、一番得な売り先はどれ?

結論:動く人気メーカー機は「専門の出張買取業者」が最短かつ高くなりやすいです。重量があり梱包・発送が難しい溶接機は、ヤフオク/メルカリの個人売買は手間とトラブルが大きく、スクラップ(鉄くず)扱いは最も安くなります。

溶接機の売り先 比較(向き・不向きの目安)
売り先 高さ 手間・スピード 向いているケース
専門の出張買取業者 ◎ 高い ◎ 連絡→出張査定→即現金 動く機種・重量機・複数台・不動品も相談可
工具リサイクルショップ(持込) ○ 中 ○ 自分で運ぶ必要 運べる小型機・近所に店がある
ヤフオク/メルカリ(個人売買) ○〜◎ 高いことも △ 梱包・発送・クレーム対応が重い 小型・梱包できる・手間を惜しまない人
スクラップ(鉄くず処分) × 最安 ○ 手放すだけ 完全に値が付かない・急ぐ処分

大型・三相のエンジン溶接機は数十kg〜100kg超になり、個人発送はほぼ現実的ではありません(送料が高額・破損リスク・「動かない」クレームの対応負担)。出張査定なら運搬・引き取りまで無料が一般的で、査定額がそのまま手取りになります。複数の業者で相見積もりを取ると、提示額の妥当性を自分で判断できます。

動かない・古い溶接機でも売れる ― 捨てる前に査定を

電源が入らない不動品・付属品なしでも、買取対象になることが多いです。トランス・基板・トーチ・ケーブルに部品需要があり、人気メーカーの三相機・エンジン機は海外輸出でも需要があるためです。鉄くず処分にする前に、まず査定が得策です。

状態別の扱い(考え方の目安)
状態 よくある原因 評価の考え方
動くが旧型 長期使用・モデルが古い 実働+海外需要で値が付きやすい
電源が入らない・不動 基板/トランス/配線不良 修理前提・部品取りで評価
付属品が欠品 トーチ/ケーブル/送給装置の紛失 本体は評価、欠品分のみ減額
サビ・汚れ 屋外保管・経年 軽く清掃すると印象が上がる

不動品は無理に動かそうとせず、そのままの状態で査定に出すのが安全です。「動く/動かない」「付属品の有無」を正直に伝えると査定がスムーズで、信頼にもつながります。

高く売る3つの準備(やるほど上がる)

準備で査定額は変わります。やることは「動作の確認」「メーカー・型番・付属品をそろえる」「相見積もり」の3つだけ。これだけで提示額が数千〜数万円動くこともあります。

  1. 動作を確認する ― 電源が入るか・アークが安定して出るかを見て、正直に伝える(最重要の加点ポイント)
  2. 情報と付属品をそろえる ― 銘板でメーカー・型番・電源方式(100V/200V・単相/三相)を控え、トーチ・ケーブル・ワイヤ送給装置・ガス調整器・説明書を集める
  3. 相見積もりを取る ― 工具・溶接機・建機・海外販路に強い業者を2社以上で比較する

査定の流れと必要書類(カンタン)

流れは「連絡 → 現物査定 → 金額提示・合意 → 本人確認 → 入金・引き取り」。必要なのは主に本人確認書類だけで、自動車のような名義変更・印鑑証明は不要です。

溶接機 買取の必要書類(目安)
項目 個人 法人
本人確認書類(運転免許証等) 必要 担当者の本人確認
本体・銘板(型番確認) 必要 必要
付属品(トーチ/ケーブル等) あると加点 あると加点
振込先口座情報 必要 必要
登記事項証明書・会社情報 求められる場合あり

本人確認・取引記録の作成保管は古物営業法にもとづく義務です。リース中・第三者所有・出所が不明確な機械は取引できない場合があります。出張査定を頼む前に、提示が「買取額のみか・回収費を差し引いた後か」と「キャンセル時の費用の有無」を確認しておくと、当日のすれ違いを防げます。当社は運営者情報で公示のとおり古物商許可を受けて運営しています。

よくある質問

Q. 電源が入らない・動かない溶接機でも売れますか?
はい、買取対象になることが多いです。トランス・基板・トーチ・ケーブルなど部品需要があり、人気メーカーの三相機・エンジン機は海外輸出の需要もあるため、不動・ジャンクでも値が付くことがあります。捨てる前にまず査定を。
Q. 半自動・TIG・エンジン溶接機、どれが一番高いですか?
電源不要で現場に強く、発電機も兼ねるエンジン溶接機(動作良好)が最も高くなりやすく、次いで高精度のデジタルTIG機。半自動は流通量が多く中位、小型の家庭用アーク機は下位の傾向です。いずれもメーカー・型番・動作・付属品で変わります。
Q. どこで売るのが一番得ですか?
動く人気メーカー機は工具・建機に強い専門の出張買取業者が高くなりやすく、運搬も無料が一般的で手間が少ないです。重量のある溶接機はヤフオク等の個人発送が現実的でなく、鉄くず処分は最安です。
Q. 査定や出張に費用はかかりますか?
査定・出張は無料が一般的で、買取が成立する動作品は運搬・引き取りも無料、査定額がそのまま手取りです。不動・処分のみは内容により回収費が発生することがあるため、提示が「買取額のみか・回収費差し引き後か」を事前にご確認ください。
Q. 付属品(トーチ・ケーブル)がないと売れませんか?
付属品がなくても買取は可能ですが、欠品分は減額になります。トーチ・アースケーブル・ワイヤ送給装置・ガスレギュレータ・取扱説明書がそろうほど加点されるため、可能な範囲で集めてから査定に出すと有利です。
Q. リースやレンタル中の溶接機は売れますか?
原則として売れません。リース・レンタル中や第三者が所有する機械は、所有者でない方からの売却が古物営業法上できないためです。所有関係が不明確な場合は、まず契約・所有者を確認してからご相談ください。
Q. 表示の目安価格は必ずもらえる金額ですか?
いいえ。表示はすべて目安・参考(2026年6月時点)で、買取保証ではありません。最終金額は現物査定で確定し、メーカー・型番・動作・付属品・電源方式・市況で変動します。

溶接機と一緒に発生しやすい機械の売り方は 建機・重機の買取・査定コンプレッサーの買取 もご覧ください。鉄くず・金属相場は 福岡のスクラップ相場一覧、運営方針・お問い合わせは 運営者情報 に集約しています。

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