結論:雑線(被覆付き銅線)は、混ぜたまま売ると一番安い「雑線」価格でまとめ査定されます。福岡の2026年6月時点の目安は、被覆を剥いたピカ線が1,500〜1,700円/kg、被覆付きの雑線(VA線・家電線など)が400〜600円/kg。銅建値が過去最高水準(約2,100円/kg)の今は、剥かずに持ち込むだけでも例年より高く売れる時期です。価格は相場変動・銅の含有率・現地計量で確定します。
雑線の買取価格【福岡・2026年6月の目安】
まず「いくらになるか」を先に置きます。下表は福岡エリアの目安レンジです。kg単価は銅建値と含有率(歩留まり)で日々動くため、確定額は現地計量での査定になります。
| 種類 | 状態 | 買取目安(円/kg) | 銅含有率の目安 |
|---|---|---|---|
| ピカ線(剥き線) | 被覆を剥いた純銅線 | 1,500〜1,700 | 99%以上 |
| 1号雑線 | 太い被覆付き電線 | 500〜700 | 40〜60% |
| VA線・VVFケーブル | 住宅配線の被覆付き | 450〜600 | 約30〜45% |
| 2号雑線 | 中径の被覆付き | 350〜500 | 30〜40% |
| 家電線(細物) | 家電コード類 | 350〜500 | 20〜35% |
| 3号雑線 | 細い被覆付き混合 | 200〜350 | 20〜30% |
| 通信・LAN・同軸 | 銅が細く少ない | 40〜150 | 5〜20% |
目安レンジです。実際の単価は当日の銅建値・含有率・量・状態で変わり、現地計量で確定します。参考:JX金属 銅建値/日本電線工業会。
今は「高く売れる時期」――銅相場が過去最高水準だから
雑線の単価は、純粋に 「銅建値 × 含有率(歩留まり)」 で決まります。2026年6月時点の国内銅建値は約2,100円/kg前後と歴史的な高値圏。つまり同じ雑線でも、相場が安かった頃より単価が上がっています。剥いていない雑線でもこの恩恵を受けるため、「とりあえず溜めて様子見」より、まとまったら早めに売る方が有利になりやすい局面です(相場は変動します)。
一番もったいないのは「混ぜて売る」こと
査定で損をする最大の原因は、種類を混ぜて1袋にしてしまうことです。ピカ線・並銅・雑線が混ざっていると、業者は安全側に見て一番安い「雑線」単価でまとめて査定することがあります。下の手順で「分けるだけ」が、最も手間対効果の高い増額策です。
持ち込み前の3ステップ(剥かなくてもできる)
- 種類で分ける:剥き線(ピカ線)/太い電線/細い家電線・通信線の3つに分けるだけで、それぞれ正しい単価で計量されます。
- 異物を外す:プラグ・端子・鉄金具・テープを外すと含有率(歩留まり)が上がり単価に反映されます。
- まとめてから持ち込む:少量を何度も売るより、ある程度たまってから一括の方が査定が安定しやすいです。
剥く(ピカ線化)べきか、剥かず売るべきか
「全部剥けば高い」は、量と時間によっては成り立ちません。判断材料を置きます。
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 少量・細い家電線が中心 | 剥かずにそのまま | 細線は剥く手間に対し増額が小さい。時間の方が高くつく |
| 太い電線がまとまった量 | 剥いてピカ線化を検討 | ピカ線は雑線の約3倍単価。太物ほど剥く価値が出る |
| 大量・継続的に出る | 業者に相談(剥かず一括も可) | 含有率を見て剥く/剥かないの最適点を一緒に判断できる |
剥く場合はワイヤーストリッパーや電工ナイフを使い、銅を傷つけないよう被覆だけを除きます。被覆を焼いて剥くのは大気汚染防止法に抵触し、買取も断られます。絶対に行わないでください。
よくある質問
剥いていない雑線でも買い取ってもらえますか?
はい。被覆付きのまま買い取れます。含有率に応じた雑線単価での計量になります。剥く時間がない場合はそのまま持ち込んで問題ありません。
少量でも持ち込めますか?
少量でも対応可能ですが、単価は量・含有率・当日の相場で変わります。まとめてからの方が査定は安定しやすいです。
表示価格より安くなることはありますか?
あります。表は目安レンジで、異物の混入・含有率の低さ・相場の下落で前後します。最終額は現地計量で確定します。
福岡で雑線・銅スクラップを売るなら
当社は福岡で古物商許可を取得し、スクラップ買取を行っています。雑線は剥いていない状態でも、種類が混ざっていても受付可能で、その場で計量・査定します。量や種類が分からない段階のご相談だけでも構いません。買取の対応エリア・持ち込み方法・査定の流れは、運営者情報・お問い合わせページからご確認・ご連絡ください。
この価格目安は銅の国際相場に応じて定期的に見直しています。最終更新:2026年6月15日。