結論:福岡県内の鉛・亜鉛買取は、2026年6月時点で純鉛が1kgあたり約200〜240円、亜鉛が約220〜250円、車用の鉛バッテリーが約90〜112円が目安です。価格はLME(ロンドン金属取引所)相場・ドル円・純度・形状で日々動くため、下の目安表で当たりを付け、最終額は現地計量で確定します。「だいたいいくら?」を3秒で確認したい方は、まず次の相場表をご覧ください。
福岡の鉛・亜鉛 買取単価の目安(2026年6月)
福岡県内のスクラップ業者の公開単価をもとにした目安レンジです。持込(倉庫納入)を基準とし、税込・付き物なしの想定。実際の金額は相場変動と現地計量で確定します。
| 品目 | 買取単価の目安(円/kg) | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 純鉛・鉛管・やわらかい鉛 | 約200〜240 | 不純物が少なく最も高い |
| 鉛錘・漁網おもり・シンカー | 約160〜180 | 釣り具・船舶系で発生 |
| 活字鉛・鉛(下) | 約130〜150 | 合金・はんだ混じり |
| バランスウェイト(ホイール用) | 約40〜60 | 鉄クリップ付きは減額 |
| 亜鉛(付き物なし)・亜鉛メガネ | 約220〜250 | ダイカスト・亜鉛板 |
| トタン(亜鉛メッキ鋼板) | 鉄スクラップ扱いが主 | 母材が鉄のため鉄相場に準ずる |
| 鉛バッテリー(車用) | 約90〜112 | 相場上昇でUP対象の業者も |
| バイク用・シールド(密閉)型 | 約50〜60 | 小型・軽量 |
| ハイブリッド車用・フォークリフト用 | 約60 | 取扱条件は要確認 |
※上記は2026年5〜6月時点の福岡県内業者の公開単価レンジをまとめた目安です。LME相場・ドル円・純度・形状・不純物混在で変動し、確定額は現地計量で決まります。出典:福海商事 買取価格表/楢崎商事 買取価格表(いずれも福岡県福岡市・2026年5月更新)。
なぜ鉛・亜鉛は「固定価格」が出せないのか(相場の読み方)
鉛・亜鉛の買取価格は、国内業者が独自に決めているのではなく、世界基準のLME相場を起点に逆算されます。だから「今日の正確な1円単位」は計量時まで確定しません。仕組みを知ると、いつ売ると有利かが見えます。
価格が決まる流れ(4ステップ)
- LME(ロンドン金属取引所)で鉛・亜鉛のトン単価が決まる
- ドル円レートで円換算する
- 純度・形状・不純物で「歩留まり」を割り引く
- 業者の運搬・選別コストを差し引いて買取単価が出る
2026年6月初旬のLME水準は、鉛が約1,990ドル/トン(約315円/kg)、亜鉛が約3,480ドル/トン(約550円/kg)。亜鉛は鉛より地金価格が高い局面ですが、買取単価は「付き物・メッキ・不純物の有無」で大きく変わるため、地金価格そのままにはなりません。相場が上向きのタイミングほど、まとめて出すより早めに計量してもらう方が有利になりやすいのが実務感覚です。出典:鉛価格の推移(世界経済のネタ帳)/亜鉛価格の推移。
あなたの鉛・亜鉛はどのグレード?(高く売るための見分け方)
同じ「鉛」でも、純度と付き物で単価は数倍変わります。手元のものがどれに当たるかを先に見極めると、目安表のどこを見ればいいかが分かります。
鉛のグレード早見
| 見た目・発生源 | 分類 | 目安単価帯 |
|---|---|---|
| 柔らかく曲がる・鉛管・防護板 | 純鉛(高) | 高い(約200〜240円) |
| 釣りのおもり・船のシンカー | 鉛錘 | 中(約160〜180円) |
| はんだ混じり・活字・合金 | 鉛(下) | やや低(約130〜150円) |
| 鉄クリップ付きホイール用 | バランスウェイト | 低(約40〜60円) |
亜鉛のグレード早見
| 見た目・発生源 | 分類 | ポイント |
|---|---|---|
| ダイカスト部品・亜鉛板 | 亜鉛(付き物なし) | 付き物を外すほど高い |
| トタン屋根・亜鉛メッキ鋼板 | 鉄+亜鉛メッキ | 母材が鉄のため鉄相場で評価 |
高く売るコツ:ネジ・鉄・プラなどの「付き物」を外せる範囲で外し、種類ごとに分けておくこと。混在のまま出すと低い方の単価に引っ張られます。判断に迷う混合物は、無理に分けず現地で見てもらう方が安全です。
持込と出張、どちらを選ぶ?(判断の分かれ目)
「自分で運ぶ」か「来てもらう」かで手取りが変わります。重量と運搬手段で判断できます。
| こんな時 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 少量(〜数十kg)・車に積める | 持込 | 運搬費が引かれず単価が最も活きる |
| バッテリー多数・重くて運べない | 出張・回収 | 積込の手間と労災リスクを回避 |
| 事業所で継続的に発生する | 定期回収の相談 | 計量・台帳・支払いを定例化できる |
鉛バッテリーは1個あたり10〜20kgと重く、酸液漏れの危険もあります。数が多い・運搬が不安な場合は無理に運ばず、出張・回収を相談するのが現実的です。
取引前に知っておく法令と本人確認
鉛・亜鉛スクラップの買取は、古物営業法と廃棄物処理法の枠組みで行われます。買取時には本人確認書類(運転免許証など)の提示を求められるのが通常で、これは盗難品の流通を防ぐための正規業者の証でもあります。鉛は鉛中毒、バッテリーは希硫酸のリスクがあるため、素手での長時間取扱いや破損品の放置は避けてください。安全な取扱いは正規業者に任せるのが確実です。
よくある質問
Q. 1個だけの鉛バッテリーでも買い取ってもらえますか?
業者により1個から持込可のところがあります。少量は持込が単価面で有利です。重い・数が多い場合は出張回収を相談してください。
Q. 価格表より安くなることはありますか?
あります。付き物(鉄・プラ)の混在、汚れ、酸液漏れ、不純物が多い場合は減額されます。逆に、種類ごとに分別し付き物を外すと目安レンジの上限に近づきます。
Q. トタンは亜鉛として高く売れますか?
トタンは亜鉛メッキ鋼板で母材が鉄のため、基本は鉄スクラップとして評価されます。亜鉛単価がそのまま付くわけではない点に注意してください。
Q. いつ売るのが得ですか?
LME相場が上向きの局面が有利になりやすいです。長くため込むと相場下落リスクもあるため、ある程度たまったら早めの計量がおすすめです。
福岡で鉛・亜鉛を売るなら
当店は福岡を拠点に、鉛・亜鉛をはじめとするスクラップの買取・回収を行っています。グレード判定・計量・本人確認まで正規の手順で対応し、目安額の確認から現地計量による確定までをサポートします。種類が混ざっている・量が読めない・運搬が難しいといったケースもまずはご相談ください。
鉛・亜鉛スクラップの買取・回収のご相談は、お問い合わせ窓口(about)からお気軽にどうぞ。品目・おおよその量・福岡県内のエリアをお知らせいただくと、目安と進め方をご案内します。確定額は現地計量で決定します。
本記事の価格は2026年6月15日時点の目安です。相場は日々変動し、確定額は現地計量によります。LME・国内相場の出典は本文中リンクをご参照ください。